2008年7月31日木曜日

みちくさウィーク

3日続けてのみちくさ。(火)渋谷でイシバシ楽器とハンズ。ハンズでメガネを買う。(水)銀座、山野楽器だジャズサックスの楽譜とDVD購入、その後とんかつ繁。そして今日(木)原宿。じゃんがらラーメンでこぼんしゃん+卵→オシュマンズ(Tシャツ購入)→渋谷まで歩いてABC、タワー。ちょっといい感じです。

深夜特急3

この巻はインド。”これがインドっていうわけさ”というよりも、もっとインドの現実は重かった。
悲惨も滑稽も崇高も卑小も全てがあるカルカッタを、香港以来の熱狂でうろつきまわった。香港では影だと思っていたものはカルカッタでは眩しいくらいの光にみえるほどだった。残飯を漁る老女、ねずみの大群、小額の金で体を売ろうとする7,8歳の少女。絶望的だ。
その後、ブッダガヤ、アシュラム、カトマンズを経てたどり着いた聖地ベナレスは死の匂いがする街だった。無秩序な街、そして迷い込み一日半死体焼き場を眺め続けて沢木は病に伏す。まるで焼かれた死体にあたったかのように。そして命からがらデリーにたどり着く。
それにしてもインドの列車の乗り方の話は過酷だ。荷物棚で寝るほうがいいというのはどういうことなのか?想像がつかない。沢木は観察力で旅をしている。
しかし、ナマステ(こんにちは)とは綺麗な言葉だ。

とんかつ繁

久しぶり(10年以上ぶり)にとんかつ繁に行った。しょうが焼き、カツ重がなく、ロースカツ定食1000円をいただく。相変わらずいい味でした。これで1000円ならいいところです。おばさんは健在でした。主人は息子さん?
ここのとんかつはずいぶん食べました。昼も夜もお弁当も。最も食べたお店か?

2008年7月30日水曜日

成夏のひまわり

平日の散髪に自転車で行く。
小学校の校庭のひまわり。外壁に沿って週十本?
小学校は今も昔も夏はひまわり。
成夏です。

本棚の整理②

実は本棚の整理は自分自身の整理であった。
本棚は自分の世界、その時々で自分が選択してきたものなのだ。その世界をを眺める、確認するという作業だ。
捨てたものもある。それは今の自分には不要なものだからだ。
整理することで、もう一度読み直して、そのときの選択を見つめなおしたいものもある。新しく何かを付け加えるという作業をするのかもしれない。
さて、並べなおしたものを眺めて、新しい世界が見えてくるか?

深夜特急2

マレー半島を南下する旅は、香港・マカオに比べると熱に浮かされることのない旅だったようだ。
一言で言えば、香港の猥雑さ、マカオのカジノのスリルといった強い刺激が不足しているということか?
バンコクでは、“誰にあっても胸が熱くなることがない”と感じ、何もない街に行ってみたいと列車を降りたチェムポーンという街も魅力は感じられず、ペナンは少し長居をしたが、それは宿が面白かったからにすぎない。首都のクアラルンプールにも着いてすぐ“何かが足りない”と感じて、足早に次を目指す。そして、シンガポールにも。
それは、ずっと香港の影を求めていたからだったのだろう。マレー半島の魅力は香港とは違うスケールで感じるべきはずのもの。刺激の強い香港のあとでは感じにくい類のものだったのではないか?行ったことがないからわからないけど。
・「金がない」といいながらも、私はあくまでも贅沢なことをしている人間である・・・という自覚
・目的地を決めずにバスに乗り、適当なところで降り、そこから歩いて宿まで戻ってくる・・・という旅
・行きたいところに行き、食べたいものを食べ、見たいものを見る、心残すことなく、急がずの旅
こんなフレーズが心に残った。読むのにスピードがついてきた。
しかし、この人は踏み込んだ人間関係をつくれる人だと感じた。もっとすごいのは小田実だったが。

2008年7月28日月曜日

深夜特急1②

「身を任せる旅」あるいは「旅に身を任せる」そんな言葉が浮かんだ。
香港という街に身を任せる。マカオのカジノに身を任せる。そしてつかの間の人間関係に。
偶然に任せる。おぼろげなゴールを持ちながらも、プロセスを最大限楽しむために、身を任せる。
人間力を試す旅だったともいえる。

深夜特急1(香港・マカオ)

インドからヨーロッパまで乗り合いバスで行くというのが、沢木耕太郎“深夜特急”であるが、香港・マカオ篇はその前哨戦。その割には長い滞在。
沢木は香港は軽く通過のつもりだったが、香港を思いのほか刺激的と感じ、熱で浮かされたように香港中をうろつく。「毎日が祭り」の香港。光だけでなく、へたをすればそれよりも多い影がある香港。混沌の香港にはまり、長逗留になる。そういう要素が香港にはあったかもしれないと思いつつ、もうできないなとも思う。そういえば、そういう街をあてどもなくうろつきたくなる感覚は広州にもあった。“日がたつにつれて、身が軽くなるような気がする”という感覚も長い自由な旅に出るとそういう感覚になった遠い昔の記憶を思い出す。
スターフェリーもよかった。特に夜。逆にホテルの最上階からスターフェリーが運航される内海?を眺めおろすのもすばらしかった。また香港に行ってみたくなった。過ごしやすい季節でないとしんどいが。

