2008年1月14日月曜日

合コンの社会学

光文社新書の新刊。まず金曜9時は合コンタイムとのこと。合コン経験なしの年代の私としては、とにかく目うろこの一冊。著者の二人の年若い社会学者は”社会学と銘打つには勇気が要る”とあとがきに書いているが、合コンはもはや立派に社会学的事象である。
学生時代や職場での出会いを除いて、現代の男女が知り合う場として考えると、ネット、結婚情報サービスより合コンははるかにすぐれた制度である。お互い身元が知れているという低リスク性もある。しかし、この本によれば、合コン参加のお作法がいくつもあるらしく、”よく似たタイプを集める””がっつかない、和を保つ””核心(仕事・学歴・年収)に触れない””合コンより飲み会(ただの飲み会を装う)”などなど・・・。若者はお気楽に楽しく合コンやっていると思ったら、結構大変なんだ。
しかし、こんなに作法が多いところでちゃんと振舞う自信はないなあ。・・・というより、もはや資格がない・・・・・・か。とはいえ、前半は面白く読んだが、後半にもなると食傷気味にもなる。年のせいか?

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