2009年8月29日土曜日

今週の外食

(月)昼:あらさき亭、魚定食(あじさしみ、たちうお焼き魚、こむつ煮魚、ひじき、(火)昼:松花堂皿、(水)ごまだれのざるうどん+しらすごはん、(木)昼:皿うどん

2009年8月27日木曜日

1Q84(2回目)book2

<大切なこと>
・人生には生きていくための稼ぐスキルが必要
・他人の気持ちに入っていける感受性のようなもの
・いさぎよさ・覚悟
・いい記憶
・ごまかさないこと
・役割があること
・信条を持つこと
・意欲を維持する
・何かから目を背けない
・欠損や欠落に向き合うこと
★ラスト100ページを慈しむように、そして強く挽き込まれながら読んだ。荒唐無稽なもの・人・出来事だらけの小説だが、多義的で暗示に充ち、謎掛けだらけのストーリーは簡単にはコメントできないが、大きな感動を与えてくれた。久々に大きな感動を与えてくれる小説だった。
最後の章は「希望」や「意志を持つこと」や「温もり」とか「心を失わない」ということがいかに大切かということを語っているように思える。最終章のタイトルは「まだ温もりが残っているうちに」だ。そうだ、残っているうちにはじめるべきは何だろう。8/22~8/27。

2009年8月25日火曜日

「異国の客」池澤夏樹

この人はあちこちで住んでる。僕にとっても理想だ。沖縄、パリ郊外、確かハワイにもいたはず・・・。しかし、小学生を二人連れてのパリ郊外はさぞ大変だろう。この人の移住癖は筋金入りだ。そんなことは普通は出来やしない。この人もまた海外に行って日本を思い、世界を思い、時代を思索する人だ。ありきたりの滞在記とは一線を画すが、その分内容は重い。
さて、この人の本でもアスパラガスの話が出てきた。

横須賀長井の「あらさき亭」

三度目の訪問でやっと食事にありつけた。
一度目は二時半のランチのラストオーダーに間に合わず、二度目はお盆休みでお休みということで三度目のチャレンジでやっとランチにありつけた。
アジのたたき(というか、3枚おろしにしたそのまま、おおぶりのアジ)、太刀魚の塩焼き、黒ムツの煮つけ、魚は3種、それにひじき、デザート・・・、2100円のランチとしては充実のメニューでした。
次は荒崎カニをいただきましょうか。

2009年8月24日月曜日

1Q84(2回目)book1

どうも一回目は丁寧に読まなかったような気がして3連休で2回目を読み始める。で、
・結構一回目もちゃんと読んでること
・リトルピープル・空気さなぎはすでに上巻で2つの物語の共通項として登場していること
・青豆の立ち居振る舞いが好きであること
を、くだらないけど、確認した。
暗示・予感・ほのめかしの多用
「次がある人」と、「次があるとは思えない人」
「才能と勘」
「良い面とそれほど悪くない面」
クールに生きることに疲れる
ビッグブラザーとリトルピープル

2009年8月23日日曜日

久しぶりの八景島

前回八景島に来た7/15は海が臭かったが、今日は回復。無事海水浴客も楽しめているよう。
ベンチでしばし、日光浴。23.71K。今日は軽くひと回りといったところ。

2009年8月21日金曜日

今週の外食

(月)昼:「よし田」銀だら煮つけwith m.n,、(木)昼:肉野菜のしょうが炒め、夜:「魚のほね」あゆ、厚岸の秋刀魚、いくらごはん(オリーブオイル使用)、マツタケのお吸い物・・・・・。秋刀魚はすごかった。(金)昼:まぐろのカマの煮つけ

2009年8月18日火曜日

「買う理由」をこしらえる

不況なだけに、実は自分はそこそこお金があっても周囲を気にしてお金を使えない人はたくさんいる。
そんな中でレクサスHVは1ヶ月で1万台以上受注があり、目標の50倍という。
ハイブリッドという不況下での「買う理由」をつけてあげると、購入者も周囲、特に得意先などにエクスキューズとして使える。その上、300万円台からという価格設定。なかなかあざとい、というかこういう時代でのお手本のようなマーケティング戦略。
こういう不況下でも、そこそこお金がある人はたくさんいる。マンションは買えなくても、車は買えるとか・・・。そんな人には周囲が納得する「買う理由」を用意してあげることが最大の戦略なのかも。

2009年8月17日月曜日

「ドビュッシー」青柳いずみこ

音の画家、印象主義音楽の創始者とされるドビュッシーのハイド的側面を描いた本。
最後までは読みきれず。

5日連続で走る

久しぶりに少し走ってみて、自転車には乗っていても、自分の足では走れなくなっているのにはびっくり。足に自分の体重がもろに乗って、厳しい。体重の問題もあるが。使う筋肉が違うので、足の筋肉の痛くなる場所が違う。ひざの少し上の筋肉が痛い。水曜から昨日まで5日連続で走る。距離は少ないが、だんだん筋肉が痛くなくなってきたように思う。
週2回を目標に少し走れるように、走ってみようと思う。

