2009年2月28日土曜日

玉置と石原

今週のびっくり!。
ドラマのある人生を送ることが出来るのも才能かもしれない。
純愛なのか、はたまた捨て猫同士がくっついたということなのかわからないが、こういうドラマが自分の人生にもあってもいいなと感じさせるものはある。
平凡な日常の幸せを・・・、というのとは別の生き方がここにはある。

今週の外食

(木)昼:ベルビーの斜め前の回転寿司屋さんの海鮮丼600円。こんな一等地でこんな値段で値段で頑張っている。今週は昼に会議があったり花粉症なので、外出はこれだけ。寂しい一週間です。

2009年2月21日土曜日

2009.2.20

新しい、ヤマハのアルトサックス(62)を購入。
レッスンの時間に先生に3台を試奏していただき、ジャズを目指すということもあり選んでいただく。
プロの先生に楽器を選んでいただくということでありがたいこと。
素晴らしい買物。

プロフェッショナルの原点

ドラッカーの本は経営書というよりも、経営哲学書という印象。
・強みでないことをする必要はない
・問題が何であるかを拙速に決めてしまうことは愚かなこと(拙速と迅速)
*リーダーシップ論の多くが迅速な意思決定を論じていることへの反論。その通りである!トップとは迅速な意思決定が出来るものが有能であるとするのは乱暴で愚かな議論だ。材料もない中での迅速な判断とは単に経験に基づく”勘”による判断である。”勘マネジメント”ということか。
・知識をベースとする新産業は、どこまで知的労働者をひきつけ、とどまらせ、やる気を起こさせるかにかかっている
*若くて有能な人をどう企業はひきつけるか真剣に考えるべき。企業を利用してステップアップしていこうとする人間にいいようにされないことも大切
・知識あるものは理解される責任がある
*傲慢であってはいけない
・多くの領域で並み以上、いくつかの領域で有能、ひとつの領域で卓説していること
・人のマネジメントとは人の強みを発揮させることである
・組織は多様性を必要とする
・人事では完璧を期す
・成果をあげるものは自分自身であろうとする
・トップの仕事とは今日とは違う明日を作ること
・問題ではなく、機会に焦点をあわせる
*問題点を突っつくのは簡単だ

今週の外食

(水)夜:山手、ビビンバ+生ビール、(金)昼:神保町「七條」にてエビフライ、カキフライ、生ビール、今週の昼の唯一の贅沢、今週のお昼は忙しくて4日連続お弁当、まあ花粉のせいもあるけど、反動で金曜の昼はビール

2009年2月18日水曜日

素敵なものに気づかないとき

素敵なものが見えないとき、気づかないときは残念である。
中川の醜態・辞任で溜飲を下げているようなとき、心は寂しい。
追われている、ストレスがある・・・・、ゆとりのない心。
そんな風に時間を無駄遣いするのはもう惜しい。
素敵なものが見えるか、見えないか、それが心のゆとりやバランスのバロメータ。

2009年2月16日月曜日

やっと一冊目の教科書が終わる

やっと一冊目の終りが見えてきた。
やっと、全ての音がならせることにめどがついてきた。
まだ、こんなものだ。
先生いわく、またこの教科書をはじめから復習するという。
それなりに飛ばして、たぶん達成感を与えて進めてきていただいたので、ありがたい授業だ。
まだまだ先は長い。
でも、第一コーナーは曲がったかもしれない。

新しいアルトサックスを注文する

2/13、ヤマハの62を注文する。先生いわくプロも使っている素晴らしい楽器とのこと。今の楽器を使いはじめてまだ1年にも満たないが、充分僕をアルトサックスになじませてくれ、好きにさせてくれてとても感謝している。
来週には、何台かの62の中から先生に選定していただいて僕の新しい相棒が誕生する。
今日はしっかりいま使っている楽器を磨いた。こういう感覚はもしかしたら小学生のとき、新しいグローブを買ってもらい、毎日クリームを塗ってメインテナンスをして以来のことかもしれない。
いよいよ、一生ものの相棒との生活が始まる。

