2009年11月28日土曜日

樹木のカタチ




樹木の形は自然の造形物である。
落ち着いてこういうものをゆったり眺める時間が大切。
適当に目の前の些細なことから降りないと、日々あわただしくしているうちに、本当に素敵なものをつい見逃してしまう。

晩秋2題




ことしの紅葉はいまいちだと思うのですが、場所によっては素敵。

今週も三浦引橋折り返し




今日も快晴。9時半スタートで、六浦→森戸→引橋→三浦海岸→野比海岸→横須賀で74.39k。これで今月は月間記録を大幅更新の270k台。
今日も気持ちのよい天気で、光る海が見られる幸せを今日も楽しんだ。
写真は1枚目は立石公園、2枚目は野比海岸。
膝の調子はよくないが天気に誘われ、今日も70k台。大丈夫でしょうか?

今週の外食

(火)昼:白身魚の黒酢・酢豚風、(水)昼;豚の角煮定食、夜:渋谷「小川」のチャーシューメン、チャーシューは厚切りが5枚、濃厚なとんこつスープということもあり、やや重い!しかし、うまい。昼も夜もヘビーな豚でさすがに胃がもたれこのあと、渋谷をうろつく。久しぶりに井の頭線の駅近くの古書店をのぞく。まだちゃんと営業していてうれしい。

2009年11月27日金曜日

妖精が舞い下りる夜

小川洋子さんの若い頃のエッセイ。小川さんの作品からは想像しにくい意外な一面が垣間見える。山田詠美さんの小説に衝撃を受けた話、「死んだしゃこが食えるか」という妙に威勢のいい感じ、阪神タイガースファンであること、スポーツへの感動、佐野元春への傾倒・・・・、これはたぶん私の小川洋子さんの印象が極めて静的な印象が強いということによるものと思う。
「翻訳者に惹かれて外国の小説を読む」の翻訳者は村上春樹だが、このあたりは私と同じ、「午後の最後の芝生」が好きというところなども共通点。大学時代は武蔵小金井の学生寮にいたとのこと。ほぼ同時期に武蔵小金井の駅のホームにいたかもしれない。ずいぶん昔のまだ高架になっていなかった頃の武蔵小金井。

2009年11月25日水曜日

千代大海をつりあげる朝青龍

カド番7敗の千代大海を高々と釣り上げ、「君はもう退場なんだよ」、とでも言わんばかりに滞空時間の長い釣りで、また朝青龍には珍しく、投げ捨てるのではなく、そっと、土俵の外に置いた。
その動きには千代大海に対する強いメッセージが込められているように思われた。
千代大海に余裕で押させて、土俵際で軽く受け止めて一気に逆転する。
まさに横綱相撲。

アンジェリーナ

まだ小川洋子が若かったときの作品だから、物足りないところがあるのは仕方がない。
しかし、小川洋子と佐野元春というのがどうしても結びつかない。少し粘着質なところが共通点なのか?
「アンジェリーナ」はトゥシューズをめぐる話だが、少し食い足りない。もう少し話が続いてもいい。「バルセロナの夜」はペーパーウェイトの中から伝わってくるもので小説を書くというアイデアが面白いが、これもまだ書けそう。「彼女はデリケート」はレンタルファミリー派遣会社というのがアイデア。これも抑え目がよいのかもしれないが、ドラマティックが足りない。

09・11・25

今日の朝、世話になったT叔父が亡くなった。病気に対してはあきらめることなく、最後まで可能性があるならと考えて戦った。仕事はできることはやったという気持ちが強いだろう。自分がいた場所ではそれぞれ大きな足跡を残した人だったと思う。亡くなったことは残念だが、よい人生だったのではないか。

2009年11月24日火曜日

「海」小川洋子②マイワールドについて

絵描きはどこかの時点で自分のスタイルを持つ。
魅力的でオリジナルはスタイルを持たない絵描きは存在理由を持たない。
小説化も同様だ。
小川洋子もこの本のような初期の作品は若い、幼い印象が否めない。
しかし、「ブラフマン」になると、そのにはもう確固とした小川ワールドが出来上がっている。
作家はどこで自分にとってのワールドを発見するのだろうか?村上春樹のようにはじめからワールドを持っていたと思われる人は素晴らしいが、小川洋子のようにワールドを精進の末、獲得したと思われる人は素敵だ。

