2010年12月31日金曜日

これで3年経過

このブログもこれで3年。すでに1200以上書き込み、今年も300以上の書き込みをした。自分が時間をかけたこと、気になったこと、好きなもの・・・・、振り返れば、自分を見つめる材料でもあると思う。

2010年のベスト

「夜間飛行」「1984③」「猫を抱いて象と泳ぐ」「ランボー詩集」「私自身のための優しい回想」、以上ベスト5
以下、ベスト。
「最長片道切符の旅取材ノート」「イチローインタビューズ」「星新一上下」「村上春樹インタビュー集」「建築家安藤忠雄」「鴨志田ユズル遺稿集」「くちぶえサンドイッチ」(松浦弥太郎)
今年は村上春樹の長編をずいぶん読みなおしたこともあり、新しい本を読んだ数は例年よりも少なかったと思う。

2010年12月29日水曜日

レゲエのリズム

2,4拍目にアクセントを置いて、オフビートを刻む
音数は少ない
隙間でグルーブ感を出す

十和田のバラ焼き

タレのレシピ
しょうゆ大4、酒大1、にんにく2かけ、ショウガにんにくの倍、コチジャン小1、リンゴ1/4(なくてもOK))、砂糖大1
以上のたれに2時間ほど漬け込む・・・とのこと。

喪中のお正月に避けること

×は、年賀状、門松、祝い箸、お屠蘇、鏡餅ぐらい
おせちもお雑煮もいいみたい。お年玉も子供が待っているのでいいとのこと。

ショパンを聴く

年末の通勤時はショパン。
装飾の美しさ、シンプルで印象的なメロディライン、わかりやすいともいえる
短い曲、意外と大事なこと

ショパン~「花束の中に隠された大砲」

筆者は在日韓国人ピアニスト。自らをショパンに重ねて書いている。
ピアノを歌わせることのできる作曲家
“ピアノの詩人”でなく、国を追われ、苦しみ、悩み、怒る一人の人間
ポーランドの魂
民族音楽採集に夢中
ポロネーズとはポーランド舞曲
マズルカは旋回しながら踊るが、声楽的な要素が強い
まず、自分の中から聞こえてくる音楽に耳をすます
ロマン主義=個人の感情を大切にする
装飾の美しさと自由な即興性
ウィーンで本場の圧力に臆病になり、しり込みするショパン
聴衆を前にすると気後れする、個人的なサロンを好む
バラード=中世の伝説などに題材をを取った物語詩や叙事詩のこと
感情とともに湧き上がる音
ショパンの独創性=旋律の美しさ、インスピレーションの強さ、独特なリズム、自由なハーモニー
ZAL=わびしい諦念、深い恨みのもと、激しく反発する抗議
技量の誇示や見せびらかしからかけ離れた演奏
自由な思考、多彩な表現、ロマンチックな憂愁
楽譜を読むこと、打ち込むべき

今週の外食

(月)昼:虎ノ門の「太助」で1.6人前、夜:またもや肉、肉、肉、の大行進。元麻布の「きらく亭」厚い!見事!昼、夜で満喫です。(火)昼:銀座の山野楽器に行った帰り、山野楽器の裏通りのスペイン料理のお店「エルペソ」でランチ。

頑張って森戸神社まで行く




例年年末にもらっている交通安全のお守りをもらうために森戸神社まで午後往復。今日はかなり暖かかったので、先週に比べて防寒せずにでかけたが、それほど問題なく往復できた。往復で40.14K。今月も170K台とそこそこ頑張り、年間2048.24K(新記録!)。この記録を来年抜けるのでしょうか?1歳ずつ年齢を重ねていく中でよりたくさん走るのは難しい。
今日の海辺は少し風があったが、雲も写真のように気持ちよく、富士山はくっきりというわけにはいかなかったが、いい今年のラストランになった。
帰りに葉山のユニオンで蝦子麺を見つけ、リキンキのオイスターソースとともに買う。
最後の写真は自宅近くの公園から。

2010年12月26日日曜日

ショパン、奇跡の一瞬

作家の高樹のぶ子さんの溺愛ショパンの本。ご本人もピアノを弾かれる高樹さんがショパンゆかりの地を訪ね、文書を描き、写真を撮り、アシュケナージの演奏を本に重ねた3つのメディアの融合本。
ひとことでいえば、濃厚であつくるしいまでの、過剰なショパンへの愛。
6才年上の社交界の花と草食系男子組み合わせとは今風に言い得ている。

ショパン、天才の秘話

どこにも属さない孤独な若者
目立たず、静かに
遠くから見て憧れる
音楽とはまず技術である
慎重な若者
時代に背を向けてひきこもる
サル・プレイエル:1830年オープン、1927年に現在のフォーブル・サントノーレに移転。ここでショパンは1832年にデビューした
20歳前後の若いショパンの物語

年末はショパンで

12/18の松下奈緒のショパンからショパンに嵌る日々。
CDを聴き、本を読み、仲道郁代さんの解説本を読み・・・、そして電車の中でショパンをちゃんと聴くためにヘッドホンを買い・・・、年末はショパンです。ショパン生誕200年の今年。

初の年間2000K達成!!