「レバレッジ・マネジメント」本田直之

「レバレッジ」といういい言葉を見つけていい商売をしているという印象。
昔からの真理をいい言葉を見つけて表現しなおしているだけではないか。
「朝は創造的、夜はネガティブ」というのはありきたり。「効率本位のデシジョンは朝、思考・熟慮は夜」と思うのだが。

2009年2月15日日曜日

「モデル失格」押切もえ

花粉症もありあまり元気のない日曜に読む。全体はポジティブシンキングに満ち溢れた本。トップモデルにも関わらず、NHKの英語番組にチャレンジした気持ちが伝わる。トップモデルだけれどそれなりの苦労を経てきていることが強くさせている。本物のプロだ。
・安室奈美恵の「Don't wanna cry」
・やりたいことを100個書いてみる→なりたいことが見える
・感性だけはどんなときも腐らない

2009年2月14日土曜日

今週の外食

(月)昼:表参道でれんこんの包あげ、(火)昼:鉄板焼き(ロイヤルパーク)、夜:マヌエル鮟鱇鍋ほか、(木)昼:イタリアン(パスタ+サラダバー、出色のサラダバー)、(金)昼:ロコモコ、今週は充実した一週間でした。

2009年2月12日木曜日

世界潮流の読み方

「世界潮流を読む」とは大変なことである。寺嶋実郎さんもそういうことができる一人かもしれないが、この著書の元エコノミスト誌編集長の作者ビル・エモット氏はすごい人物である。「世界を読む」というのはこういうものの見方をするのだという、“目からうろこ”が満載である。気になったフレーズを記す。
・不動産を購入すればアメリカの居住者は誰でも政府から多額の補助金が出る(これはファクト)
・日本の世帯は収入の10~15%を食品にあて、中国では30~40%になる、すなわち、一般的に中国人の方がインフレに怒りを覚えやすい
・アジアは中国、インド、日本とアメリカのバランスが微妙になりつつある
・中国や韓国にとって歴史問題で日本を守勢に回すことは極めてたやすい(こういう風に考えるべきなのか)
・最低賃金制度の実施は雇用を減らす可能性がある
・数年かけて消費者物価や一般賃金の上昇を上回る率で、計画的かつ地道に最低賃金を引き上げていけば、消費拡大をもたらし、雇用への打撃を緩和する(この論はとりわけ素晴らしく、”目うろこ”である。日本でこれが出来るのはやはり優秀な官僚しかいないのか)
・可能なら市場で、必要なら国家で
・日本の成長モデル:製品と部品の貿易の自由化/多額の投資に対処するため国内預金を増やす/国内市場での競争/政治的・社会的安定/教育/輸出を増進するための安価な為替相場の維持
・アメリカでの国家全体のアイデンティティは”多様性”にある・・・だからオバマ
・物事が間違った方向に進むと、アメリカ人は本能的に再生や刷新、変革を求めようとする(そんな素晴らしい人たちなのかとは思うけれど・・・)
・イギリスでは取締役会が、法律によって企業の利益を長期的に守ることを義務付けられている
・ダミング・ダウン(知的水準の低下)の時代

2009年2月11日水曜日

ポルトガル風あんこう鍋

四ツ谷にマヌエルのたぶん今年の冬からの新しいメニュー。
あんこうとあさりとたまねぎとパプリカを煮込んだもの。銅のお鍋が美しい。スープはこの材料からだけではつくれないと思われる濃厚な味わい。
そのあと食べたたこ雑炊もおいしかった。

2009年2月8日日曜日

映画「モンパルナスの灯」

生涯絵が売れず貧乏暮らしだったモディリアニを描いた映画。
晩年生活苦から、プライドを捨て、愛する妻のためにスケッチを1枚5フランでカフェのテーブルからテーブルへ断られても断れても売り歩くモディリアニはあわれだ。芸術はいかにも厳しい。
幻を見て表通りにフラフラ出て、行き倒れる。
生前「死んだあとには君の絵は売れる」といっていた画商モレルは、店でモディリアニをみつけ、行き倒れて病院で彼が死ぬのを見届けて、死んだことをまだ知らず、売れて喜ぶ妻に売却を交渉する。
何とも凄みのあるラスト。
伝記だとこの後妻は窓から飛び降り自殺をするのだ。