「海」小川洋子

この「海」に収められている7篇の共通性は何だろうか?本の帯には”今は失われてしまった何かへの尽きない愛情”とあるが、少し抽象的過ぎる?
その中で「ガイド」はいい。”詩などは必要としない人は大勢いるが、思い出を持たない人はいい”・・・・確かにそうだ!
思い出に題名をつける仕事をしている人。何とも素敵な発想ではある。

公園通り坂上




公園通り坂上のスターバックスは久しぶり。3Fのソファー席は空いていなかったが、窓に近い2人用のテーブル席が空いていた。いつもながらこの店は落ち着く。店内の客の人口密度が他の店と比べて高くないのがその理由のひとつかもしれない。この場所でソファー席が残っているのもすごい。
読みかけの小川洋子の「ガイド」を読む。
そのうちに窓際のソファー席のサラリーマンが席を立ち、僕はそのあとに座る。ああ、寝てしまいそうと思っているうちに、部屋の暖かさに負けて寝てしまう。
TSUTAYAでDVDを借り、ロフトでファイロファックスの来年の手帳の用紙を買い、そのあと久しぶりに渋谷を少しうろついた。なじみの店はなくなり、さすがに渋谷は変化が激しい。居心地のいい場所はどんどんなくなる。

2009年11月23日月曜日

長谷川智彩さん

96年に出版された「フィール・ザ・ヒーリング」ではじめて対談を読んで、写真もなかったがずっと記憶に残っていた。それが最近になってネットで近況を知ることになった。
あの当時も若いけれど仏像彩色師としてすでにひとり立ちされていたが、さらに深いところに進化されているようである。展示会や出版物や何かで作品に接することができればいいのだが。

「サガン」

映画のサガンは、どうしてこんなにサガンらしくなく、悲しく描かれる必要があるのだろうか。一生懸命生きたのだ。「悲しみよこんにちは」のサガンでいいじゃないか。老いて、男には去られ、借金まみれになり、薬まみれになって死ぬサガンは見たくなかった。映画館に行かなくてよかったのかもしれない。

三連休最後の日

三連休初日に70K以上走り、昨日は寒くて休養、今日はまた快晴なので、午後一回り。手広→藤沢→江ノ島→鎌倉→逗子→六浦→八景島、とぐるっと一周して47.5K。思いのほか距離は少なめ。連休初日と二日間で約130K。やややりすぎか?天気がよく、昨日は家でごろごろ本を読んでワインを飲んでという一日だったので、今日は気持ちのいい一日で連休を締めくくれた。
片瀬山に登る手前のパン屋さん、パニーニ発見!

2009年11月22日日曜日

恋人までの距離(ディスタンス)

18日(水)深夜に放映していたイーサン・ホーク主演の映画。
ブダペストからパリへ向かう列車の中で若い二人が話をするようになり、女性がためらいがちながらも男性と一緒にウィーンで途中下車をするというシーンから見始めた。そのシーンに引き込まれ、深夜深い時間にもかかわらず最後まで見てしまった。
旅の途中、列車の中で知り合い、途中下車して、朝まで共に過ごして、最後は半年後の再会を約束するという結末の付け方(これはもう会わないだろうけど、そういう別れ方をしたいということか)をして別れるというあり得ない設定だが、自分にもこういう素敵な偶然がないものか、妬ましく惹き込まれてしまった。
ほとんど二人しか出ない映画なのだが、その会話と背景になるウィーンの街の美しさが素晴しかった。
はじめの方を見ていないので、ビデオを借りてくることにしよう。

2009年11月21日土曜日

お気に入りの野比海岸にて

波の音が今日はいいから(少し荒れ気味ということ)、
こんなときに音楽を聴くのはもったいないと思う
今日は日ざしが、11月後半にしてはとても穏やかでいいから、
お日さまに向かい座っていないともったいないと思う
沖合いに釣り船らしき船が一定間隔を置いてたくさん並ぶように停泊している
今日は何が釣れるのだろうか
この日ざしの心地よさに負けて僕ならビールを飲んでしまうだろう
時折ウィンドサーファーが通過していくがこの浜では孤独だ
砂浜の投げ釣り客も孤独だ。おまけにちっとも釣れてない
波の音と海風と心地よい日ざしに、満腹の昼食の後だから睡魔が近づくけど、
帰り道はまだ遠くて、こんなところで昼寝はできない
折りたたんだ自転車を収納する袋も今日は持ってないしね
詩というよりもいまいまの心地よさを書き留めておきたくてペンを取る

