2008年7月31日木曜日
深夜特急3
この巻はインド。”これがインドっていうわけさ”というよりも、もっとインドの現実は重かった。
悲惨も滑稽も崇高も卑小も全てがあるカルカッタを、香港以来の熱狂でうろつきまわった。香港では影だと思っていたものはカルカッタでは眩しいくらいの光にみえるほどだった。残飯を漁る老女、ねずみの大群、小額の金で体を売ろうとする7,8歳の少女。絶望的だ。
その後、ブッダガヤ、アシュラム、カトマンズを経てたどり着いた聖地ベナレスは死の匂いがする街だった。無秩序な街、そして迷い込み一日半死体焼き場を眺め続けて沢木は病に伏す。まるで焼かれた死体にあたったかのように。そして命からがらデリーにたどり着く。
それにしてもインドの列車の乗り方の話は過酷だ。荷物棚で寝るほうがいいというのはどういうことなのか?想像がつかない。沢木は観察力で旅をしている。
しかし、ナマステ(こんにちは)とは綺麗な言葉だ。
悲惨も滑稽も崇高も卑小も全てがあるカルカッタを、香港以来の熱狂でうろつきまわった。香港では影だと思っていたものはカルカッタでは眩しいくらいの光にみえるほどだった。残飯を漁る老女、ねずみの大群、小額の金で体を売ろうとする7,8歳の少女。絶望的だ。
その後、ブッダガヤ、アシュラム、カトマンズを経てたどり着いた聖地ベナレスは死の匂いがする街だった。無秩序な街、そして迷い込み一日半死体焼き場を眺め続けて沢木は病に伏す。まるで焼かれた死体にあたったかのように。そして命からがらデリーにたどり着く。
それにしてもインドの列車の乗り方の話は過酷だ。荷物棚で寝るほうがいいというのはどういうことなのか?想像がつかない。沢木は観察力で旅をしている。
しかし、ナマステ(こんにちは)とは綺麗な言葉だ。
2008年7月30日水曜日
深夜特急2
マレー半島を南下する旅は、香港・マカオに比べると熱に浮かされることのない旅だったようだ。
一言で言えば、香港の猥雑さ、マカオのカジノのスリルといった強い刺激が不足しているということか?
バンコクでは、“誰にあっても胸が熱くなることがない”と感じ、何もない街に行ってみたいと列車を降りたチェムポーンという街も魅力は感じられず、ペナンは少し長居をしたが、それは宿が面白かったからにすぎない。首都のクアラルンプールにも着いてすぐ“何かが足りない”と感じて、足早に次を目指す。そして、シンガポールにも。
それは、ずっと香港の影を求めていたからだったのだろう。マレー半島の魅力は香港とは違うスケールで感じるべきはずのもの。刺激の強い香港のあとでは感じにくい類のものだったのではないか?行ったことがないからわからないけど。
・「金がない」といいながらも、私はあくまでも贅沢なことをしている人間である・・・という自覚
・目的地を決めずにバスに乗り、適当なところで降り、そこから歩いて宿まで戻ってくる・・・という旅
・行きたいところに行き、食べたいものを食べ、見たいものを見る、心残すことなく、急がずの旅
こんなフレーズが心に残った。読むのにスピードがついてきた。
しかし、この人は踏み込んだ人間関係をつくれる人だと感じた。もっとすごいのは小田実だったが。
一言で言えば、香港の猥雑さ、マカオのカジノのスリルといった強い刺激が不足しているということか?
バンコクでは、“誰にあっても胸が熱くなることがない”と感じ、何もない街に行ってみたいと列車を降りたチェムポーンという街も魅力は感じられず、ペナンは少し長居をしたが、それは宿が面白かったからにすぎない。首都のクアラルンプールにも着いてすぐ“何かが足りない”と感じて、足早に次を目指す。そして、シンガポールにも。
それは、ずっと香港の影を求めていたからだったのだろう。マレー半島の魅力は香港とは違うスケールで感じるべきはずのもの。刺激の強い香港のあとでは感じにくい類のものだったのではないか?行ったことがないからわからないけど。
・「金がない」といいながらも、私はあくまでも贅沢なことをしている人間である・・・という自覚
・目的地を決めずにバスに乗り、適当なところで降り、そこから歩いて宿まで戻ってくる・・・という旅
・行きたいところに行き、食べたいものを食べ、見たいものを見る、心残すことなく、急がずの旅
こんなフレーズが心に残った。読むのにスピードがついてきた。
しかし、この人は踏み込んだ人間関係をつくれる人だと感じた。もっとすごいのは小田実だったが。
2008年7月28日月曜日
深夜特急1(香港・マカオ)
インドからヨーロッパまで乗り合いバスで行くというのが、沢木耕太郎“深夜特急”であるが、香港・マカオ篇はその前哨戦。その割には長い滞在。