2008年7月27日日曜日

これで400

よく続いてます。
自分が今、感じたことを残しておこうという気持ちがあるのと、昔の記憶、昔の感動を今のうちにたどっておこう、掘り起こしておこうということの二つかもしれない。
一方で、ブログにもかかわらず人に見せたい、反応が欲しいということは一切ない。だから、完全に自己満足の状態。
それにしてもよく書くことが続くものだと思う。1日2件は書いている勘定になる。
昔感動したこともこれによって少しずつ呼び起こされてくる感じだ。そろそろ、全てを紙に出力して、概観してみてもいいかもしれない。

パトリック・コールフィールド

マチスの古いカタログを引き出していたら、コールフィールドのカタログが出てきた。82年の3-4月に銀座の西村画廊の展覧会で見た。その頃、西村画廊には時々足を運んでいた。
パトリック・コールフィールドは1936年ロンドン生れ。チェルシー・アート・スクール、次いでロイヤル・カレッジ・オブ・アートに学び、英国ポップアートを代表する画家となる。
色が好き。クールな感じ。わかりやすい感じ。
あの頃好きだったのと、今でも変わりない。
2005年9月に亡くなったとのこと。

本棚の整理

本棚がジャンルがぐちゃぐちゃで、ずっと気になっていたのを一念発起で整理した。
・村上春樹
・村上春樹翻訳もの
・その他翻訳もの
・海外名作系
・日本文学
・詩(散らばっているものを集めてみると、結構一段分ぐらいになった)
・音楽・料理
概ねこんな分類であるが、翻訳ものが多いのにはびっくり。
村上春樹以外の日本の新しいものは、池澤夏樹、江国香織、沢木耕太郎、須賀敦子ぐらいしかない。相当偏ってるのかしらん。

仏像を彫る

以前、NHKの教育TV?で、”仏像を彫る”というのをやっていて、妙に心に残った。木の中から顔が現れ、自分の腕次第で素晴らしい顔になる。番組は連続ものの、もうかなりあとの方だったし、毎週見えそうもなかったので、それっきりになっていたが、気なっていた。
ひょんなきっかけで、そんなことを思い出し、DVDがないかと調べてみたら、あるある・・・。何でもあるものですねえ。
ということで、とりあえず、そのときのテキストだけ買ってみました。
絵心がないのは昔からだけど、昔から、彫刻刀で木を掘るのは結構好きだった。
しかし、これ以上趣味が増えるのはヤバイ。特にサックスを始めたばかりだし。
しばらく、本だけ楽しむことにします。

マチスの赤

マチスの「赤」について、webから声を拾ってみました。

・マチスの赤は独特の深い色合い。絵の背景が赤、というのがとても目についた気がします。そこに黒い線でラインが描かれていると、ほんとうに「あーこれマチスだよね」という感じ。色そのものが、すでに彼のスタイルなんですね。
・本物の赤は、印刷やwebでは絶対に感じ取れないと思った。いろんな赤があった。情熱の赤ではないし、情念でも、炎でもない、幸せの赤なのだろう。いい赤だった。
・色彩のダンス マティスの作品は,赤,青,白,黄,黒,緑と様々な色彩(いろ)がダンスをしている。その中でも,最も魅惑的なのは独特の「赤」色である。一言で「赤」といっても,様々な色合いがある。現在,国立西洋美術館で開かれている「マティス展」には,ポンピドゥーセンターをはじめとする世界各地から,多数の名作が集められており,様々な「赤」を堪能できる。「ルーマニアのブラウス」(#66(本展覧会の作品番号))や「夢」(#67)では,神社の鳥居で見られるような鮮やかな朱色,「模様のある背景の装飾的人体」(#62)では,茶色がかった濃密な赤,「白い羽根帽子」(#13)では,ビロードのような芳醇な赤,そして,「青い室内にいる二人の娘」(#21)では,ややくすんだ感じの渋い赤が見られる。 マティスは,絵で描かれている「物体」を描きたかったのではなくて・・・
・おお~、「赤」といえばマチスですね~。マチスの「赤」と「ローズ」の使い方…ため息ものですよね…。
この展覧会のキャッチコピーは「マチスの金魚40年ぶり」とってもあざやかな色づかいで、遠くから「あ、あそこに!」 とわかる。(下の写真)マチスの赤は、いつ見ても元気がでる。」を表現するため,際立たせるため

No.36 ソニーロリンズ「ST.THOMAS」②

いくつかのアルバムでこの曲は収録されているから、ソニーロリンズにとってもこの曲は会心の一曲なのだろう。しかし、「サキソフォン・コロッサス」のなかでのこの曲が一番である。
テーマーの部分のメロディラインがまず素晴らしい。
自由に音が上昇して落下する。その天衣無縫とでもいうべき演奏に魅了される。
次の音を予想して、時に予想が当たり、音を追っかけ、時に予想は外れて思いがけない音の展開となる。グルーブ感、ノリのよさ、これがいいことは言うまでもない。

新築マンションの案内看板を持つ人

自転車でサイクリングしていると、幹線道路で新築マンションの案内看板を持つ若い男性と女性に出会った。どちらも20代、でも男性は学生ではなさそう。どちらもリュックを持って、夏の日差しの中、案内看板を持って立っている。電柱などに案内板を立てかけるのは違法なのか、なら人でというわけか?訪れる人にはわかりやすくていいかもしれないが、こんなのありか?