2009年8月16日日曜日

今日もゆうき食堂

大船→腰越→逗子マリーナ(ゆうき食堂)→鎌倉→北鎌倉(「近為」に寄る。
38.54K。
ゆうき食堂では生しらす+地アジの合わせ丼で1000円。アジは結構大きいのが5枚も入っていて結構満足度が高い。合わせ丼は休みの日だけ?
「近為」のお漬物を見るために北鎌倉経由で帰る。たまり醤油つけの大根を買って帰る。おいしい。その上結構安い。粕漬けとお漬物の盛り合わせ他の昼のメニューが魅力的。
今日も快晴。いよいよ真っ黒。いくら水を飲んでも水分補給が必要な感じ。10時半過ぎに出かけて2時過ぎに戻ってこれだから遠出はできない。

2009年8月15日土曜日

72番バス

セーヌ川沿いを走る72番バスはセーヌ川を外れてサンクレール公園で折り返す経路だが、セーヌ川の夕暮れを楽しむならこれが一番らしい。ドビリー橋からのエッフェル塔の景色は素晴しい。こういうことは地元の人だけの秘密の”素敵”。NHKハイビジョンの番組で教えてもらった。

あらさき亭もお休み




ここのところよく休養しているからか体が軽い。快調に葉山へ。しかしこの辺りから腹が減ってき、それでも頑張って荒崎のあらさき亭まで来たが、今日までお休みとのこと。残念!そうだよね、お盆だもの。調べて来なきゃね。ということで、戻ってファミマでおにぎりのお昼。まあ、こういう日があっても仕方ないよね。
戻って立石海岸で写真。やっと夏。でも風は涼しい。
今日はずいぶん日焼け。大人げない状態になった。水分補給も普段以上に必要な暑い日。
荒崎まで30K、1時間半。順調にいけば時速20Kということ。
今日は、荒崎往復で65.58K。夏としては頑張ったか。今月もこれで100K。

2009年8月14日金曜日

「シャネルの真実」山口昌子

この本に出会わなければ“シャネル”というブランドの真の意味を知ることはなかったかもしれない。
消費社会の到来と新しい女性の生き方という2つの潮流を具現した女性。
そして、ファッションに於いては“シャネル前”と“シャネル後”という言葉があり、シャネルによって女性の個性を引き出し、魅力的に、そして着心地のよいファッションがはじまった。
シャネルモードの三原則=シンプルで、着心地がよく、無駄がない。フランス人でありながらアメリカ的で、旧世代を捨てた新世代感覚。
この本でシャネルというブランドへのリスペクトを感じられるようになった。

「矜持」

自分の能力を信じていだく誇り。自負。プライド。「○○としての矜持」「矜持=プライドを保つ」。

今週の外食

(月)昼:「グラナータ」で、O、Nと。秋刀魚のカルパッチョとツナと野菜の塩味のパスタ+デザート・コーヒー。ちょっとゴージャスなお昼。

3つの視点

①空中から見下ろす(俯瞰)、②360度パノラマ(同じ目線の高さで全体把握)、③一部分をクローズアップ
なかなか面白い3タイプ。
個人としては③、それ故か写真の撮り方も③。
気に入った部分だけを視界に入れたいから③、でも人生や仕事の上では①、②は不可欠。①と②の違いは評論家視点と生活者視点の違いということか。
3つの視点は、マーケティングアイとも人生に対するスタンスともいえそう。

「下流志向」内田樹

①「子供は就学以前に“消費主体”として自己を確立する」
“消費主体”としては子供でも一人前のプレーヤーになれる。その経験がもたらす(一人前として扱われる)しびれるような快感。かって子供はそんな快感とは無縁だったはず。同様にゲームでもそのような快感は得られているのだろう。このような達成感や快感は、昔は野球でヒットを打ったり、試合で勝ったりすることで時たま得られていたが、それは勝ったり負けたりという経験を伴うものだった。消費やゲームは勝ち負けのない一方的な勝ちゲームである。その偏り方はいいこととは思えないのだが。
②「わからないことがあっても気にならない」
なんだかわからないものは「ない」とする。これは鈍感になるという“戦略”とのこと。過剰な情報社会においては必要なリテラシーのひとつにも思えるが、人間関係の中では気になるところ。
③「自分のことは自分で決めるという自己決定権への固執」
人は何かをするに当たって、内発的に動機付けられることが大切であると、望ましいとされてきた。それが、“自分のことは自分で決める”への固執や不利な選択(例えばニート)でもいいとなるとそれは少し違うのかもしれない。“クリエイティブでやりがいのある仕事”に固執して、いつまでも“青い鳥さがし”をする。それでも食べていける時代ということか?