沢木は香港は軽く通過のつもりだったが、香港を思いのほか刺激的と感じ、熱で浮かされたように香港中をうろつく。「毎日が祭り」の香港。光だけでなく、へたをすればそれよりも多い影がある香港。混沌の香港にはまり、長逗留になる。そういう要素が香港にはあったかもしれないと思いつつ、もうできないなとも思う。そういえば、そういう街をあてどもなくうろつきたくなる感覚は広州にもあった。“日がたつにつれて、身が軽くなるような気がする”という感覚も長い自由な旅に出るとそういう感覚になった遠い昔の記憶を思い出す。
スターフェリーもよかった。特に夜。逆にホテルの最上階からスターフェリーが運航される内海?を眺めおろすのもすばらしかった。また香港に行ってみたくなった。過ごしやすい季節でないとしんどいが。
沢木は香港は軽く通過のつもりだったが、香港を思いのほか刺激的と感じ、熱で浮かされたように香港中をうろつく。「毎日が祭り」の香港。光だけでなく、へたをすればそれよりも多い影がある香港。混沌の香港にはまり、長逗留になる。そういう要素が香港にはあったかもしれないと思いつつ、もうできないなとも思う。そういえば、そういう街をあてどもなくうろつきたくなる感覚は広州にもあった。“日がたつにつれて、身が軽くなるような気がする”という感覚も長い自由な旅に出るとそういう感覚になった遠い昔の記憶を思い出す。
スターフェリーもよかった。特に夜。逆にホテルの最上階からスターフェリーが運航される内海?を眺めおろすのもすばらしかった。また香港に行ってみたくなった。過ごしやすい季節でないとしんどいが。
2008年7月27日日曜日
パトリック・コールフィールド
仏像を彫る
以前、NHKの教育TV?で、”仏像を彫る”というのをやっていて、妙に心に残った。木の中から顔が現れ、自分の腕次第で素晴らしい顔になる。番組は連続ものの、もうかなりあとの方だったし、毎週見えそうもなかったので、それっきりになっていたが、気なっていた。
ひょんなきっかけで、そんなことを思い出し、DVDがないかと調べてみたら、あるある・・・。何でもあるものですねえ。
ということで、とりあえず、そのときのテキストだけ買ってみました。
絵心がないのは昔からだけど、昔から、彫刻刀で木を掘るのは結構好きだった。
しかし、これ以上趣味が増えるのはヤバイ。特にサックスを始めたばかりだし。
しばらく、本だけ楽しむことにします。
ひょんなきっかけで、そんなことを思い出し、DVDがないかと調べてみたら、あるある・・・。何でもあるものですねえ。
ということで、とりあえず、そのときのテキストだけ買ってみました。
絵心がないのは昔からだけど、昔から、彫刻刀で木を掘るのは結構好きだった。
しかし、これ以上趣味が増えるのはヤバイ。特にサックスを始めたばかりだし。
しばらく、本だけ楽しむことにします。
マチスの赤
マチスの「赤」について、webから声を拾ってみました。
・マチスの赤は独特の深い色合い。絵の背景が赤、というのがとても目についた気がします。そこに黒い線でラインが描かれていると、ほんとうに「あーこれマチスだよね」という感じ。色そのものが、すでに彼のスタイルなんですね。
・本物の赤は、印刷やwebでは絶対に感じ取れないと思った。いろんな赤があった。情熱の赤ではないし、情念でも、炎でもない、幸せの赤なのだろう。いい赤だった。
・色彩のダンス マティスの作品は,赤,青,白,黄,黒,緑と様々な色彩(いろ)がダンスをしている。その中でも,最も魅惑的なのは独特の「赤」色である。一言で「赤」といっても,様々な色合いがある。現在,国立西洋美術館で開かれている「マティス展」には,ポンピドゥーセンターをはじめとする世界各地から,多数の名作が集められており,様々な「赤」を堪能できる。「ルーマニアのブラウス」(#66(本展覧会の作品番号))や「夢」(#67)では,神社の鳥居で見られるような鮮やかな朱色,「模様のある背景の装飾的人体」(#62)では,茶色がかった濃密な赤,「白い羽根帽子」(#13)では,ビロードのような芳醇な赤,そして,「青い室内にいる二人の娘」(#21)では,ややくすんだ感じの渋い赤が見られる。 マティスは,絵で描かれている「物体」を描きたかったのではなくて・・・
・おお~、「赤」といえばマチスですね~。マチスの「赤」と「ローズ」の使い方…ため息ものですよね…。
この展覧会のキャッチコピーは「マチスの金魚40年ぶり」とってもあざやかな色づかいで、遠くから「あ、あそこに!」 とわかる。(下の写真)マチスの赤は、いつ見ても元気がでる。」を表現するため,際立たせるため
・マチスの赤は独特の深い色合い。絵の背景が赤、というのがとても目についた気がします。そこに黒い線でラインが描かれていると、ほんとうに「あーこれマチスだよね」という感じ。色そのものが、すでに彼のスタイルなんですね。
・本物の赤は、印刷やwebでは絶対に感じ取れないと思った。いろんな赤があった。情熱の赤ではないし、情念でも、炎でもない、幸せの赤なのだろう。いい赤だった。