マチス

先週、葉山で見たマチス。
マチスは27年前、東京国立近代美術館でみていた。
パンフレットには22.mar.81とある。
そこには、マチスの女も赤も、そしてジャズもある。
ただ、ただ、マチスはゴージャスで華やかで美しく静謐である。
マチスの赤の解釈はどうすればいいのだろうか?

金沢八景の鰻屋

今日のサイクリングはお店めぐり.
この意味お店はかなり古いお店のようです。
風格もあります。
一度、この夏中に行って見ましょう。
今日は八景島方面をいつものように一周。
一周で23.6K。暑いのでこれくらいでいいところです。
雨が降ってきそうだったので、急いで一周しました。
急いだ分だけ疲れました。

我が家のワンコの実家

まだお店はあるのかしらんと立ち寄ってみたら。10何年前と同じようにお店は元気でした。
このお店から我が家のワンコはもらってきたのでした。
結果からすると、余り病気もせず、長生きで、顔もよくて、しつけができてないから性格は悪いように見得るけど、いいワンコをいただきました。

アロハシャツ

「地球のはぐれ方」に紹介されていた話。
アロハシャツの原点は日本人のハワイへの移民達が持っていった着物だそう。
暑い気候の中で着物の使い道を考えたとき、アロハになったのだそうです。
そういえば、ビンテージアロハは何故シルクなのかと前から思っていたし、何故日本っぽい柄のアロハがあるのかと思っていた。そういうことだったのか?
しかし、これはこれですごいことだ。

地球のはぐれ方

村上春樹が隊長の異界探索本。名古屋の異界ぶりはともかく、熱海・江ノ島・ワイキキ・清里とちょっと変な観光地をうまく集めた本。
でも、名古屋は世界に通用するイチローとトヨタを生んだ街なんだよなあ。

今週の外食

(火)昼:おか田(かんぱちの焼き魚)、(水)夜:表参道「やんも」、(木)昼:中華(なすと豚肉の炒め物)、天井の低い店ながらうまい!、(金)昼;銀座「やまと」(豚のしょうが焼き)

2008年7月23日水曜日

不機嫌な職場

サブタイトルは「なぜ社員同士で協力できないのか」とある。
本書のテーマはこのタイトル、サブタイトルがすべてである。
・協力し合うことができない組織で、人材構成や働き方の多様化だけが進んだらどうなってしまうだろうか?
・成果主義と仕事の高度化がタコツボ化を進める。深さを追求するだけでなく、個々の人の仕事を「調整し、束ねる」が重要になる。
・公私一体モデル
・自然とみんなが協力し合う組織づくり=協力のインセンティブが必要
・組織力は「個人の力」と「個人間のつながり」

2008年7月22日火曜日

No37 Jason Mraz 「Lucky」

このアルバムを買ったきっかけは二曲目の”I'm yours”で、これはこれでお気に入りだが、はまったのは三曲目の”Lucky”だ。feat.コルビー・キャレイ。この女性シンガーの声もいい。
何回も同じ曲を聴き、有楽町の地下道を歩いた。
”楽園の扉を叩く歌~空を見上げ、風に吹かれ、波に抱かれて、愛を歌う。”
とレコード会社のHPの紹介にはあるが、”Lucky”というタイトルからするとゆるい音楽。
日本で”ラッキー”というと軽い感じなのだが、この曲の”Lucky”の感じは”本当に幸せ”という感覚のやわらかい感触の”ラッキー”のように思えた。
今回MFSに昇格。
このアルバムは他にも素敵な曲が多い。

2008年7月21日月曜日

げんべいのビーサンを履く生活

森戸海岸あたりで、げんべいのビーチサンダルを履く生活が自分にとっての理想の生活かもしれないと思った。しかし、げんべいのビーサンは、洋光台ではそのへんのあんちゃんにしか見えないし、横浜そごうではもってのほか。鎌倉でもどうかなと思う。三浦の海岸方面だけで履けるロコサンダルなのだ。
村上春樹他著の「地球のはぐれ方」のハワイ篇での都築隊員の一言、「外へ出るときゴムぞうりを履く快感がわからない人」という一言からこのコメントは生まれたのだった。
しかし、めげずに洋光台でこの夏、履いてみるか。

八景島へ




出発が4時と遅かったので、森戸海岸はあきらめ、八景島コースへ。今日こそOASISの状況をウォッチしに行きたかったのだが。
外海ほどの解放感は八景島では得られないが、それでも気持ちがいいものだ。
途中、一乃瀬丸には夜釣りに来る人が・・・。メバル、アナゴの夜釣りだ。夜釣りが楽しい季節。
もう二年以上、釣りをしていない。
一周23.5K。昨日の疲れが残っていたので、今日はゆっくりと走った。暑い時期、無理は禁物。明日は会社だし。それでも二日間で70K以上走ったことになる。
途中のすし屋「かねへい」がずっと気になっている。