久しぶりに機嫌のいい晩秋の一日




今日は睡眠不足だったけど、10日ほど乗っていなかったのと、好天気に誘われてロングになりました。いつものように、六浦から逗子へ。快調!森戸、長者ケ崎、秋谷、林と過ぎて、きつめの坂を二つ上ればあっけなく三崎口の駅、ここから長いだらだら坂を上り、引橋で三浦海岸方面を選択。ここで三崎を選ぶと明るいうちに帰れるか微妙。引橋から三浦海岸はずっと下り坂ですぐ。津久井浜で遅めの昼食をとり、野比海岸で休憩。そのあとは久里浜駅、横須賀を抜けて帰宅。久々に72.53K。これで今月も無理と思われた200Kが見えてきた。
あとの写真は横浜市立大学の見事な銀杏並木。

今週の外食

(火)日曜に続き、白楽でカキフライと珈琲、ちょっとくせになりそう、(金)昼;アルトサックスの練習前にいつもの中華屋でかにとエリンギの卵炒め、この卵はとんでもない量で、卵で満腹。今週はなんといってもカキフライ

2009年11月18日水曜日

音を遠くに

低音をきれいにだすコツとして。さすが!

2009年11月17日火曜日

「深き心の底より」小川洋子

途中まで読んでおいてあった本。きっとアウシュビッツやアンネフランクの話が結構あって重かったのだろうと思う。
読み返してみると、確かにその部分は重いけど、感覚的に自分に近いことがわかる。
・サン・テグジュペリは見えないものを見ようとした
・空想癖
・大原美術館のエル・グレコの「受胎告知」
・「旅の記憶は感性の預金」
・何かを書こうとするならせめて精神だけでも孤独にしなければならない
次も小川洋子を読もう。

白楽アゲイン

菊名で急行を降り、白楽で途中下車。六角橋商店街の日曜の試験の帰りに寄ったとんかつ屋さんにカキフライを食べに行く。生ビール小は先日もらったビール無料チラシでサービス。大きなカキフライ5個。カキフライはジューシーでうまい。カキを傾けると汁がこぼれそうで注意して食べる。そうしたくなる味。5個も食べるとおなかは満腹ということで大満足。帰りにまたカキフライにつく生ビール無料チラシをもらったので、また途中下車してしまいそう。
そのまま帰ろうと思ったが、ふれあい通りで前を通った喫茶店に一度通り過ぎながら後ろ髪をひかれ、戻って立ち寄る。お店の名前は「珈琲文明」。”シンフォニア”という名前の珈琲をいただく。お店は木の無垢を多用した落ち着く感じの店。家具類はオークビレッジの家具のような感じ。うらびれた通りには似合わないほどのこざっぱりしたお店。珈琲はサイフォン式で口の小さなサイフォンでそのまま持ってきてくれて、香りが逃げないようにとの店主のこだわりが感じられる。久しぶりに本当においしい、香りのいい珈琲を飲んだ。会社帰りのサラリーマンやOLが一人でも立ち寄っている。居酒屋ではなく、静かな宿木が欲しい人たちのためのお店だ。この街に、この通りに、この店はいいたたずまいだ。
ちょうど小川洋子さんの「深き心の底より」を読んでいたが、まことに似つかわしい本だったように思う。
また来ることになるだろう。
写真は携帯のカメラなので?ちょっとピンボケだが、ボリュームはわかる。

2009年11月15日日曜日

心の中に隠してあるもの

心の奥底に隠してあるものを、それを本当に時々だけれど、この人となら共有できるんじゃないかと思い込んで話してみるのだが、それが共有できることはない。少なくとも記憶にない。
その度に僕は孤独になり、自分が変な人間であることを自覚させられる。

片岡義男

この人には、前にも書いているはずだが、その当時まだ言葉だけが先行していた「ライフスタイル」とは何かということを教えられた。
片岡義男の小説をたくさん読んだが、恋愛小説として読んだ訳でも、若者小説として読んだ訳でも、バイク小説として読んだ訳でもない。
小説の中の何気ないモノについてのコメントや、生活シーン、その中に登場するものや、食べ方、時間のすごし方といった「やり方」からライフスタイルを学んでいたといえる。だからライフスタイルの教科書だったといえる。
もう一度そうしたアングルから片岡義男の小説を読み直してみることは新鮮かもしれない。