・色彩のダンス マティスの作品は,赤,青,白,黄,黒,緑と様々な色彩(いろ)がダンスをしている。その中でも,最も魅惑的なのは独特の「赤」色である。一言で「赤」といっても,様々な色合いがある。現在,国立西洋美術館で開かれている「マティス展」には,ポンピドゥーセンターをはじめとする世界各地から,多数の名作が集められており,様々な「赤」を堪能できる。「ルーマニアのブラウス」(#66(本展覧会の作品番号))や「夢」(#67)では,神社の鳥居で見られるような鮮やかな朱色,「模様のある背景の装飾的人体」(#62)では,茶色がかった濃密な赤,「白い羽根帽子」(#13)では,ビロードのような芳醇な赤,そして,「青い室内にいる二人の娘」(#21)では,ややくすんだ感じの渋い赤が見られる。 マティスは,絵で描かれている「物体」を描きたかったのではなくて・・・
・おお~、「赤」といえばマチスですね~。マチスの「赤」と「ローズ」の使い方…ため息ものですよね…。
この展覧会のキャッチコピーは「マチスの金魚40年ぶり」とってもあざやかな色づかいで、遠くから「あ、あそこに!」 とわかる。(下の写真)マチスの赤は、いつ見ても元気がでる。」を表現するため,際立たせるため
No.36 ソニーロリンズ「ST.THOMAS」②
いくつかのアルバムでこの曲は収録されているから、ソニーロリンズにとってもこの曲は会心の一曲なのだろう。しかし、「サキソフォン・コロッサス」のなかでのこの曲が一番である。
テーマーの部分のメロディラインがまず素晴らしい。
自由に音が上昇して落下する。その天衣無縫とでもいうべき演奏に魅了される。
次の音を予想して、時に予想が当たり、音を追っかけ、時に予想は外れて思いがけない音の展開となる。グルーブ感、ノリのよさ、これがいいことは言うまでもない。
テーマーの部分のメロディラインがまず素晴らしい。
自由に音が上昇して落下する。その天衣無縫とでもいうべき演奏に魅了される。
次の音を予想して、時に予想が当たり、音を追っかけ、時に予想は外れて思いがけない音の展開となる。グルーブ感、ノリのよさ、これがいいことは言うまでもない。
新築マンションの案内看板を持つ人
自転車でサイクリングしていると、幹線道路で新築マンションの案内看板を持つ若い男性と女性に出会った。どちらも20代、でも男性は学生ではなさそう。どちらもリュックを持って、夏の日差しの中、案内看板を持って立っている。電柱などに案内板を立てかけるのは違法なのか、なら人でというわけか?訪れる人にはわかりやすくていいかもしれないが、こんなのありか?
我が家のワンコの実家
2008年7月23日水曜日
2008年7月22日火曜日
No37 Jason Mraz 「Lucky」
このアルバムを買ったきっかけは二曲目の”I'm yours”で、これはこれでお気に入りだが、はまったのは三曲目の”Lucky”だ。feat.コルビー・キャレイ。この女性シンガーの声もいい。
何回も同じ曲を聴き、有楽町の地下道を歩いた。
”楽園の扉を叩く歌~空を見上げ、風に吹かれ、波に抱かれて、愛を歌う。”
とレコード会社のHPの紹介にはあるが、”Lucky”というタイトルからするとゆるい音楽。
日本で”ラッキー”というと軽い感じなのだが、この曲の”Lucky”の感じは”本当に幸せ”という感覚のやわらかい感触の”ラッキー”のように思えた。
今回MFSに昇格。
このアルバムは他にも素敵な曲が多い。
何回も同じ曲を聴き、有楽町の地下道を歩いた。
”楽園の扉を叩く歌~空を見上げ、風に吹かれ、波に抱かれて、愛を歌う。”
とレコード会社のHPの紹介にはあるが、”Lucky”というタイトルからするとゆるい音楽。
日本で”ラッキー”というと軽い感じなのだが、この曲の”Lucky”の感じは”本当に幸せ”という感覚のやわらかい感触の”ラッキー”のように思えた。
今回MFSに昇格。
このアルバムは他にも素敵な曲が多い。
2008年7月21日月曜日
げんべいのビーサンを履く生活
2008年7月20日日曜日
横浜ベイスターズ石田さん逝去
横浜ベイスターズで長くバッティングピッチャーを務めてきた石田さんがガンで亡くなった。取手二高のとき、甲子園でKKコンビのいたPL学園に決勝で勝った時のピッチャー。
もう記憶にはほとんどないが、今日TVで見た印象は、なにかが石田投手にのり移っていて、それが他のナインにも伝播し、チームとして普段と比べてはるか上の力が発揮されて、取手二高を優勝に導いたように感じた。
石田投手はほとんどそれまで投げたことのないシュートを清原対策のために決勝で投げた。そうなんだ。そういう思いきったことを、強敵を前にして大一番でできたことが素晴らしい。
でも、彼は高校野球で燃え尽きたのかもしれない。
大学、社会人、プロと野球を続けたが、プロではほとんど芽が出なかった。
でも、いいんだよ。彼にはあの時の誇りがあるんだから。そして、バッティングピッチャーという仕事にも誇りを持ってやってきたのだと思う。
息子も高校球児でピッチャー。今日は神奈川県予選で登板したはずだがどうだったろうか。