映画「モンパルナスの灯」②

ゴッホの言葉。
「この夏みつけた色を表現するために飲むんだ」

2009年2月7日土曜日

映画「モンパルナスの灯」

主役のジェラール・フィリップの言葉。
「傘は嫌いなんだ、空を隠すから」
映画だしね、何気なくこんなセリフが出てきたら怖いかもね。

冬の富士山

2/6新幹線の午前中、京都から東京へ向かう途中で。見事な景色だったので、あわててカメラを取り出して撮影。朝からビールを飲んで脱力していたのが目が覚める。
冬でもなかなかこんなに見事な日は少ない。

19:30の京都駅で地下鉄の一日乗車券をくれた女性

2/4新幹線で京都に着いて、地下鉄の切符売り場で「もう使い終わったので、これ、使ってください」と、20代の後半だろうか、若い女性が地下鉄の一日券を渡してくれた。
突然のことで、あっけにとられながらも「ありがとう」とお礼だけ、かろうじて言って地下鉄の一日券をもらった。
ただ、それだけの一瞬のことで、そのカードで京都駅~丸太町間を乗ったのだが、小柄ですっとした美人だったことで、妄想は限りなく広がる。
平日の19:30の新幹線京都駅ということなのだから、一日京都で遊んで東京に帰るんだろうか。会社を休んでのOLの日帰りの気まぐれ旅行か?そういえば、昔、自分もズル休みして、鎌倉に行ったりしたこともあるし。この時間で東京に帰れば、明日の仕事に差し支えないよね。
で、昼はどこで食べたんだろう。ひとりで寂しくなかったのかな。もしかして、はじめは彼と来たけど、途中でケンカした?そんなことはないか。
9時の新幹線で東京を出て、11時半に京都駅に着き、12時には「なかひがし」でかまどで炊いたご飯をいただいたのだろうか?
そのあとは地下鉄の一日券を持っているんだから、修学院離宮や二条城を回って、四条で軽い夕食をいただいて新幹線に乗ったんだろうか?
妄想は広がる。
冬の一日、こんな若い女性の平日の日帰りの旅も美人ならお似合い。
京都の一日でリフレッシュできたのだろうか。おいしいものは食べたのかな。一人で寂しくなかったんだろうか。おみくじは小吉ぐらいはもらえたんだろうか?風のように去っていた女性の一日をあれこれ考えてしまう。
あの時、代わりに何か差し上げられれば良かったんだけどね。まあ、そんな気が効いた事が出来れば、また違った人生が歩めてただろうね。

緒方拳のことば

桃井かおりがいわれた言葉。
「人間としてはどうでもいいから、俳優として優れろ」
すごい言葉である。この言葉で桃井かおりはああなったとのこと。
緒方拳はちゃんとした人のようで、すごいことを言う。

今週の外食

(水)昼:あこう鯛の塩焼き、夕:駅弁、その後熊野神社前のbarでビール、ウイスキー、カマンベール、(木)昼:ねぎ焼きのやまもとで、スジが入ったねぎ焼き、夜:中華麺の鍋(桜橋)

熊野神社前「ZAC BARAN」



柳月堂はもう閉店近く、熊野神社前のYAMATOYAは、京都駅→地下鉄で丸太町→タクシーで熊野神社前と来てみたら何とお休みなのか、閉店後なのか、そんなはずはないが、開いていないので、はじめて「ZAC BARAN」に入る。ジャズバーのようだが、軽めのジャズが流れていて、パブのような、料理も飲み物も充実したお店。
9人席がひとつ、4人席が7つ、2人席がひとつで、あとはカウンター席が6席、京大のお膝元だから、席を見ると学生さんグループ客向きだが、別段安いわけではない。
ピアノとドラムがあるから時々ライブもあるのだろう。
朝4時ごろまでやっているようなので便利ではある。店の子が可愛ければいいのだけれど。
さっきまで、仕事の話で緊迫して話していたのが、うそのよう。音楽とギネスとハーバーで心の洗濯。