六角橋ふれあい通り











神奈川大学に仏検に行った帰りにはじめて訪れた。そもそも白楽の駅で降りること自体がはじめて。朝、駅を降りて大学まで歩いた第一印象はごちゃごちゃした街ということで、印象はあまりよくない。六角橋商店街自体は有名だが、面白みや風合いはない感じだ。しかし、一本裏通りの「六角橋ふれあい通り」は”ふれあい”という名前はダサいが面白い店が結構ある。特に雑貨店や喫茶店に面白い店が多い。しかし、廃業した店も多い。どの店も古いし、アーケードはあるけど、トタン屋根のようなアーケードだし、どの店も小さいし、いつまで続くのだろうとも思わせるが、新しい街づくりやイベントなどの試みもなされている。ちょっとまたゆっくり来て見たい。しかし、周辺はごちゃごちゃしていて、火事があっても消防車は入れない。古いアパートがいっぱいある。駅前の不動産屋の案内を見ていると、マンションという表示よりも圧倒的にアパートが多い。家賃もかなり安い。横浜から3駅だし、東横線だし、ちょっとお得で住みやすい街かもしれないと思う。

六角橋「とんかつ、ど~んとこい」

仏検の試験の帰りに六角橋商店街でおいしそうなとんかつ屋をみつける。千葉県産の白宝豚がこの店の一押し。さっそく、ここはロースでいただくことにし、ビールも試験が終わったことだし、ということで飲む。塩とごまで食べさせるのが、このお店のスタイル。なかなかジューシーな肉質でおいしい。もっと脂身を食べたい感じ。ご飯、味噌汁、キャベツは御代わり自由という下町ならでは。11時半には決して安くはないのにお店はいっぱいになる。東横線で毎日帰っているから、時々途中下車したくなる。
とんかつは白宝豚なので、1580円。

仏検

今日は朝10時から神奈川大学で仏検5級の試験。ここ1ヶ月近くは結構がんばった。フランス語は結構長い間かじってきたが、きちっとしたルールをものにするのはそれなりにちゃんと勉強をすることが必要ということがよくわかった。
結果は50問中48問正解という予想以上の結果(自己採点)となったが、それなりに過去問に取り組んだ結果である。5級とはいえ、そんなに簡単ではなかった。TOEIC以来10年以上ぶりぐらいの試験も結構疲れたし、試験のための準備はもっと疲れた。
しかし、2009年11月15日はちょっとした記念日。次は来年6月。今度は4級。問題集を見ると結構難しい。そんなに簡単でもないようだ。しかし、こうやってひとつずつ関門を抜けていくのは楽しみだ。
写真は試験会場の神奈川大学。白楽の駅から結構距離があり、途中の下町の感じは中年にはいいが、いまどきの学生には魅力には映らないはず。この学校は東横線沿線にもかかわらず立地でまず厳しい経営環境におかれているのではないだろうか?

2009年11月14日土曜日

見事な夕焼け

午前中は雨風がひどく、嵐。昼ごろから回復して午後は晴れ。そして、夕方は見事な夕焼け。こういう日に夕焼けは見事なのだ。携帯でお酒のディスカウントストアの駐車場からの撮影。望遠を持っていなくて残念。5時前ぐらい。もう暮れる寸前。この前がよかったのだが・・・。

今週の外食

(月)昼:「ぶりきや」にてホッケの開き定食、この日メトロの定期を買い、早速喜んで乃木坂まで行く。相変わらずホッケがでかくておいしい、(火)昼:この日はお休み、パンケーキとスクランブルエッグ&トースト、(金)昼:駅そば、ちくわ天ぷらそばのちくわが練り物というより粉ものだったのは残念。豊かな国になったといっても庶民の食べ物は所詮この程度か?

2009年11月12日木曜日

それからはスープのことばかり考えて暮らした②

この小説はサンドイッチをめぐる小説でもある。
と、気づいたとき村上春樹の「午後の最後の芝生」を思い出した。
芝生刈りのアルバイトで行った女主人の家で、中年の彼女が作ってくれたサンドイッチが登場する。
ただのキューリとハムとレタスのサンドイッチで、この小説の中で非常に大事なアイテムかといえばそうでもなく、しかし芝刈りのあとサンドイッチが出されて食べるシーンが妙に記憶に残っている。
パンを焼くというのは大変だが、サンドイッチは素人でもチャレンジできるパンメニューである。
少し置いてもべちゃべちゃしない、野菜のさくさく感とパンのもっちりした感じのバランス、同じものばかりでは飽きるので、それなりのバラエティを一食の中に用意すること、
そんなことが重要なことなのだろう。いつかはチャレンジしてみたいが、いい教科書があるのだろうか?