2008年7月20日日曜日

横浜ベイスターズ石田さん逝去

横浜ベイスターズで長くバッティングピッチャーを務めてきた石田さんがガンで亡くなった。取手二高のとき、甲子園でKKコンビのいたPL学園に決勝で勝った時のピッチャー。
もう記憶にはほとんどないが、今日TVで見た印象は、なにかが石田投手にのり移っていて、それが他のナインにも伝播し、チームとして普段と比べてはるか上の力が発揮されて、取手二高を優勝に導いたように感じた。
石田投手はほとんどそれまで投げたことのないシュートを清原対策のために決勝で投げた。そうなんだ。そういう思いきったことを、強敵を前にして大一番でできたことが素晴らしい。
でも、彼は高校野球で燃え尽きたのかもしれない。
大学、社会人、プロと野球を続けたが、プロではほとんど芽が出なかった。
でも、いいんだよ。彼にはあの時の誇りがあるんだから。そして、バッティングピッチャーという仕事にも誇りを持ってやってきたのだと思う。
息子も高校球児でピッチャー。今日は神奈川県予選で登板したはずだがどうだったろうか。
しかし、彼は息子に大きなものを残したはず。
ベイスターズ同期の石井琢朗選手の弔辞には泣かされそうになった。ああいう弔辞を読んでもらえる人生、若くして亡くなったけど、素晴らしいと思う。

移動水族館

滋賀県の堀井さん一家がやっている。実は水族館ではなく「堀井動物園」なのだ。
彼は19歳の頃から、今は40才を過ぎているが、ずっとこの仕事を自分ではじめて、奥さんを得て、子供を育てながらやり続けている。
”移動”とは、車に乗せていろいろなところに出張するわけだ。
TVで見たのは水族館。「ごまふあざらし」や「ぺんぎん」を車に乗せて、海のない長野県の保育園を訪れるところが番組映し出された。
何よりも素晴らしいのは、堀井さんがこの事業を一家でやっていることだ。
奥さんは当然にしても、中学生のお兄ちゃんはお父さんの事業を継ぎたいと思っているし、妹さんもよく手伝っている。素晴らしい家族だ。お父さんはしっかり働いて、家族で働くリーダーシップを発揮して、子供ともよくコミュニケーションをとっている。お父さんの鏡だ。
奥さんの”お父さんとしては満点です”というのは偽りのないところだろう。

こういう風にお父さんがお手本を見せられればいいんだけど。女子中学生がお父さんを殺した事件、あれは何なのだろうか?中学生時代は女の子がお父さんを嫌がる年令ではある。マンションで娘が一番広い部屋で寝起きしていて、夫婦は別の部屋、父は息子と一緒の部屋。少し変だ。自分が一番広い部屋にいることを変に思わない娘も、そういう状況を変だと思わない夫婦も変だ。
でも、外からは仲のよい家族にしか見えない。
女子中学生は友人にだけは心の中の闇を話していたそうだが、両親はちゃんとコミュニケーションできていたのだろうか?
第一志望の学校に入れなかった、第二志望もやっと。でも、もう2年以上前のこと。まだ引きずっていたのだろうか?追試を受けなかったこと。それを怒られたのか?
わからないことだらけだが、夫婦でも、家族でも、親子でも溝があるのは当たり前。溝が少ないのは一卵性双生児ぐらいだ。分かり合おうとする努力が足りなかったのか?家族の問題は概ね親の責任だと思うのだが・・・。
移動水族館のいい話から、最後は暗い話になってしまった。

マチスとボナール②




マチスは「女」「赤」。久しぶりにマチスをまとめてみて、やはりマチスはいい。
切紙絵だという「ジャズ」は、はじめて題名を知った。好きな絵柄と色。
ボナールも思いのほか良かった。絵は「地中海の庭」。 女、果実、樹木。草むら、海。豊潤な光景。
カンヌに晩年住んでいたというボナール。
葉山の夏に似合う絵がいくつかあった。そういう企画なのだろうか。マチスも戦時中はニースに疎開していたとのこと。

マティスとボナール

サイクリングの途中で葉山の美術館に立ち寄る。



たぶん稲村


夏本番

本格的な夏はじめての長距離。
六浦→逗子→森戸→鎌倉→腰越→大船
51.4K。
あぶずり食堂でかんぱちの煮付けを食べ、帰り満ち足りなくて菓子パンを食べる。さすがに少し疲れました。
特記は葉山の美術館に寄る。
夏本番です。

2008年7月19日土曜日

「キースジャレット 人と音楽」③

キースジャレットの本でリルケの話が出てきたのにはびっくり。
リルケはジャレットのお気に入りの詩人としてこの本の中では紹介されている。
そして、この本の著者はジャレットはリルケに似ていると書いている。
リルケの話が出てくる一箇所目は、アルバム「チェンジズ」のジャケットにでリルケの詩が引用されていること。
”もし僕が飛べなくても、誰かが飛ぶだろう・・・”
また、リルケの友人への手紙の中の言葉、
”何かをはじめるときは、いつのあの最初の純真さを取り戻さねばならない・・・・・。いつもはじめたばかりでありたい。初心者でありたい・・・。”
は、次のジャレットの言葉に繰り返されている。
”理想的には、僕は永遠の初心者でいたい”
自分のお気に入りの二人にこういう関係があるというのは、自分の感受性の方向性に何か意味づけがされるようでうれしい。須賀敦子さんの本の中で池澤夏樹や村上春樹の名前が出てきた時のように。

片岡球子

103才まで生きた日本画家。
この「面構」シリーズは、色使いと表情のデフォルメから”ゲテモノ”とも言われていたらしい。日本画画壇の狭さなのか?
ポップアートとも評されていたらしいが、細部へのこだわりなど、”ポップ”という言葉では失礼なようにも思う。
そして何と、大岡小学校で50才まで教えていたとのこと。
そして、この足利尊氏の絵は京都等持院の木彫に刺激されて書いたもので、ここから「面構」シリーズは始まっている。この冬行った等持院。
いろいろ接点がある。
2006年の展覧会も鎌倉。鎌倉の近代美術館で画集を残っていたら買おう。

レッスン2回目

なかなかうまくいかず情けない部分あり。事前に1時間練習したのに。
・まず、アタマから、しっかり音がスパッと出ない
・タンギングがうまくいかない。変な癖が少しついたかも
・全体的に力が入りすぎているか?
先生の説明と見本はとても丁寧なだけに歯がゆい。練習あるのみ!