しかし、彼は息子に大きなものを残したはず。
ベイスターズ同期の石井琢朗選手の弔辞には泣かされそうになった。ああいう弔辞を読んでもらえる人生、若くして亡くなったけど、素晴らしいと思う。
もう記憶にはほとんどないが、今日TVで見た印象は、なにかが石田投手にのり移っていて、それが他のナインにも伝播し、チームとして普段と比べてはるか上の力が発揮されて、取手二高を優勝に導いたように感じた。
石田投手はほとんどそれまで投げたことのないシュートを清原対策のために決勝で投げた。そうなんだ。そういう思いきったことを、強敵を前にして大一番でできたことが素晴らしい。
でも、彼は高校野球で燃え尽きたのかもしれない。
大学、社会人、プロと野球を続けたが、プロではほとんど芽が出なかった。
でも、いいんだよ。彼にはあの時の誇りがあるんだから。そして、バッティングピッチャーという仕事にも誇りを持ってやってきたのだと思う。
息子も高校球児でピッチャー。今日は神奈川県予選で登板したはずだがどうだったろうか。
しかし、彼は息子に大きなものを残したはず。
ベイスターズ同期の石井琢朗選手の弔辞には泣かされそうになった。ああいう弔辞を読んでもらえる人生、若くして亡くなったけど、素晴らしいと思う。
移動水族館
滋賀県の堀井さん一家がやっている。実は水族館ではなく「堀井動物園」なのだ。
彼は19歳の頃から、今は40才を過ぎているが、ずっとこの仕事を自分ではじめて、奥さんを得て、子供を育てながらやり続けている。
”移動”とは、車に乗せていろいろなところに出張するわけだ。
TVで見たのは水族館。「ごまふあざらし」や「ぺんぎん」を車に乗せて、海のない長野県の保育園を訪れるところが番組映し出された。
何よりも素晴らしいのは、堀井さんがこの事業を一家でやっていることだ。
奥さんは当然にしても、中学生のお兄ちゃんはお父さんの事業を継ぎたいと思っているし、妹さんもよく手伝っている。素晴らしい家族だ。お父さんはしっかり働いて、家族で働くリーダーシップを発揮して、子供ともよくコミュニケーションをとっている。お父さんの鏡だ。
奥さんの”お父さんとしては満点です”というのは偽りのないところだろう。
こういう風にお父さんがお手本を見せられればいいんだけど。女子中学生がお父さんを殺した事件、あれは何なのだろうか?中学生時代は女の子がお父さんを嫌がる年令ではある。マンションで娘が一番広い部屋で寝起きしていて、夫婦は別の部屋、父は息子と一緒の部屋。少し変だ。自分が一番広い部屋にいることを変に思わない娘も、そういう状況を変だと思わない夫婦も変だ。
でも、外からは仲のよい家族にしか見えない。
女子中学生は友人にだけは心の中の闇を話していたそうだが、両親はちゃんとコミュニケーションできていたのだろうか?
第一志望の学校に入れなかった、第二志望もやっと。でも、もう2年以上前のこと。まだ引きずっていたのだろうか?追試を受けなかったこと。それを怒られたのか?
わからないことだらけだが、夫婦でも、家族でも、親子でも溝があるのは当たり前。溝が少ないのは一卵性双生児ぐらいだ。分かり合おうとする努力が足りなかったのか?家族の問題は概ね親の責任だと思うのだが・・・。
移動水族館のいい話から、最後は暗い話になってしまった。
彼は19歳の頃から、今は40才を過ぎているが、ずっとこの仕事を自分ではじめて、奥さんを得て、子供を育てながらやり続けている。
”移動”とは、車に乗せていろいろなところに出張するわけだ。
TVで見たのは水族館。「ごまふあざらし」や「ぺんぎん」を車に乗せて、海のない長野県の保育園を訪れるところが番組映し出された。
何よりも素晴らしいのは、堀井さんがこの事業を一家でやっていることだ。
奥さんは当然にしても、中学生のお兄ちゃんはお父さんの事業を継ぎたいと思っているし、妹さんもよく手伝っている。素晴らしい家族だ。お父さんはしっかり働いて、家族で働くリーダーシップを発揮して、子供ともよくコミュニケーションをとっている。お父さんの鏡だ。
奥さんの”お父さんとしては満点です”というのは偽りのないところだろう。
こういう風にお父さんがお手本を見せられればいいんだけど。女子中学生がお父さんを殺した事件、あれは何なのだろうか?中学生時代は女の子がお父さんを嫌がる年令ではある。マンションで娘が一番広い部屋で寝起きしていて、夫婦は別の部屋、父は息子と一緒の部屋。少し変だ。自分が一番広い部屋にいることを変に思わない娘も、そういう状況を変だと思わない夫婦も変だ。
でも、外からは仲のよい家族にしか見えない。
女子中学生は友人にだけは心の中の闇を話していたそうだが、両親はちゃんとコミュニケーションできていたのだろうか?
第一志望の学校に入れなかった、第二志望もやっと。でも、もう2年以上前のこと。まだ引きずっていたのだろうか?追試を受けなかったこと。それを怒られたのか?