天気は良かったので、強風の中、走り始めたが、こんなに風が強いとは思わなかった。
海は大きなうねり、海岸は砂が飛んでくるのでサングラスは外せない。こんな日にもサーファーが一人。さすがに今日は無理でしょ。今日は片瀬海岸までで36.3K。お昼をホノルル食堂でいただく。きんめの煮つけは絶品。寒い中、ここまで来た甲斐があるというもの。ここも観光客は関係ないので、26日でおしまい。潔い感じがいい。
何と、今日で2008.24K。初の年間2000K達成です。花粉症や膝の痛みという問題も抱えながら、10,11月の300K超えの2カ月連続の新記録で2000Kに到達です。

今週の外食

(月)昼:「乃木坂草庵」鶏のから揚げ、Barカウンターのある鶏なべ屋さん、(火)夜:溜池の「過門香」で中華、(水)夜:渋谷「神座」、(金)昼:赤坂、中華で昼から3000円のコース、(土):日本橋「パパミラノ」パーティ

2010年12月19日日曜日

ノルウェイの森③

また読んでみて、ノルウェイの森はもっと深く読むべきだと思った。
文庫本を買う、英訳を買う。「ダンスダンスダンス」はしばらくお預けだ。
・しばらく何かに思いをめぐらせる(N)
・僕はどうしても神戸の街を離れたかった
・知った人は誰もいないところで新しい生活を始める
・物事をより系統的にとらえるための訓練
・「難しい言葉を使う」(M)
・みんな自分が何かをわかっていないことを人に知られるのが怖い(M)
・フォークナー:「八月の光」
世の中にはひどいことがある、ひどいことをする人がいる、ひどい目にあうひとがいる。
いとおしくて、せつなくて・・・。
直子、緑、レイコさん、ハツミさん・・・みんな痛々しいね。
あの人では幸せになれないのだが、しかし、あの人でなければスタートラインに立てないことも事実なのだ。
村上春樹とは何か?とは自分探しである。
・・・そして、「青豆」がここで出てくるのだ。

幸せな仕事

市場を把握する仕事
市場に当てに行く仕事
夢を共有する仕事
新しいものを世の中に出していく仕事
「仕事」だからする仕事、幸せな「仕事」
すべてを一所懸命できるわけではない
すべてが全力投球できるわけでもない
考えすぎない、ということか

ちゃんと考えれば・・・というものでもない

ちゃんと相手のしてほしいことや考えていることを感じ取って、受け止め、
ちゃんとそれなりに時間もかけて考えて、
ちゃんと一生懸命に相手に考えたことを説明したら、だいたいの場合分かってもらえて、
そうやって、だいたいうまくいっていたから幸せだったのだろう。

今お気に入りの4つのお店

平潟町「やすらぎ」:ここは海鮮丼がいいが、アジフライもいい。
片瀬海岸「ホノルル食堂」:ここもまだアジフライと煮魚しか食べてない。もっと通い詰めないと。
三浦海岸「漁火亭」:ここは何しろ安い。お刺身定食とアジフライ単品で1300円はすごい。メトイカにはなかなか会えないのが残念だが。
小坪港:「ゆうき食堂」:何といってもシラス丼です、ここは。
いやはや、何のために走っているのやら。
方面的には横須賀方面で開拓が必要か?
そして、結果和食ばかりになっているのは不本意かも。

冬が来たと感じた日



先週はまだ手袋は必要なかったし、靴も夏仕様のものでも問題なかったが、今日はすっかり冬。手袋をしても指先はかじかむし、靴も新しいものに変えたがそれでも寒い。
立石公園到着。調子が良ければ三浦までと思っていたが、あきらめてここで帰ることにする。
あいていれば、VERDEでパスタをお昼にと思っていたが、今日もお休み。どうしたのかな?
アウトレットに寄ろうと八景島の方に走り出したが、気が変わってそのまま帰宅。10時半出発、2時半過ぎ帰宅。54.87K。結構走りました。昨日の疲れ方からすれば結構頑張った方かも。
お昼は久しぶりに葉山港湾食堂で海鮮丼。悪くないが、平潟のお店にはかなわない。観光地だから仕方ないか。

松下奈緒「ショパン、私の恋人」

土曜の午後のBS日テレの再放送、思わずまた見てしまった。
ショパンの魅力、松下奈緒の魅力。
プレイエルのピアノ、マジョルカ島、ジョルジュ・サンド。
ショパンのことを読まねばと思う。ジョルジュサンドの本?