<今日のポイント>
・下唇に力を入れすぎない。周りから包み込む(この表現で正しいか?)
・「下のミ・レ・ド」だんだんあごが下向きになる感じで吹く。「ド」はサムフックを見るぐらいの感じで。
・水がたまって音がにごるような感じは、リードに水がたまっている。リードの水を吸い出す。
タンギングについて(重要!)
・息のサポートをしっかりすることが前提。音をしっかり鳴っている(そのためにはしっかり息をしっかり吸うことか?)
・舌の位置は先端から5ミリぐらい
・トゥトゥトゥトゥという感じ/舌で区切る
特にタンギングは練習あるのみ!

吉行理恵「湯ぶねにおちた猫」②

この人もドビュッシーが好きなのだ。
朔太郎をまた読むきっかけになりそうだ。高校のときO先生が紹介してくれた朔太郎。
・私は勉強中に、いつか空想の国をさまよっているのでした
・ノヴァリスも風となれ/ベルデルリーンも風となれ/萩原朔太郎も風となれ(立原道造)
・「風が物語を生むのかと思う」
・「私たち七月に生まれた子らは/白いソケイの香りを愛する」(ヘッセ)
この人からもリルケの話が出てくる
吉行理恵詩集をアマゾンで、更に特急便で買いました

インプロビゼーション②

キースジャレットのソロコンサートを聴いての感想。
全体は動と静で構成される。
<動>元気、高揚、エナジー、楽しさ、自由な、メロディラインが綺麗、意表をつく、みちくさをする、調子がいい、モチベーションが歓喜される、パワー
<静>思索的、瞑想、妄想、キラキラ、華やかな時折の高音、ときめき

インプロビゼーション①

キースジャレットの「サンベアコンサート」にはまる。
インプロビゼーションというものを再確認。
自動記述、無意識、夢、そんなことが気になっていた20代の頃を想う。
最近レゴを使ったワークショップの話を聞いたが、こういった手作業も一種の自動記述だったり、インプロビゼーションだったりするかもしれない。
しかし、ジャズのインプロビゼーションは技術力や音楽的構想力や発想力が必要だから、無意識とは異なるのかもしれない。
何だかもやもやするが、とりあえず。

Dance baby Dance

オーガスタオールスターズによる夏向きのカッコいいロックナンバー。
ちょっとチャラいが、夏はこれくらいでもいいか。
サウンド的にはOK。とっつきやすく、それでいて凝っている。

今週の外食

(月)昼:皿うどん、五鉄売り切れにつき、夕:寿司、(火)昼:牛かルビ野菜炒め、夜:冷やし白ゴマ坦々麺、(金)昼:冷麺。今週は何といっても冷やし白ゴマ坦々麺。今シーズン初です。翌日は自作。

2008年7月17日木曜日

吉行理恵「湯ぶねにおちた猫」

まだ読み始めたばかりだ。
そもそも、タイトルが気になって買った本だ。こういうタイトルをつけるセンスの人が好きなのかもしれない。読みはじめると、当たりだ。
冒頭すぐのところで、萩原朔太郎の詩が紹介されている。
”一杯の冷たい麦酒と、雲を見ている自由の時間”
いいなあ。
日々をやさしく、周囲にも猫にも気配りしている感じっていいなあ。
めっけものの一冊かもしれません。

2008年7月16日水曜日

カレーうどん

まず、おあげを煮る。
おつゆは普通のうどんつゆを作る要領で。即席だしもたっぷりと。しょうゆはやや少なめ。なぜならおあげを煮た汁をここに加えるから。そしてカレー粉を加える。これでつゆは完成。だしとしょうゆとカレー粉のトリプル味がカレーうどんのうまさの秘密。量はそれぞれ適宜調整する。ねぎの投入の時期は好みに応じて。早めに入れるとねぎの味も出しに加わる。
あとはうどんを放り込めば完成。

冷製パスタ

パスタはできれば細めん。
オリーブオイルを温め、唐辛子、にんにくの香りを引き出す。冷製なので、このオイルを冷ます。
麺と絡めるものは適宜。フルーツトマトは欠かせない。あとは青い葉っぱを適宜。
ブロッコリー(茹でたもの)もOK。

