2008年2月3日日曜日

「気づき」をつくるコミュニケーション

コーチングで重要なのは、「教える」ことでなく、「気づかせる」である。
現在のコミュニケーションもこれと同じ考え方をとるべきではないのか。
「浸透」「認知」というような押し付け型ではなく、「自分に必要なものであることを発見させる、気づかせる」そういう技術が重要である。
ツーウェイ型コミュニケーションでは、相手が見えてきているだけに「気づき」をつくることが可能なのではないか?経験メディアは、まさしく経験することで「発見」「気づき」を作るメディアである。クチコミとは他人の「発見」「気づき」を共有することである。
イギリスのコミュニケーション・コンサルティング会社であるネイキッド社が考えるコミュニケーションの階層構造は、「ワンウェイ」「ツーウェイ」「経験メディア」「クチコミ」でできており、彼らはこの順に消費者に密着したコミュニケーションができると考えている。
こ枠組みで考えると、「ワンウェイ」以外はすべて、「発見」「気づき」をつくるコミュニケーションだといえる。「発見」「気づき」とは”共感”である。エモーショナルな思い入れをつくることが肝要になっている。

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