2009年11月10日火曜日

七里ガ浜billsのホットケーキ




七里ガ浜の人気店billsのホットケーキを食べに行く。さすがに平日なので駐車場には入れるが、お店は天気がいいからか30分待ち。こんな日に来ている人はどんな人なのだろう。自分もそうだけれど。待っている間に、物販のお店がビルの中にいくつかあるが、ターゲット外なので買いたい商品はほとんどない。悲しい現実。
人気のリコッタ・ホットケーキは卵たっぷり、ふわふわ、でも結構ボリューミィ、でおいしい。卵をいくつ使っているのだろう。粉は使っているのか?ほとんど玉子焼きのようだが、スクランブルエッグを比較すると違うことがわかる。もうひとつ食べたスクランブルエッグ&&トーストにアボガドとベーコンを付け合せとしたディシュ。こちらのスクランブルエッグも卵をたくさん使っていて、そのあと少し胃がもたれたほど。こちらもおいしかった。
とにかく、席が海を向いていて気持ちいい。今日はあまり波がなく、サーファーはもてあまし気味?シーカヤックを楽しんでいる人にはいいかもしれない。
このビルは海を眺めるために設計されたビルだと思う。お店からも通路からも。

ミッドタウン

月曜はいい天気で会社があるのがもったいないくらい。この日メトロの二重橋前ー渋谷の定期を買い、自由にこの区間が乗れるようになったので、早速お昼に乃木坂まで乗り、いつもの「ぶりきや」で食事をして、ミッドタウンの庭で秋の外気を楽しんだ。もう、こんな風に外にいることを楽しめるのもそんなにない。

平日、朝

朝8時から八景島方面へ、23.06K。平日朝は気持ちよい。海は暖かいからか霧のようなもやのようなものが掛かっていて視界はよくない。それでも海は気持ちのよいものだ。たとえ東京湾でも。この時期は八景島の銀杏並木の紅葉が見事なのだが、今年は色が良くない。残念。紅葉が素晴らしいときのこと通りはちょっとしたものなのだが・・・。ということで、カメラ持参で行ったが写真はなし。

2009年11月9日月曜日

それからはスープのことばかり考えて暮らした

久しぶりに本を読んだ。心が落ち着く話。こういう人生であってもよかったと思うが、違う道を来てしまった。ちょっと駆け足で読んでしまったので、日曜の試験の後に少しゆっくり読んでみようと思う。

2009年11月7日土曜日

柳島海岸石畳にて

11時を過ぎて日差しが強くなり、風も心地いい
ここのところ寒かったのがうそのよう
海は太陽の光で水面がキラキラ、銀細工のようにきらめき、
波の音はわすれていたものを呼び起こすように、昔の記憶を刺激する

そう、感じたら、ヘッドホンステレオの音が邪魔になり、耳からはずす
手繰ろうとしていた記憶は何だったのか
それは、するりと逃げ去り、目の前には真っ白なキャンバスだけが取り残されている
その前にたたずむ私は描く題材を持ち合わせていない
空気を感じ、光を感じ、風を感じ、自然の奏でる音に耳を澄ますとき、
自分の中の何かをとろかされたようで、とろかされたあと、何が出来上がるのか
想像もつかない

この柳島の石畳のような場所は、実は終着駅のようで気に入っている場所のひとつだ。
何か懐かしさのようなものがここにはある。
岩に砕ける波の音はひとつの要素だが、日差しとか風のにおいとか、、
そんなものも大切なパーツだ
海は、当然だが、魚とか海藻などの生臭いにおいがつきものである
漁港はたいてい臭いし、騒がしい
この場所は、そんなものは無縁で、ただ地球や海を感じさせてくれるものだけがあり、
そういうものに向かって、作られた舞台のような石畳で、僕はひとやすみする
靴を脱ぎ、ソックスをとり去って、石畳の上に仰向けに寝転がってみると、
そんな中に入り込み、ひとつになれるような心地よさが与えられる。まさに至福のとき。