冷やし白ゴマ坦々麺

■材料【約2人分】
<挽肉ダレの材料>豚挽き肉150g、ザーサイ大さじ2程度、長ネギ(白い部分)1/2本、しょうが1かけ、にんにく1かけ、香菜の根1本分、花椒適量、ごま油大さじ1.5、テンメン醤大さじ1、豆板醤大さじ1、オイスターソース大さじ1、紹興酒大さじ2
<胡麻ダレの材料>ねりごま(白)大さじ2.5、ラー油小さじ2、鶏がらスープ1カップ、ナンプラー小さじ2、塩小さじ1、砂糖小さじ1、お酢大さじ1
<その他の材料>中華麺2、玉もやし1/2袋、香菜適量、ゆで卵1コ
*このほかにも、粗く砕いたピーナッツやわかめ、水菜など好みに応じて
■手順
1:しょうが、にんにく、香菜の根はそれぞれみじん切りにします。ザーサイと長ネギは、粗みじん切りにします。花椒は、軽くたたいてつぶします。
2:フライパンにごま油を熱し、1を炒めます。香りが経ってきたら豆板醤を加えて炒め、さらに挽肉を加えます。挽肉をよく炒めたら、紹興酒、テンメンジャン、オイスターソースを加えて汁気がなくなるまでよく炒めます。
3:<胡麻ダレの材料>を全て合わせ、泡だて器などでよく混ぜ合わせます。
4:もやしはざっと熱湯に通します。香菜は粗みじん切りにします。ゆで卵は皮をむき、半分に切ります。
5:中華麺をゆで、冷水でよく洗ってからしっかりと水気を切ります。そこへ用意しておいた挽肉ダレやその他の具をのせ、胡麻ダレをかけます。

「キースジャレット 人と音楽」②

本の中の写真のうち、キースジャレット率いるヨーロピアンカルテットの新宿厚生年金会館での1979.4.2の公演は入社式の後あわただしく会場に駆けつけた日でした。
入社式なんかそっちのけで楽しみにしていたコンサートでした。

「キースジャレット 人と音楽」

音楽に色彩をまき散らし、聴くものの予想を裏切り、気まぐれで、生意気なまでに大胆で・・・
ある種の色彩の名手
内的ロジックと創造力にあふれる意表をつく展開とをひとつに結びつけ・・・
直感的、非言語的なやり方
魂を揺さぶる
意外性
聞き手は創造という行為に立ち会っているという感じを持つ
抒情的で内省的
自然な感じ
深い祈り
コンサート前にあらゆる先入観をすっかり取り除いて、自分を空にしておく
瞬間の芸術
新しい自由に向かって前進する一つの方法は、より制約のあるところで仕事をするという方法がある
音楽的「着想」
何かをはじめるときには、いつもあの最初の純真さを取り戻さなければならない。・・・いつもはじめたばかりでありたい

2008年7月15日火曜日

白ゴマ冷やし坦々麺

昨日お店の前に掲げられてあるメニューを見て、見つけて、今日は何としてもということで、行ってきました。いや、期待をはるかに超えて絶品です。
例年にもましてうまいように思えるのは、待ち焦がれていたせいでしょうか?
白ゴマのタレ、これはゴマの風味も酸味の具合も甘みも、全て言うことはありません。ラー油、牛肉のひき肉の味付けk、メンマ、きゅーりの細切りの具合、そして麺、全てがパーフェクトでした。例年と比べても最高水準。

吉行理恵さん

「湯ぶねに落ちた猫」(ちくま文庫)を買ってきた、昨日3軒回ってなかったのだが、今日は半蔵門の山下書店であっさり見つかった。
なにがスペシャルだって?
それは吉行理恵さんの写真です。
60代後半でなくなったはずなのに、これはいくつのときの写真でしょうか?
いやあ、タイプです。告白しましょう。この写真のこの感じ。

週末の高速道路がすいているらしい

ガソリン代が180円台になっての影響で、高速道路建設の借金の返済に影響が出るとのこと。そんなことなら、例のガソリンの税金は返済に廻したらどうか?
しかし、あえて走らなくていい車がたくさん走っていたり、そもそもどうなんでしょう。
また、そもそもそんなに借金していたわけなの・・・・。
とか、いろいろあぶりだされてくるわけです。
しかし、車が減れば二酸化炭素量も減るし、いいこともあるわけですよね。

2008年7月13日日曜日

孤独死

そもそも「孤独死」という言葉がいけないんじゃないか?戸川昌子も言っていたが、そもそも人間はひとりで死ぬもの。二人で死ぬのは心中ぐらいなもの。言葉がイメージを作っていないか?確かに孤独死で放置されるのは迷惑だし哀れだけど、それをなくすために声を掛け合うとか、そんなことを制度化するものでもないし、ギリギリになる前に119すれば、相当減るはずだけど・・・。

赤字法人率

新聞に赤字法人率の県別の数字が掲載されていた。最も低いのは、何と宮崎県で64%、2位は沖縄でこれも64%。最下位はリゾートや旅館などが赤字ということが効いて長野県の78%。
しかし、そもそも、赤字企業が60%以上というのはどうなのか?これで存続する意味があるのか?赤字企業は確か法人税を払っていないのでは?意図的に昔のダイエーのように赤字にしているところも多いのでは。

サミット

CO2削減の対策の方向が原子力というのはどんなんでしょうか?核の非拡散とかはどうなるんでしょうかね。世界の知恵が集まった会議とは思えない。哲学がないということか。業界団体を背負ってきている感じ。

遠洋マグロ

そもそもケープタウンやモーリタニアなどアフリカまで大量の重油を使って、乗組員を乗せてマグロを獲りに行くというのはどうなんでしょうか?
日本人はマグロ好きだからってそんなことでいいのか?近い国の漁民にとってもらうとか・・・、単に重油が安かったから儲かったということだったわけで、重油が上がったから文句を言う筋合いのものではないのではないか?