「流跡」朝吹真理子

NHK週刊ブックレビューに登場。アマゾンでさっそく取り寄せる。
読み始めたばかりだが、
詩のような、
ISBNという記号を用いたりする意外性、
「啓蟄」のような難しい、古い?言葉を使って驚かす。
プルーストのようなまどろみ感、
読みにくいが絶賛する人も多いので、読み続けてみよう。
人物的には不思議なところに惹かれるものがある。
日常もこういう人なのか?

怒ってばかりいる

怒っている人が多い。「正義」の本が後押しをしている感じだが、マナーの名の下いろいろなことを怒っている人が目立つ。トイレで手を洗わない人に怒っている人を社説で見てびっくりしたが、車内でおウォークマンの音漏れ、ゲーム、携帯電話、食事、化粧・・・キリがないね、タバコの問題、大きな荷物を転がしている人、・・・・・怒って自分が前向きになれるわけではないのだが、みんな不機嫌な時代なのか?あるいは怒って発散しているのか?

今週の外食

(月)昼:丸の内の「サイゴン」でランチ(鶏)、(火)夜:ベルギービール&ムール貝・・・。「サイゴン」はベトナム料理の店。昔は有楽町にあってよく行ったもの。火曜日のムール貝は立派でおいしかった。

2010年12月12日日曜日

複雑化した世の中を生き延びるには

複雑化した世の中を生きるには
合理的に物事を考えること、処理することが必要だろう。
しかし、それで見失うこともあるはずだ。

悲しいこと

老いて(50代か、”老いて”というほどでもない)
美しくはなく(ずっと美人といわれたことはないだろう)、
結婚相手もなく(指輪をしていないということ)、
蓄えもない(単に本が古本で、ブックオフっぽいというだけが根拠なのだが)、
としたら、何に希望を持ってこの後の人生を歩むのか?

2週間ぶりの輪行








汐入まで走り、京急に三崎口まで乗車。荒井浜まで走り食事のはずが気が変わり、三浦海岸の漁火亭で食事。
荒井浜はきっと昨日だったらもっと素晴らしい富士山だったろう。残念!油壺からの富士の眺めもいい。
漁火亭は前回は金目の煮つけで少し好みと異なって残念だったが、今回はお刺身定食(この750円はおさしみが5~6品もついてお値打ちもの)+アジのフライ(これも小ぶりだが身はふわふわで大当たり!)。お店も満員で12時前に入店できてよかった。
三浦海岸で大根を乾している。いい景色。この冷たい風がいいのだろうが、この乾す作業の労力は大変なものだと思う。三浦海岸は今日はウィンドサーフィンの大会らしい。結構激しい風の中だが、ちょうどいいのか。みんなワンボックスカーで人生ウィンドに賭けてるという感じ。
帰りは津久井浜から京浜急行で屏風ヶ浦まで。

2010年12月11日土曜日

最長片道切符の旅取材ノート

まず、78年のこの旅は自分が一番JR(その頃は国鉄)に乗っていたころであり、特に北海道の項などなつかしい。もう、廃線になったところがたくさんある。それだけでもこの本の価値がある。
・昆布盛、落石、初田牛・・・駅名だけで懐かしい
・道内時刻表・・・そうそう!これ、北海道旅行のバイブル
・青函連絡船の廃止88年、バブルの頃にこういう旧式のものはなくなったということか
・駅そば・・・その頃はよく食べた、あまり外すことはなかった、北陸線の駅そばが印象深い
・「多忙」と「群れ」をなした人間は嫌いだ
・中央西線の振り子電車
・「天理駅は高架駅で・・・」の記述、そうそう桜井線で突然!びっくりする駅である
・塩屋~須磨間、についての記述あり
・高校生は女子の方が多く感じられる・・・同感!
・「研ナオコに似た車販嬢」・・・どちらにも失礼な表現?くだらない気付き。
全体として、日本をフィールドワークしている感がある。
多くの線、それも魅力的な線がすでに失われていることが残念であるが、その一方まだ素晴らしい沿線が数多く残されているのだから早く訪れたいもの。只見線、山陰本線の西端・・・。

