2008年1月19日土曜日

マジックアワー

江国香織さんの「つめたいよるに」の解説を書いている川本三郎さんの文章で、この言葉を知りました。以下文章を引用します。
「太陽が沈んだ後、数分間だけ、まだ光が残る。その短い時間は、光がもっともきれいなときで、この時間に撮影すると信じられないような美しい映像が得られるという。・・・・奇跡のような瞬間」
勤めている会社のビルからも、夕方、空が一面不思議な色に変わるときがあります。真っ暗闇になる前のほんの短い時間。それは人工的に作り出せるものではない、毎回異なる空というキャンバスに描かれた自然という天才の所業。そうなんだ、ああいう時間をマジックアワーというんだ。ネットで検索したら、マジックアワーの魅力についていろんな人が語っていました。これだけでも、毎日デジカメを持って会社に行く意味があるかも。でも、仕事に没頭していては気付きません。ほんの短いドラマですから。

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