「明日の広告」

なるほどという部分もあるが、本質的には???な本。
消費者本位発想といいながら、結局口説き落とす術を書き綴った本。
この消費者を口説くのが難しい時代に、そういう意味ではよくできた本。
気になったフレーズを以下に書き記す。
・ひっかけナンパ/ちゃんとしたお付き合い/結婚が前提のお付き合い(3タイプのコミュニケーション)
・ネット出現+情報洪水+成熟市場=疑い深い消費者の登場
・物欲を煽る広告は逆風
・クリエイティブジャンプの余地を残してコミュニケーションデザインする
・商品丸裸時代にはイメージ広告は通じにくくなる(商品デザイン/コミュニケーションデザインの統合)
・CMは認知に徹する→(徹しさせてくれということ?)

金曜の夜の解放感

東横線を降りて、地下からエスカレーターにいくつか乗り、JRに乗り換える。思いのほか電車の中はすいていてゆったりと座れる。音楽はZARDの”forever you"。
金曜の夜で、大きな仕事の山を越えて、わずらわしさがない程度の混み具合の電車の中で聴く坂井泉水さんの声は本当に心を癒してくれる。スーッと気分が楽になっていくのを実感する。
久しぶりに”oh my love”を聴いてみる。
”あなたといるときの素直な自分が好き””加速度つけてあなたを好きになる”好きなフレーズが多い曲。

映画「レイ」

久しぶりに見た。冒頭だけ。
サングラスに映るピアノの白と黒の鍵盤。洗濯の後、外で干しているシーツを通してシルエットだけがみえる洗濯物を干す作業をする母の動き・・・・・。ポエジイな光景。

2008年7月12日土曜日

出雲路橋

予備校に通うとき利用していたバスを降りるのが出雲路橋。出雲路橋は鴨川にかかる橋で、鴨川もこのあたりまで上流まで来ると、街中の喧騒はなく、のどかな、それでいて周辺の住宅の上品な感じが心地よい一帯だ。河原のグラウンドでよく野球をしたし、よく河原を三条まで歩いて帰ったものだ。
今日TVで知ったが、出雲路橋は小浜からの鯖街道の終点とのこと。確かに山を抜けてきてすぐがあのあたりである。鯖をおいしく食べさせるお店が近くにあるのだろうか。

サンベアコンサート

何と渋谷のTSUTAYAでレンタルで借りれるではないか?7/9発見。
昔は5枚組みで高くて手が出なかったのが、今では一週間借りて390円である。
昔は2万円以上していたのが、今は1万円程度なので買おうと思っていたが、それが借りられるとありがたい状況。なんのもありがたい時代になぅたものである。
76年録音。しょっぱなは京都での録音。キースのインプロビゼーションの全盛期に入った頃か。ゆっくり楽しむことにしよう。

フジフイルムの化粧品


久しぶりに、本当は異業種ではないかもしれないが、大型異業種の化粧品の参入である.
「ありだと思う」はちょっと見解が分かれるところだけど、松田聖子と中島みゆきという意外な二人を持ってきたことと、思いのほか、中島みゆきの肌が綺麗なことは、プロデューサーの手腕を買いたい。
しかし、久しぶりの化粧品業界への大型異業種参入である。花王以来か?
いずれにしても、うまくいくかどうか、楽しみではある。体質的には化粧品とは程遠い会社だが、基礎化粧品ならやっていけるかもしれない。技術は十二分にあるのだから。
冒険して化粧品に出てくるのだから、フイルム事業がシュリンクして厳しいんだろうなということは伺える。

No.36 ソニーロリンズ「ST.THOMAS」

これで、ソニーロリンズ派になった一曲。グルーブ感が素晴らしい。豪快なソニーロリンズのテナーが楽しめる一曲。きっとジャズが好きになり、テナーが好きになったのもこの一曲によると思う。名盤「サキソフォン・コロッサス」の一曲。
アドリブがいい。この辺からインプロビゼーションという概念にイカれだしたのだと思う。

今週の外食

(月)昼:よし田(銀だらの煮付け定食)・・・、う、うまい!、(火)昼;フライ定食(見附の洋食屋)、ここは普通のお店でした。ボリュームがあって揚げ物なので、おなかのすいた若者向けかと・・・、夜;イシバシ楽器で買物したあと、渋谷にある道頓堀のラーメン屋「神座(かむくら)で半チャーシューラーメン、ここは甘口のラーメンです。半チャーシューはとても「半」とは思えないほどのチャーシューの量です。水曜以降は調子が悪く、昼は弁当or社食でした。

2008年7月7日月曜日

マスク

暑くなったにもかかわらずマスクをしている人が目立つ。
風邪をひいてマスクをしているのではないような気がする。
①Sのような化学物質アレルギーの人が増えて、マスクをしなければうまく生きていけない
②自分もそうだが、花粉症以来、刺激に粘膜が弱くなっていて、マスクをしないと頻繁にくしゃみが出るようになっている
③花粉症のときにマスクをして、サングラスをして生活していたのが癖になっている。何か透明人間のような、自分をさらさずに外出できることが心地よいと感じる人が増えている
①②もよくないが、③はやばい。

