2008年8月26日火曜日

加島祥造「老子と暮らす」

老子は私たちに、「もう少し自由に生きたらどうか」と言っている。
■『歩く速度』ということ
海岸沿いの道をゆっくりと自転車で走ることで、空気に溶け込めるのを感じた。
時速でいえば、18Kくらいだろうか?
早く走ると走ることに集中する。だから見逃すことも多くなる。
ゆっくり走ることで、周りの人や、海の音や風の音・・・を感じることができる。
鵠沼から柳島への自転車道、鎌倉から七里ガ浜への広めの歩道などはそういう空気感が感じられる場所だ。
■風を見る
広い緑の稲穂が風に大きく流れ、さらさらと穂同士が摺りあう音が聞こえる。
森全体を揺らす風。
しなやかな竹を大きくゆする風。
そういったとき、風が見えるような気がするね。

・自分の心の中の声に従う
・感情の中にこそ、常識(理性)よりもっと高い知性がある
・僕がひとりでいたがるのは、そうするとトータルになれるから

0 件のコメント: