2008年2月3日日曜日

何といっても青山通り

しゃれてて、開放的で、新しいものが青山通りにはあった。
まずはオンサンデーズ:おそらく青山に来るようになったきっかけはこのお店のはず。その当時は日曜だけあいてて、こういう名前だった。武蔵小金井の田舎から日曜日に出てきていたのだ。雑貨や文房具や絵葉書や、およそ必需品でないもので心躍るものがたくさんあった。絵葉書は今も残っているものもある。ポップということを教えてくれた店。僕にとっては東京生活ではじめに出会った大切な店。
シルバーマグ;オープンは980.7.4とのこと。たぶん、オンサンデーズに行くときに見つけた店だろうと思う。当初は昼間もやってて喫茶店だった記憶がある。カフェバーブームのはしりのような店。たくさんあったインポートビールを楽しんだ。「ヌードビール」なんていうのもあったっけ。ラベルの女性のブラジャーを爪ではがすと、ヌードになるというカウンターでの遊びになる気のきいたパッケージだった。雨のときの斜めにつくられたガラス窓の雨だれが印象深い。亡くなったFさんを思い出す。
パイドパイパーハウス:骨董通りにあった輸入レコード店。この店はその当時の僕には全く無理な店で、知らないレコードばかり並んでいたが、そのお店の雰囲気出店に通った。だからいつもジャケ買い。社長をしていた岩永正敏さんの「輸入レコード商売往来」にお店の様子は詳しい。この本によると、開店は75年11月。このお店はずいぶん前になくなった。
大坊珈琲店;30g、100ccというような感じでコーヒーをお願いするスタイルは昔も今も変わらない。青山通りをあちこちうろうろして疲れるとこのお店でコーヒーを飲んだ。変化の激しい青山でコーヒーだけのお店がずっと続いていることがうれしい。
ブルックスブラザーズ:79年に青山にできた一号店。毎月一本ずつネクタイを買っていたじきがありました。ブレザーは高くて手が出なかったが、1万円はしなかったネクタイなら手を出せた。自分がレベルアップした気分になっていたのかもしれない。
オレンジハウス;雑貨屋さん。ここでずいぶん買い揃えた記憶があります。今はないお店。
紀ノ国屋スーパーマーケット:帰りに珍しい食材を買い込んでいたお店。高いから余り変えなかったけど、ずいぶん楽しまさせてもらいました。
そういえば、アクト青山という演劇集団の稽古場?も神宮球場に行く方にありました。確かMの友人が所属していた劇団。
青山ベルコモンズも既にありましたね。
タベルナ:スペイン料理のお店。ここでパエリアを覚えた。
まだ、忘れ物があるかもしれないけど、見つかったら「編集」しますね。
今も続いているお店がたくさんあるのがうれしい。
青山という場所の雰囲気は関西にはないものだと思った。会社が引っ越して青山経由で通えることになるのがうれしい。

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