2011年1月30日日曜日

ノルウェイの森文庫版(上)

とうとう文庫本まで買ってしまった。
映画には描かれないあったエピソード:しゃべり方の話、突撃隊、グレートキャツビーのこと、火事の話、描かれなかったところにも村上春樹がある。何を生かし、何を捨てるかは難しい。
哀切なこと
セリフに個性がある
空気感
映画では国維寮が登場

2011年1月29日土曜日

井上ゆかりトリオ

1/28野毛の「ドルフィー」にて。
ピアノが結構ファンキーでいい。なかなか作曲が上手という印象。

映画「ノルウェイの森」

やっと見に行った。映画館はガラガラ。
直子と緑のイメージがちょっと違ったり、思いのほか暗いイメージ(確かに小説自体は暗いトーンなのだが、個人的には暗い感じをあまり感じていなかった)、だったりするのだが、全体を通して集中して見れたのだからよかったのだろうと思う。
個人的には霧島れいかさんのギター弾き語りの「ノルウェイの森」がよかった。この短いシーンを聴きに、もう一度映画に行きたいくらいだ。

今週の外食

(火)夕:映画の前に@渋谷「七志ラーメン」、(水)昼:松花皿弁当@会社近く、(木)夜:「弥平」@野毛→「ドルフィー」withマカオ帰りのN、(金)練習の前に角煮定食。エンターテイメントの多い一週間でした。

2011年1月22日土曜日

「流跡」朝吹真理子

読んでいる最中に芥川賞が決定。
不思議な小説である。詩のようなたたずまいでもある。
言葉の選択が古い言葉をうまく織り交ぜて不思議な効果を醸し出している。
芥川賞の作品を読んで、もう少し考えたい。
確かに、そんじょそこらのひとではない。

京都 冬のぬくもり

夏に続いて読む・・・・。冬は食べ物中心。ガイドとしてはいまいちか。

今週の外食

(月)ほっけ焼き魚@いつものぶりきや、(火)夜:帯広豚丼、道玄坂、渋谷にしてはちゃんとした上品な豚、(木)昼:秋田料理屋で鯖となすの煮つけ、夜:「大安」でぶり塩焼き、牡蠣焼き、たらぽんず・・・うまい!、(金)昼、鴨なんばんそば@曼殊院そば、夜:クロックムッシュ@YAMATOYA

2011年1月16日日曜日

愛と同じくらい孤独

サガンが40歳のころのインタビューをまとめたもの
・心地よい仮面:スピード、海、真夜中、輝くすべてのもの、黒いすべてのもの、堕落させ、だからこそ自分を発見させてくれるすべてのもの
・私はいつも行きすぎたことが好きです
・私は自分をまじめに考えすぎる人が嫌いです
・人は自分たちの輪郭をはっきりさせることによって安心感を得ているようです
・よく非難されるのは、私の登場人物が世界の諸問題とは無関係である
・<声>を持っている作家がいる
・庶民なんてありません
・つらいのは精神的に搾り取られることです
・かんじたり、理解できたりすることができる人たちのうちで半分でも、自分の身の回りの出来事に目をやりさえすれば、もしかしたら世の中は少しは変わるかもしれません
・自分の確信の中にでんと構えている人はいやです
非常にヒューマンな人、ニュートラルな人、偏見のない人といえるかもしれない。

今週の外食

(木)夜:新橋居酒屋、ビール→ウイスキー→黒糖焼酎→ワイン、(金)昼:長崎ちゃんぽん

2011年1月9日日曜日

海岸は笑顔




真冬とは思えない暖かな日差しに恵まれた日曜。片瀬海岸で日差しを楽しんでいる人たちは一様に幸せそうだ。道路は渋滞。お店はどこも満員。ホノルル食堂も満員で、昼ご飯は茅ケ崎汐見台のいつものラーメン屋は混んでいたので、斜め向かいの初めて入る店「湘虎鼎」で定食を食べる。おいしい。メニューが多い。料理自慢とみた。今日は茅ケ崎往復で50.64K。いつもの柳島までのサイクリング道は今日は富士山に向かって走るコース。今日は途中で引き返したが、気持ちがいい。いい午後だ。