わからないことだらけだが、夫婦でも、家族でも、親子でも溝があるのは当たり前。溝が少ないのは一卵性双生児ぐらいだ。分かり合おうとする努力が足りなかったのか?家族の問題は概ね親の責任だと思うのだが・・・。
移動水族館のいい話から、最後は暗い話になってしまった。
2008年7月19日土曜日
「キースジャレット 人と音楽」③
キースジャレットの本でリルケの話が出てきたのにはびっくり。
リルケはジャレットのお気に入りの詩人としてこの本の中では紹介されている。
そして、この本の著者はジャレットはリルケに似ていると書いている。
リルケの話が出てくる一箇所目は、アルバム「チェンジズ」のジャケットにでリルケの詩が引用されていること。
”もし僕が飛べなくても、誰かが飛ぶだろう・・・”
また、リルケの友人への手紙の中の言葉、
”何かをはじめるときは、いつのあの最初の純真さを取り戻さねばならない・・・・・。いつもはじめたばかりでありたい。初心者でありたい・・・。”
は、次のジャレットの言葉に繰り返されている。
”理想的には、僕は永遠の初心者でいたい”
自分のお気に入りの二人にこういう関係があるというのは、自分の感受性の方向性に何か意味づけがされるようでうれしい。須賀敦子さんの本の中で池澤夏樹や村上春樹の名前が出てきた時のように。
リルケはジャレットのお気に入りの詩人としてこの本の中では紹介されている。
そして、この本の著者はジャレットはリルケに似ていると書いている。
リルケの話が出てくる一箇所目は、アルバム「チェンジズ」のジャケットにでリルケの詩が引用されていること。
”もし僕が飛べなくても、誰かが飛ぶだろう・・・”
また、リルケの友人への手紙の中の言葉、
”何かをはじめるときは、いつのあの最初の純真さを取り戻さねばならない・・・・・。いつもはじめたばかりでありたい。初心者でありたい・・・。”
は、次のジャレットの言葉に繰り返されている。
”理想的には、僕は永遠の初心者でいたい”
自分のお気に入りの二人にこういう関係があるというのは、自分の感受性の方向性に何か意味づけがされるようでうれしい。須賀敦子さんの本の中で池澤夏樹や村上春樹の名前が出てきた時のように。
片岡球子
レッスン2回目
なかなかうまくいかず情けない部分あり。事前に1時間練習したのに。
・まず、アタマから、しっかり音がスパッと出ない
・タンギングがうまくいかない。変な癖が少しついたかも
・全体的に力が入りすぎているか?
先生の説明と見本はとても丁寧なだけに歯がゆい。練習あるのみ!
<今日のポイント>
・下唇に力を入れすぎない。周りから包み込む(この表現で正しいか?)
・「下のミ・レ・ド」だんだんあごが下向きになる感じで吹く。「ド」はサムフックを見るぐらいの感じで。
・水がたまって音がにごるような感じは、リードに水がたまっている。リードの水を吸い出す。
★タンギングについて(重要!)
・息のサポートをしっかりすることが前提。音をしっかり鳴っている(そのためにはしっかり息をしっかり吸うことか?)
・舌の位置は先端から5ミリぐらい
・トゥトゥトゥトゥという感じ/舌で区切る
特にタンギングは練習あるのみ!
・まず、アタマから、しっかり音がスパッと出ない
・タンギングがうまくいかない。変な癖が少しついたかも
・全体的に力が入りすぎているか?
先生の説明と見本はとても丁寧なだけに歯がゆい。練習あるのみ!
<今日のポイント>
・下唇に力を入れすぎない。周りから包み込む(この表現で正しいか?)
・「下のミ・レ・ド」だんだんあごが下向きになる感じで吹く。「ド」はサムフックを見るぐらいの感じで。
・水がたまって音がにごるような感じは、リードに水がたまっている。リードの水を吸い出す。
★タンギングについて(重要!)
・息のサポートをしっかりすることが前提。音をしっかり鳴っている(そのためにはしっかり息をしっかり吸うことか?)
・舌の位置は先端から5ミリぐらい
・トゥトゥトゥトゥという感じ/舌で区切る
特にタンギングは練習あるのみ!
吉行理恵「湯ぶねにおちた猫」②
この人もドビュッシーが好きなのだ。
朔太郎をまた読むきっかけになりそうだ。高校のときO先生が紹介してくれた朔太郎。
・私は勉強中に、いつか空想の国をさまよっているのでした
・ノヴァリスも風となれ/ベルデルリーンも風となれ/萩原朔太郎も風となれ(立原道造)
・「風が物語を生むのかと思う」
・「私たち七月に生まれた子らは/白いソケイの香りを愛する」(ヘッセ)
この人からもリルケの話が出てくる
吉行理恵詩集をアマゾンで、更に特急便で買いました
朔太郎をまた読むきっかけになりそうだ。高校のときO先生が紹介してくれた朔太郎。
・私は勉強中に、いつか空想の国をさまよっているのでした
・ノヴァリスも風となれ/ベルデルリーンも風となれ/萩原朔太郎も風となれ(立原道造)
・「風が物語を生むのかと思う」
・「私たち七月に生まれた子らは/白いソケイの香りを愛する」(ヘッセ)
この人からもリルケの話が出てくる
吉行理恵詩集をアマゾンで、更に特急便で買いました
インプロビゼーション②
キースジャレットのソロコンサートを聴いての感想。
全体は動と静で構成される。
<動>元気、高揚、エナジー、楽しさ、自由な、メロディラインが綺麗、意表をつく、みちくさをする、調子がいい、モチベーションが歓喜される、パワー