2009年8月13日木曜日

スカシカシパン

スカシカシパン(Sand dollar)は、ウニの一種。いわゆるカシパン類で、体に穴が開いていることからこう呼ばれる。
中川翔子のお気に入り。山田五郎とともにTVで紹介。
うにの仲間といわれるとなんとなくわかるが、自然には不思議なカタチをしたものがいくらでもある。

知るべきことは全て知っている人間‏

今週号のアエラより。
会社の中で、勢力の強い人は、かなりの割合で「会社の中で知るべきことは全て知っている人間」であるかのように振舞う。何か話題が出たとき、「それは、・・・・」と解説するのが特徴である。時に得意げに。知ってて当然かのように。しかし、そこには他者との会話は成立せず、冷た~い空気が流れる。会話は続かない。ちゃんと知らないことは、面白ければ面白がり、話をふくらましていったほうがいいよね。

2009年8月12日水曜日

生しらす丼、披露山公園




どこで昼を食べるか迷った末、波がおさまってそうなので、生しらす丼を食べるために小坪港へ。久しぶりに北鎌倉経由。北鎌倉は街道沿いのマンションが増えた気がする。この街には似合わない。
小坪港のゆうき食堂に早く着きすぎ、少し待ってそれでも一番で並んで生しらす丼、880円也をいただく。たっぷりの生しらすはいい感じのたれの味とうまくあっていて、いつもながらおいしい。
そのあと、披露山への上る。なかなかの上り坂。はじめて披露山公園へ。
きつい坂だったが、おつりが来るような公園からの眺めはすばらしい。住宅地は(いわゆる披露山庭園住宅)は森の中にそれぞれの家が適度に距離を持って建てられており、ちょっと日本ではほかに例を見ない。ちょっとビバリーヒルズ。どの家にもアンテナがない!

2009年8月8日土曜日

「薔薇の沈黙」辻邦生

深いリルケに対する思索に充ちた本。読みきれず。少しずつ。
”パリの孤独を徹底的に経験し、それに耐え、それを乗り超えていった詩人”
”リルケを読むこととパリの街や公園を独りで歩きまわることはほとんど等質の意味を持っていた”
”近代の要求する業績(仕事の成果)万能主義に対して、仕事のプロセスこそが意味を持つとする行き方の確立”

東京大学のアルバート・アイラー

12音平均律→バークリーメソッド→MIDIとなる現代商業音楽史。持っているジャズのアルバムを聴きながら読むと変遷とそのスタイルのジャズが出てきた背景がわかる。
ビッグバンドからビ・バップ、モダンジャズ化して、ゲーム化・バトル化・少人数化・抽象化という話はわかりやすい。

今週の外食

(月)昼:酢豚@一ツ木通り、(火)昼:五目あんかけご飯@栄林、(木)昼:さばひもの一匹@六本木ぶりきや

2009年8月4日火曜日

「庄内パラディーゾ アル・ケッチャーノと美味なる男たち」

アル・ケッチャーノのオーナー奥田政行氏と庄内の在来作物にこだわる生産農家の話。
奥田シェフのことは06.7の情熱大陸ではじめて知った。もう3年前。行きたいレストラン、と思ってもそう簡単には行けない。
“普通のきゅうり(ブルームレス・キューリ)はサラダにはいいが、漬物にすると水っぽくて食感がよくない。しゃりしゃり感がない。”
素材を活かし、料理をいきたものにするために全ての努力を注ぐ、すごい人。しかし周りにいる農家の人もすごい。そういう農家の人がいて、アル・ケッチャーノがある。
本の中の記述で、「気温が高くなって福島・新潟はコシヒカリがつくりにくくなっている」というものがあった。そうなんだ。

2009年8月3日月曜日

マーケティング脳vsマネジメント脳‏

人間には利き手があるのと同様「利き脳」があるとのこと。
そしてマネジメントの人間は「利き脳」が左脳、マーケティングの人間は右脳、本当かと思わせるわかりやすい考え方だが、膝ポンではある。両脳利きはほとんどいないらしい。
マーケティング脳で構築した提案がマネジメント層に受け入れられないのはこういうところに原因があったのかと思う。マネージメント脳の人たちの発想を知って提案することが必要ということなのだ。
<以下印象に残った言葉>
・左脳タイプは確認の強さが特徴。右脳タイプはそれほど強い確信を持てない
・起業家は例外なく右脳タイプ、長期的な経営者としては優秀ではない
・カテゴリーを支配することがマーケティングの最大の目的だ
・マネジメントはよりよい商品を効率的に、より安いコストで作ろうとする
・マネジメントはよりよい商品を求める。マーケティングは他とは違う商品を求める。
・左脳で考ええるマネジメントは成長を第一目標とする
・左脳タイプの経営者は即断即決を得意とし、右脳タイプのマーケターは急がない
・マネジメントは全てを詰め込もうとする。マーケティングは一語で表現しようとする
・消費者が買うのは位置づけのはっきりした商品だ・ブランドを築くためには釘とハンマーが必要(言葉/視覚イメージ)
・マネジメントはブランドをひとつにしようとする
・既存のブランド名では新しいカテゴリーは創出できない
・ダブルブランドは新しいブランド名を覆い隠す(例:ソニーブラビア)
・マネジメントは永遠の成長を目指し、マーケティングは成熟に備える。それは、マネジメントが短期志向だからだ。
・マネジメントは顧客を一生手放すまいとする(だからブランド拡張に走る)
以上、気になるところは、枚挙のいとまがない。
最近になく刺激的な本である。