2011年1月8日土曜日

ショパンの生涯

画才に恵まれた
勤勉家というよりも頭が良かった
天性のパロディ好き、風刺精神、鋭い眼力
すぐれた役者になれる素質
人柄の魅力、軽やかさ、機知にあふれた会話
曲に標題は不要
ピアノ音楽<オペラ、交響曲という風潮
和音の中に色彩を見、不協和音の中に未知なる価値を発見した
アイデアの豊かさ
カプリス(きまぐれな望み)
*ピアノの詩人、あるいはピアノに一生をささげた
*しかし、ショパンの人生が70年あれば交響曲もオペラも作っていたのだろうと思う

今週の外食

(水)昼:今年一食目、有電ビル地下の中華屋で卵+きくらげ炒め&餃子、食べ過ぎ、(金)夜:渋谷「神座」で小チャーシュー、やれやれなスタート

2011年1月4日火曜日

駆け上がる人、降りた人

・駆け上がる勢いがある人:いきものががり
・降りて自由になっている人:いしいしんじ
中間の降りることも、駆け上がることもできない中途半端な人。しかし生きるためには仕方ないのよね。
メジャーデビューとは、マスの動かし方を見つけた人のこと

花粉症の影響

ここ4年間の花粉症の影響
<花粉症前の最終サイクリング日>
2007年:2/4
2008年:2/17
2009年:1/18
2010年:2/14
<再開日>
2007年:5/4
2008年:4/26
2009年:4/5
2010年:4/4
この結果を見ると、2月中旬~3月いっぱいはダメということですね。
1月はしっかり走っておきなさいということか。

いきものがかり

ストレートで、
未来があって、
熱いハートがあって、
やさしい気持ちがあって、
人の気持ちを感じられる繊細さがあって、
着実さがあって、
エネルギーがあって、
そして謙虚さ。
昨年一番心を揺さぶられた曲「ありがとう」

今年の初乗り





なまったカラダに鞭打って、とりあえず立石公園までのつもりでスタート。今日は風も少なく快調。
立石公園までは軽く到着して、水仙の花を撮影。横須賀でハンバーガーを食べるつもりで林から横須賀側へ山越え。この道の山越えは楽なコース。しかしお店はお休み。自衛隊の船も潜水艦も正月休みなのか、いつもよりたくさん停泊しているように思う。こういうことなのか?
結局追浜まで戻って、追浜2丁目の「九州ラーメン一夢庵」で炭焼きチャーシューラーメンをいただく。もともとおいしいチャーシューを更にラーメンに乗せる前に人あぶり、その他にも隠し味も入っておいしい。しかし、もはやチャーシュー6枚はもてあまし気味。なさけない。850円也。
今日は一周で58.18K。結構走ったもの。

横浜夕景



1/2そごう12F「シーガーディアンⅡ」から。
ハイネケン+ナッツ。4時過ぎか?
早い時間のバーはまだガラガラ。ちょっと一休みにはいい場所。

2011年1月2日日曜日

ショパン~鍵盤のミステリー

ノクターン、スケルツォ、エチュード、バラード、即興曲、マズルカ、プレリュード、ポロネーズ、パルカローレ、ソナタ、ワルツ、などショパンの代表的な楽曲について、CDを付けて解説をし、特徴的なところは楽譜をもって解説するといういい試み。
ショパンを取り巻く環境、曲の魅力の技術的な種明かし、そして感覚的に訴えかける「何か」、ショパンを聴くことを深めてくれる一冊。
・テンポ・ルバート:わずかなタイミングのずれが、旋律に表情を与える
・ショパンの美意識
・ほのかな濁り=非和声音
・誰もがひきたくなる美しい曲、ひとびとのこころに浸みるものを作り出すヒットメーカー

「ショパン」遠山一行

文庫ながら充実したショパンの伝記、解説となっている。写真も多く、資料としてもいい。
・自分の内面を他人にあまり明かすことがなかった
・同時代のロマン派の音楽家の中でも例外的な存在
・オーケストラを扱うことで、自分の音楽に現れたロマンチックな思いや表現性を断ち切らねばならない
・演奏会でショパンを弾く時は練習しすぎない
・音によって思想を表現する芸術
・あまりに繊細な美の世界
・精神と肉体に宿るニヒリズム
・サンドに保護されたいという本能
・無意識の天才
・ショパンの音楽ほど完ぺきなものはない
・ショパンの内面には他人には伺い知れぬ一つの世界がある

元旦、2日とも美しい富士


自宅近くの公園から撮影。18倍ズーム。
冬の富士。