<静>思索的、瞑想、妄想、キラキラ、華やかな時折の高音、ときめき
全体は動と静で構成される。
<動>元気、高揚、エナジー、楽しさ、自由な、メロディラインが綺麗、意表をつく、みちくさをする、調子がいい、モチベーションが歓喜される、パワー
<静>思索的、瞑想、妄想、キラキラ、華やかな時折の高音、ときめき
インプロビゼーション①
キースジャレットの「サンベアコンサート」にはまる。
インプロビゼーションというものを再確認。
自動記述、無意識、夢、そんなことが気になっていた20代の頃を想う。
最近レゴを使ったワークショップの話を聞いたが、こういった手作業も一種の自動記述だったり、インプロビゼーションだったりするかもしれない。
しかし、ジャズのインプロビゼーションは技術力や音楽的構想力や発想力が必要だから、無意識とは異なるのかもしれない。
何だかもやもやするが、とりあえず。
インプロビゼーションというものを再確認。
自動記述、無意識、夢、そんなことが気になっていた20代の頃を想う。
最近レゴを使ったワークショップの話を聞いたが、こういった手作業も一種の自動記述だったり、インプロビゼーションだったりするかもしれない。
しかし、ジャズのインプロビゼーションは技術力や音楽的構想力や発想力が必要だから、無意識とは異なるのかもしれない。
何だかもやもやするが、とりあえず。
Dance baby Dance
オーガスタオールスターズによる夏向きのカッコいいロックナンバー。
ちょっとチャラいが、夏はこれくらいでもいいか。
サウンド的にはOK。とっつきやすく、それでいて凝っている。
ちょっとチャラいが、夏はこれくらいでもいいか。
サウンド的にはOK。とっつきやすく、それでいて凝っている。
2008年7月17日木曜日
吉行理恵「湯ぶねにおちた猫」
まだ読み始めたばかりだ。
そもそも、タイトルが気になって買った本だ。こういうタイトルをつけるセンスの人が好きなのかもしれない。読みはじめると、当たりだ。
冒頭すぐのところで、萩原朔太郎の詩が紹介されている。
”一杯の冷たい麦酒と、雲を見ている自由の時間”
いいなあ。
日々をやさしく、周囲にも猫にも気配りしている感じっていいなあ。
めっけものの一冊かもしれません。
そもそも、タイトルが気になって買った本だ。こういうタイトルをつけるセンスの人が好きなのかもしれない。読みはじめると、当たりだ。
冒頭すぐのところで、萩原朔太郎の詩が紹介されている。
”一杯の冷たい麦酒と、雲を見ている自由の時間”
いいなあ。
日々をやさしく、周囲にも猫にも気配りしている感じっていいなあ。
めっけものの一冊かもしれません。
2008年7月16日水曜日
冷やし白ゴマ坦々麺
■材料【約2人分】
<挽肉ダレの材料>豚挽き肉150g、ザーサイ大さじ2程度、長ネギ(白い部分)1/2本、しょうが1かけ、にんにく1かけ、香菜の根1本分、花椒適量、ごま油大さじ1.5、テンメン醤大さじ1、豆板醤大さじ1、オイスターソース大さじ1、紹興酒大さじ2
<胡麻ダレの材料>ねりごま(白)大さじ2.5、ラー油小さじ2、鶏がらスープ1カップ、ナンプラー小さじ2、塩小さじ1、砂糖小さじ1、お酢大さじ1
<その他の材料>中華麺2、玉もやし1/2袋、香菜適量、ゆで卵1コ
*このほかにも、粗く砕いたピーナッツやわかめ、水菜など好みに応じて
■手順
1:しょうが、にんにく、香菜の根はそれぞれみじん切りにします。ザーサイと長ネギは、粗みじん切りにします。花椒は、軽くたたいてつぶします。
2:フライパンにごま油を熱し、1を炒めます。香りが経ってきたら豆板醤を加えて炒め、さらに挽肉を加えます。挽肉をよく炒めたら、紹興酒、テンメンジャン、オイスターソースを加えて汁気がなくなるまでよく炒めます。
3:<胡麻ダレの材料>を全て合わせ、泡だて器などでよく混ぜ合わせます。
4:もやしはざっと熱湯に通します。香菜は粗みじん切りにします。ゆで卵は皮をむき、半分に切ります。
5:中華麺をゆで、冷水でよく洗ってからしっかりと水気を切ります。そこへ用意しておいた挽肉ダレやその他の具をのせ、胡麻ダレをかけます。
<挽肉ダレの材料>豚挽き肉150g、ザーサイ大さじ2程度、長ネギ(白い部分)1/2本、しょうが1かけ、にんにく1かけ、香菜の根1本分、花椒適量、ごま油大さじ1.5、テンメン醤大さじ1、豆板醤大さじ1、オイスターソース大さじ1、紹興酒大さじ2
<胡麻ダレの材料>ねりごま(白)大さじ2.5、ラー油小さじ2、鶏がらスープ1カップ、ナンプラー小さじ2、塩小さじ1、砂糖小さじ1、お酢大さじ1
<その他の材料>中華麺2、玉もやし1/2袋、香菜適量、ゆで卵1コ
*このほかにも、粗く砕いたピーナッツやわかめ、水菜など好みに応じて
■手順
1:しょうが、にんにく、香菜の根はそれぞれみじん切りにします。ザーサイと長ネギは、粗みじん切りにします。花椒は、軽くたたいてつぶします。
2:フライパンにごま油を熱し、1を炒めます。香りが経ってきたら豆板醤を加えて炒め、さらに挽肉を加えます。挽肉をよく炒めたら、紹興酒、テンメンジャン、オイスターソースを加えて汁気がなくなるまでよく炒めます。
3:<胡麻ダレの材料>を全て合わせ、泡だて器などでよく混ぜ合わせます。
4:もやしはざっと熱湯に通します。香菜は粗みじん切りにします。ゆで卵は皮をむき、半分に切ります。
