2008年2月11日月曜日

シベリア鉄道


NHKBSでやっていた番組。シベリア鉄道でロシア各地を訪ねて、昔のソ連時代にNHKが撮影した映像と比較もしながら、今のロシアの息吹を見ていこうというもの。一回目を見逃して残念だが、中ソ国境での両国民の商取引やロシアの先住民族の暮らしなど興味深かった。
しかし、「シベリア鉄道」というタイトルから、もっと鉄道ファン向きの番組を期待したが、それは全く裏切られた。
車・衣類など様々なものが中国からロシアに流れる。ロシアの市場なのにオーナーは中国人。ロシアの農地で働く中国人。物資は鉄道で人間の手で運ばれるものも多い。香港から中国本土にモノが流入していた頃のようだ。ロシアから中国に持ち込まれるものもあるようだったが、概ね中国の、中国人のしたたかさやバイタリティが目立った。同じ社会主義下にあり、中国はそしてまだ社会主義下にあるのに、この違いは何なのだろう。国民性の違いか?いかにも商売人の目をしている中国人と、素朴な農民の目のロシア人、そんなことが印象に残った。
それにしてもロシアの女性は綺麗だ。さすがにバレエの国。ハバロフスクの街も美しい。この20年ほどで生まれ変わったそうだ。一度行って見たい街。

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