膝の痛みを押して柳島海岸まで

絶好の自転車日和。膝の痛みはあったが、自転車を漕ぐのはさほど問題が内容に思ったがこのあとどうだろうか?今日の海はサーフィンに来ている人が多く江ノ島も辻堂も海の中が混雑。地引網も今が最盛期か?往復で52.93K。結構走ったのでどうか?
写真は海が光できれいだったのでとったが、3倍ズームではあまり感じが出ないというか、石畳を写しすぎか?石畳に寝そべると最高。ここでは詩人になれる。

今週の外食

(月)昼:赤坂「海皇」で白ゴマたんめんと鶏肉の炒飯、1100円でお店はゆったり、予約もできるそうで、なかなかいい感じ、夜:コンサート前に御茶ノ水キッチンジローのスタミナライス、(水)昼:中華街でおかゆ、(金)昼:若鶏の酢豚。今週はなんといっても謝甜記です。はじめて行ったのかも知れないが、とてもおいしい。とはいえ休日並んでいるのだといやかな。平日午前中に行く贅沢。

2009年11月6日金曜日

いつだって(仮)

いつだって、いつだって
いつでもあの頃の気持ちに戻れるとわかってる
奇跡のような出会いがあり、
奇跡をものにできないもどかしさが、
あの頃の僕だった
ただ君の影を追うことが楽しく、
ただそれだけで、生き生きと生きられた
何十年過ぎても、あの日の君は僕の中ではあの日のままで
青春の淡い記憶は奇跡のようにあの時のまま

いつだって、いつだって
いつでもあの頃の気持ちに戻れるとわかってる
季節がいくつか過ぎ
木枯らしが吹き始める季節になっても
奇跡を生かせずにいたあの頃
一歩踏み出すことができずに
一歩踏み出すことが怖くて日々は過ぎて行った
何十年過ぎても、あの日の君は僕の中ではあの日のままで
変わらない記憶は奇跡のようにきれいなまま

奇跡を生かすかどうかが人生かもしれないけど、
奇跡を夢のまま残しておいてよかったのかもしれない
あの頃の気持ちに戻れることで素敵な時間が生まれるのだから

2009年11月4日水曜日

自分6種

読書(小説)、音楽を聴く、鉄道のずっとやってきている3種に加え、ここ数年で加わったのは、フランス語、自転車、そしてアルトサックス。
引き出しは今の時点では充分すぎるほど。
あと、カメラとか旅行とか釣りとかもあるしね。

仏検

15日の仏検まであと10日ほど。そもそも5級だからそんなに勉強しなくても大丈夫だと思うのだが、落ちるのは自分の中ではかっこ悪いのでここ数日は最後の追い込み。今日は3時間以上勉強したかもしれない。
今日で文法のテキストのノートまとめは終了。あとはこれを読み込むのと、明日からは聞き取り。こちらはほとんどやってないので、こちらは本当に追い込み。明日は午前中、会社を休んで喫茶店で聞き取りの練習をする予定。
そろそろ受験票が届く。会場が不便なところでなければよいが・・・。
しかし、動詞の変化にはお手上げ。こんなことばかりやっているとフランス語が嫌いになる。それでもまあ、自分の意思を伝えることと、街で標識などを読むことをを中心に考えると何とかなりそうである。

2009年11月2日月曜日

オーティス・マーフィー×雲井雅人4

会場は来年3月で閉じるカザルスホール。
雲井氏が大学で教えているからか大学生?それも女の子がびっくりするほど多い。サックス抱えて通学するのはかっこいいかも。
コンサートはオーティス・マーフィーのガーシュウィン(ピアノ伴奏は日本人の妻)からスタート。見事にいろいろな音色をアルトサックスで吹き分ける。アルトサックスの魅力に引き込まれる。技術が素晴らしいのはいうまでもないが、エモーショナルな演奏にグッとくる。アンコールの”千の風になって”には少しやられそうになった。
後半は雲井雅人4。見事なハーモニーを聞かせてくれる。うなったり、まげたりという下品な演奏ではなく、正統的な音楽を聴かせてくれる。2曲オーティス夫妻と共演。特に”琉球幻想曲”はよかった。そしてアンコールの”ワルツフォーデビー”は6人の見事なアンサンブル。CDがないのが残念。
終わって外に出たらうそのような寒さ。もう冬。