悲田院展望台

卒業して30数年。はじめて卒業した高校の裏山を歩き、この展望台に偶然たどり着く。昔はなかったのだろうか?ここからの京都市内の眺めは素晴らしい。しかしパリと違って京都の建造物は小ぶりなものが多い、東本願寺と京都タワーと京都駅以外は判別しにくい。しかし、それを上回る京都の街をめぐる山々の豊かさがある。

出町柳「柳月堂」にて

至福の時間、浄化の時。
依然として京都の町ではドイツ語の原書を読んでる人がいたり(@柳月堂)、電車の中で「資本論」を読んでいる中年の男性がいたりする。神宮丸太町から乗ってきたから京大の先生?柳月堂での今日の最後は「威風堂々」。一日の最後の曲。締めの曲としてはいい。

ウフィツィ美術館自画像コレクション



国立国際美術館にやっと行った。月曜日の出張が多かったので、二度は空振りだったと思う。美術館自体は地下で、地上部はオブジェのような感じ。
今回の日程では「ウフィツィ美術館自画像コレクション」を見ることができた。自画像といっても、家族あり、だまし絵あり、鏡に映して描いた不思議な絵もあり、なかなか興味深い。フィレンツェのウフィツィ美術館にも行ってみたいものだ。

京阪5000系、40周年


高校生のころ模型を作った5000系も40周年とのこと。高校生で制作したころは新車だったのに。あのころがもう40年も前だということに驚かせられるが、もしかしたら40年なんてたいしたことないのかもしれない。

御堂筋のイチョウ並木



紅葉にギリギリ間に合ったか。とはいえ、黄色い葉の半分はもう散っているということで、こういう写真。ラーメンは四ツ橋の「神虎」。ラーメンは大阪は不毛の地らしい。不毛6品目というのがあり、「カレー」「焼き魚」「ラーメン」「とんかつ」・・・。

晩秋の京都







錦「だいやす」の焼き牡蠣、かんぱち、いわしのフライ。夜は8時までとのこと。しかし、遅いとネタは少なくなっている。
東福寺の紅葉の最後。2週間遅かったか。
悲田院展望台からの京都の街、なかなか素晴らしい眺め。
京都駅で買った「田ごと」のお弁当。1600円也。ちょっと高い気はするが味付けはよく、満足度は高い。まあ、出張の帰りに食べるにはふさわしくないかも。

今週の外食

(月)夕:錦「だいやす」で焼かき、かんぱちのおさしみ、いわしのフライ、生ビール、日本酒(五山の・・・)2杯、大満足!→「柳月堂」(火)昼:つけめん@四ツ橋「神虎」、チャーシューが香ばしい、夜:本町「福の根」居酒屋スタイルで本格的な味を出す店、(木)昼:しょうがやき(肉厚の豚、絶品)、夜:イタリアン@豊洲、燻製が上手、(金)夕:@横浜駅で鮨

2010年12月2日木曜日

秋吉敏子さん

・一生懸命やらないと可能性はわからない
・胸をタッチする(胸に響く、というほどの意味)
・一音一音に意味を持たせる(バラードの場合)
・他の人が信じていることを理解し、尊敬する。お互いに相手を尊敬する。いい地球になるための条件かもしれない。
秋吉敏子「HOPE」
やはりこの人はすごい人。あの時代だから出た人かもしれないが、すごい。
69年ねタバキンさんと結婚して、ビッグバンドできて早い時期に大学生の頃、秋吉敏子さんのビッグバンドに触れられたことは自分にとって素晴らしい体験だった。必ずしもいい聴取者ではなかったが。
80歳にしてなおすごい。最上級のリスペクトに値する日本人だと思う。

ノルウェイの森上・下②

ピュアな恋愛小説なんだ。
そして、メンタルで病むということをこの時代で扱っていることに驚く。
・あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置く
・気に入った本を何度も読み返すことを好んだ
・他人と同じものを読んでいれば、他人と同じ考え方しかできなくなる
・ヘンリーマンシーニ「ディアハート」
ここですでに「井戸」は始まっていた。ジャズ喫茶は井戸のようなmのだったのかもしれない。
・無理に友達を作らない(めんどうだしね)
・いつか埋め合わせをするよ:こんなセリフ、誰にも言ったことないなあ
・たいていのことは自分一人で処理しちゃう人
・毎朝ねじを巻いています(ねじまき鳥だ!)
・他人に理解してほしいと思っていない
直子、緑、レイコ・・・・
もう一回読まなければいけない気がするのはなぜなんだろう。

今週の外食

(月)昼:洋食(ハンバーグ&カニクリームコロッケ)@赤坂見附、その後練習。今週はこれだけ