ねぎ焼きのやまもと

堂島クロスウォーク店で初の「ねぎ焼き」。もちろん、すじ入り。1150円。緑のねぎがたっぷりで、フワフワしていて、しょうがが効いてて、レモンでさっぱりしてて、こんにゃくの触感が面白く、なかなかのものでした。十三のお店がこの味だとは信じられないが。

「拵える」という言葉

「喋々喃々」の中で見つけた言葉。何かおかずを作るときに使ったと思うのだが、その端正な感じがなんとも美しかった。もちろんおいしそうなのはいうまでもないけれど、「拵えた」ものは、きっと美しい器に盛られて、いいたたずまいで食卓にあるんだろうなと思わせる言葉である。

駅前旅館に泊まるローカル線の旅

筆者はほぼ同年代。駅前旅館に目をつけるとは渋すぎ。面白いところに目をつける人がいるものだ。僕自身は山陰に撮影旅行に行ったときに下関駅で23時ごろに岡山からの特急はとで下関に着いて、駅前旅館に泊まったことがあるが、きっとそれ一回しかないと思う。
蒸気機関車は75年に日本では全廃とのこと。同年代に鉄道ファンが多いはずである。
そして、現代の駅前旅館は「東横イン」となった。近所のおばちゃんが支配人で、おにぎりとお味噌汁は無料でロビーで食べられる。駅前旅館の機能は今も必要とされていると言うことだ。

アクト青山

2/5に76歳で亡くなった渥美国泰氏が創設した演劇集団。79年立ち上げ。確かTの友人(新幹線で一緒に年末に3人で帰った)が所属していて、誰と見に行ったのか、一人で行ったのか、今は世田谷に稽古場があるが、その頃は御贔屓にしていた外苑前に稽古場兼スタジオ?があって、見に行った記憶がある。内容は何も覚えていないが、面白いとは思わなかったのだろう。その後も演劇だけはほとんど縁がない。

冬のシルエットの美しい樹木







2/4梅の花


2009年2月4日水曜日

「喋々喃喃」小川糸

「喋々喃喃」というタイトルにひかれて読んだ。
いい味なのだが、恋愛話が少しレアで、凡人はスジを追ってしまう。
情けなや。
「苔tp歩く」みたいにもっと坦々としていて欲しかったけど、
仕方ないか。
タイトルにやられました。

2009年2月1日日曜日

須賀敦子全集1

慈しむように読みたい文章。
深い経験と思索によってつづられた文章。
静かで、古い匂いがする、古書店のような懐かしいか匂い。
周囲の人たちへのやさしいまなざし。
一人の人間について書くときの気持ちの奥まで理解しようとする筆致の優しさ、的確さ。
最後のいくつかのエッセイは雑誌ミセスに掲載されたものだが、各回一人の人間を書いているのだが、それは見事で、想いの深い文章である。
また、これは「コルシア書店・・・」の中の文章だが、”自分が夫人のベッドを占領していて、・・・・・・・・に気付いたのは、二日後に葬儀が済んでからだった。”
深い深い悲しみを須賀さん自身が経験して体得させられたやさしさだということに気付かされる。
”お金もないのに、家具もないのに、本の話ばかりして”
何度か出てくるこのフレーズにははっとさせられる。こんなに本に対して純粋であることはないよね。
シェラール・フィリップについて書いている文章は、この人もいい男は好きなのだと思うことができてホットさせられる。
さて解説は池澤夏樹。須賀を”完全に異国に生まれなおした人”と表現する。そして、須賀はなによりも”よりよく生きよう”とした人”だという。
何とイタリアとミラノを深く生きた人だろう。

中山うり

”みゅーじん”で知る。
美容師にして、アコーディオンを弾きながら歌う。
声質がふわっとしていると言うか、アコーディオンの音質に合う。
「夢を売る男」という曲が良かった。