2008年7月6日日曜日

奥村愛さん

クラシック界のアイドルでこれまでは敬遠して来た人。
28歳で、4歳の子供さんがいるとのこと。既に離婚。幸せな結婚ではなかったのかもしれない。
氷上はアイドルのそれではなく、ひとりの女、プロの演奏家の顔。
ベトナムのオーケストラをツアーする彼女は逞しい。
結婚、出産、離婚をへて、逞しくなったのか、それとももともとそうなのか?
それはどちらでもいい。今の彼女は魅力的だ。しっかり足は地に付いている。

とんぼ

神戸元町のジャズ喫茶「とんぼ」。
大学生の頃、一番たくさん通ったお店。
ソニーロリンズのアルバム「サキソフォンコロッサス」のジャケットが窓ガラスに描かれていたのはこの店だったのだ。人間の記憶なんて当てにならない。元町駅の海側に「サキソフォンコロッサス」のジャケットが描かれている店があったとずっと思っていた。
「とんぼ」でよかった。
きっとこの店でソニーロリンズを知ったのだ。
あの不思議なマスターのいる店で、彼は今生きているのだろうか?
そういえば、一度もちゃんと話したことはなかったように思う。
カウンターはだいたい常連さんがいて、僕はいつも店の隅がいつもの場所だった。
よくはしごをした「さりげなく」の方はあの頃はそうは思わなかったが、女子大生に人気があったそうだ。お店の名前に惹かれてのことだろうか?地下の店で、確か上が中華料理屋さんだったからかもしれないが、虫が時々いて、余りいい印象はない。
珈琲をはしごして、よく胃が痛くなったりしていたなあ。

栗田有起「オテルモル」

そのホテルは地下13階。客室は99・・・・で始まる不思議で魅力的な設定。「最高の眠りと最良の夢」を提供するホテルは「誘眠顔」の主人公の希里を採用する。
ずっとどこかで読んだ感覚に似ていると思っていたが、村上春樹の小説、たとえば「羊をめぐる冒険」などに似ている気がする。
しかし、もう少し展開があったのではないか、魅力的な設定だけに惜しいように思う。

今日の練習での気付き

・リガチャーとマウスピースの間にリードを滑り込ませる。マウスピースにリードを押し当て、リガチャーを装着させようとすると、リードに触れて痛めることがある
・リガチャーのねじを強く締めすぎない。リードの振動の妨げになる

・ソフトに咥える。上を歯に押し当て、下唇を丸め、横は覆う?かぶせる感覚?

2008年7月5日土曜日

のぞみ

沖縄出身の若い大道芸人の男の子。激しいダンスを伴うパフォーマンスとブリキのロボットの顔をかぶり、「壊れたロボットの一生」というやさしくて暖かいパントマイムの硬軟おりまぜた芸が素晴らしいし、その姿勢が素晴らしい。
「挑戦しないと、新しいものは発見できない」
それはサックスしかり。はじめてよかった。

スローなブギにしてくれ

南佳孝の名曲。久しぶりにTVで南佳孝を発見。曲を聴いて、サックスが似合いそうな気がした。さて私に吹けるのでしょうか?

本当の初レッスン

前回は無料体験レッスンだったので、今回(7/4)が初レッスン。
もう少しうまく吹けるはずがなかなかうまくいかなくてもどかしい。しかし、こうやってひとつずつこつを教えてもらうことでちゃんと耽るようになっていく気がする。
チューニングメーターとマウスピースクッション購入。どちらも「ぜひもの」である。
教室はいつもH。次回は2週間後。
<ポイント>
・「吸気主導」:肺をパンパンの状態に保つ。雲井氏のHP参照。肺の中を空気をひとまわりさせるとのこと。まだまだ何のことという感じだが・・・。今日練習して少し感じた部分もあった。
・重心が上に行かない。重心はおへその下
・のどの後ろに力が入らない
・(アタマからしっかり音を出す)
・息を吸うときに、上の歯を離さない。口の横から空気を吸う。

教室で練習

7/2、部屋と楽器の予約を取って7時から8時まで1時間練習。ひと汗かく。
「フライミートゥーザムーン」の楽譜と運指表だけ持っていく。少し場所に慣れるための練習。ドラムスが入っているので狭い部屋だが、完全防音で赤坂のど真ん中で練習できるなんて素晴らしい。楽器が上級すぎたか?余分なキーがついている。1時間はあっという間である。

「クレイドゥ・ザ・スカイ」

「スカイ・クロラ」シリーズ続編。

「知っておきたい認知症の基本」

認知症とは発熱などと同じひとつの「症状」である。
認知症を起こす原因として最も多いのが、アルツハイマー病である。
認知症とは、1)一度獲得された知的機能が低下する、2)低下した知的機能により社会・家庭生活に支障をきたす、3)意識障害がある の3点を特徴とする

今週の外食

(月)昼:とりと茸のクリーム煮、ご飯添え+前菜@山本道子さんのお店(半蔵門)、(水)ハンバーグ(見附のシガーバー、夜:唐そばでつけ麺(渋谷)、(木)昼:閑人(カワハギの煮付け)、夜:こなからでおでん、(金)昼:よし田(会社近く)でサバのみそ煮定食、夜:六波羅北条。
充実した一週間でしたが、①よし田、②le Connasiseur、③DOHKAN。今週のお昼は充実していました。le Connaisseurは家庭的な味でしたが、そこが気負いもなくいい感じでした。よし田は素晴らしい。週3回は通える味。