5:中華麺をゆで、冷水でよく洗ってからしっかりと水気を切ります。そこへ用意しておいた挽肉ダレやその他の具をのせ、胡麻ダレをかけます。
「キースジャレット 人と音楽」②
本の中の写真のうち、キースジャレット率いるヨーロピアンカルテットの新宿厚生年金会館での1979.4.2の公演は入社式の後あわただしく会場に駆けつけた日でした。
入社式なんかそっちのけで楽しみにしていたコンサートでした。
入社式なんかそっちのけで楽しみにしていたコンサートでした。
「キースジャレット 人と音楽」
音楽に色彩をまき散らし、聴くものの予想を裏切り、気まぐれで、生意気なまでに大胆で・・・
ある種の色彩の名手
内的ロジックと創造力にあふれる意表をつく展開とをひとつに結びつけ・・・
直感的、非言語的なやり方
魂を揺さぶる
意外性
聞き手は創造という行為に立ち会っているという感じを持つ
抒情的で内省的
自然な感じ
深い祈り
コンサート前にあらゆる先入観をすっかり取り除いて、自分を空にしておく
瞬間の芸術
新しい自由に向かって前進する一つの方法は、より制約のあるところで仕事をするという方法がある
音楽的「着想」
何かをはじめるときには、いつもあの最初の純真さを取り戻さなければならない。・・・いつもはじめたばかりでありたい
ある種の色彩の名手
内的ロジックと創造力にあふれる意表をつく展開とをひとつに結びつけ・・・
直感的、非言語的なやり方
魂を揺さぶる
意外性
聞き手は創造という行為に立ち会っているという感じを持つ
抒情的で内省的
自然な感じ
深い祈り
コンサート前にあらゆる先入観をすっかり取り除いて、自分を空にしておく
瞬間の芸術
新しい自由に向かって前進する一つの方法は、より制約のあるところで仕事をするという方法がある
音楽的「着想」
何かをはじめるときには、いつもあの最初の純真さを取り戻さなければならない。・・・いつもはじめたばかりでありたい
2008年7月15日火曜日
週末の高速道路がすいているらしい
ガソリン代が180円台になっての影響で、高速道路建設の借金の返済に影響が出るとのこと。そんなことなら、例のガソリンの税金は返済に廻したらどうか?
しかし、あえて走らなくていい車がたくさん走っていたり、そもそもどうなんでしょう。
また、そもそもそんなに借金していたわけなの・・・・。
とか、いろいろあぶりだされてくるわけです。
しかし、車が減れば二酸化炭素量も減るし、いいこともあるわけですよね。
しかし、あえて走らなくていい車がたくさん走っていたり、そもそもどうなんでしょう。
また、そもそもそんなに借金していたわけなの・・・・。
とか、いろいろあぶりだされてくるわけです。
しかし、車が減れば二酸化炭素量も減るし、いいこともあるわけですよね。
2008年7月13日日曜日
「明日の広告」
なるほどという部分もあるが、本質的には???な本。
消費者本位発想といいながら、結局口説き落とす術を書き綴った本。
この消費者を口説くのが難しい時代に、そういう意味ではよくできた本。
気になったフレーズを以下に書き記す。
・ひっかけナンパ/ちゃんとしたお付き合い/結婚が前提のお付き合い(3タイプのコミュニケーション)
・ネット出現+情報洪水+成熟市場=疑い深い消費者の登場
・物欲を煽る広告は逆風
・クリエイティブジャンプの余地を残してコミュニケーションデザインする
・商品丸裸時代にはイメージ広告は通じにくくなる(商品デザイン/コミュニケーションデザインの統合)
・CMは認知に徹する→(徹しさせてくれということ?)
消費者本位発想といいながら、結局口説き落とす術を書き綴った本。
この消費者を口説くのが難しい時代に、そういう意味ではよくできた本。
気になったフレーズを以下に書き記す。
・ひっかけナンパ/ちゃんとしたお付き合い/結婚が前提のお付き合い(3タイプのコミュニケーション)
・ネット出現+情報洪水+成熟市場=疑い深い消費者の登場
・物欲を煽る広告は逆風
・クリエイティブジャンプの余地を残してコミュニケーションデザインする
・商品丸裸時代にはイメージ広告は通じにくくなる(商品デザイン/コミュニケーションデザインの統合)
・CMは認知に徹する→(徹しさせてくれということ?)
2008年7月12日土曜日
フジフイルムの化粧品
No.36 ソニーロリンズ「ST.THOMAS」
これで、ソニーロリンズ派になった一曲。グルーブ感が素晴らしい。豪快なソニーロリンズのテナーが楽しめる一曲。きっとジャズが好きになり、テナーが好きになったのもこの一曲によると思う。名盤「サキソフォン・コロッサス」の一曲。
アドリブがいい。この辺からインプロビゼーションという概念にイカれだしたのだと思う。
アドリブがいい。この辺からインプロビゼーションという概念にイカれだしたのだと思う。
2008年7月7日月曜日
2008年7月6日日曜日
とんぼ
神戸元町のジャズ喫茶「とんぼ」。
大学生の頃、一番たくさん通ったお店。
ソニーロリンズのアルバム「サキソフォンコロッサス」のジャケットが窓ガラスに描かれていたのはこの店だったのだ。人間の記憶なんて当てにならない。元町駅の海側に「サキソフォンコロッサス」のジャケットが描かれている店があったとずっと思っていた。
「とんぼ」でよかった。
きっとこの店でソニーロリンズを知ったのだ。
あの不思議なマスターのいる店で、彼は今生きているのだろうか?
そういえば、一度もちゃんと話したことはなかったように思う。
カウンターはだいたい常連さんがいて、僕はいつも店の隅がいつもの場所だった。
よくはしごをした「さりげなく」の方はあの頃はそうは思わなかったが、女子大生に人気があったそうだ。お店の名前に惹かれてのことだろうか?地下の店で、確か上が中華料理屋さんだったからかもしれないが、虫が時々いて、余りいい印象はない。
珈琲をはしごして、よく胃が痛くなったりしていたなあ。
大学生の頃、一番たくさん通ったお店。
ソニーロリンズのアルバム「サキソフォンコロッサス」のジャケットが窓ガラスに描かれていたのはこの店だったのだ。人間の記憶なんて当てにならない。元町駅の海側に「サキソフォンコロッサス」のジャケットが描かれている店があったとずっと思っていた。
「とんぼ」でよかった。
きっとこの店でソニーロリンズを知ったのだ。
あの不思議なマスターのいる店で、彼は今生きているのだろうか?
そういえば、一度もちゃんと話したことはなかったように思う。
カウンターはだいたい常連さんがいて、僕はいつも店の隅がいつもの場所だった。
よくはしごをした「さりげなく」の方はあの頃はそうは思わなかったが、女子大生に人気があったそうだ。お店の名前に惹かれてのことだろうか?地下の店で、確か上が中華料理屋さんだったからかもしれないが、虫が時々いて、余りいい印象はない。
珈琲をはしごして、よく胃が痛くなったりしていたなあ。
栗田有起「オテルモル」
そのホテルは地下13階。客室は99・・・・で始まる不思議で魅力的な設定。「最高の眠りと最良の夢」を提供するホテルは「誘眠顔」の主人公の希里を採用する。
ずっとどこかで読んだ感覚に似ていると思っていたが、村上春樹の小説、たとえば「羊をめぐる冒険」などに似ている気がする。
しかし、もう少し展開があったのではないか、魅力的な設定だけに惜しいように思う。
ずっとどこかで読んだ感覚に似ていると思っていたが、村上春樹の小説、たとえば「羊をめぐる冒険」などに似ている気がする。
しかし、もう少し展開があったのではないか、魅力的な設定だけに惜しいように思う。
今日の練習での気付き
・リガチャーとマウスピースの間にリードを滑り込ませる。マウスピースにリードを押し当て、リガチャーを装着させようとすると、リードに触れて痛めることがある
・リガチャーのねじを強く締めすぎない。リードの振動の妨げになる
・ソフトに咥える。上を歯に押し当て、下唇を丸め、横は覆う?かぶせる感覚?
・リガチャーのねじを強く締めすぎない。リードの振動の妨げになる
・ソフトに咥える。上を歯に押し当て、下唇を丸め、横は覆う?かぶせる感覚?
2008年7月5日土曜日
本当の初レッスン
前回は無料体験レッスンだったので、今回(7/4)が初レッスン。
もう少しうまく吹けるはずがなかなかうまくいかなくてもどかしい。しかし、こうやってひとつずつこつを教えてもらうことでちゃんと耽るようになっていく気がする。
チューニングメーターとマウスピースクッション購入。どちらも「ぜひもの」である。
教室はいつもH。次回は2週間後。
<ポイント>
・「吸気主導」:肺をパンパンの状態に保つ。雲井氏のHP参照。肺の中を空気をひとまわりさせるとのこと。まだまだ何のことという感じだが・・・。今日練習して少し感じた部分もあった。
・重心が上に行かない。重心はおへその下
・のどの後ろに力が入らない
・(アタマからしっかり音を出す)
・息を吸うときに、上の歯を離さない。口の横から空気を吸う。
もう少しうまく吹けるはずがなかなかうまくいかなくてもどかしい。しかし、こうやってひとつずつこつを教えてもらうことでちゃんと耽るようになっていく気がする。
チューニングメーターとマウスピースクッション購入。どちらも「ぜひもの」である。
教室はいつもH。次回は2週間後。
<ポイント>
・「吸気主導」:肺をパンパンの状態に保つ。雲井氏のHP参照。肺の中を空気をひとまわりさせるとのこと。まだまだ何のことという感じだが・・・。今日練習して少し感じた部分もあった。
・重心が上に行かない。重心はおへその下
・のどの後ろに力が入らない
・(アタマからしっかり音を出す)
・息を吸うときに、上の歯を離さない。口の横から空気を吸う。
「知っておきたい認知症の基本」
認知症とは発熱などと同じひとつの「症状」である。
認知症を起こす原因として最も多いのが、アルツハイマー病である。
認知症とは、1)一度獲得された知的機能が低下する、2)低下した知的機能により社会・家庭生活に支障をきたす、3)意識障害がある の3点を特徴とする
認知症を起こす原因として最も多いのが、アルツハイマー病である。
認知症とは、1)一度獲得された知的機能が低下する、2)低下した知的機能により社会・家庭生活に支障をきたす、3)意識障害がある の3点を特徴とする
登録:
投稿 (Atom)