2008年5月11日日曜日

加島祥造“求めない”とビジネスで必要な「欲」は共存するか?

“求めない”が売れている。反省なのか?読者はだれなのか?普通に想像すれば、中高年の男性なのだろう。
しかし、ビジネスで今求められているのは個人の「欲」である。言い換えれば、自分が発想したものを世の中で実現したいという達成欲のようなものであり、自然に経済的にも報われるということだ。加島祥造もTVで欧米では“求めない”という概念は理解されないと話していたし、また日本もここに来て、若手のビジネスマンを中心に、ビジネスのスタイルが組織型から個人の想いに移って来ているようにも思う。・・・とすると、正反対とも思われる概念の並存は世代の差異とも考えられる。
求めても達成の困難が予想される未来の中で、世代全体を覆うあきらめ風潮を肯定する思想として受け入れられているのでなければよいが。
“欲しがりません、勝つまでは”的な流れとは異なるものと信じたいが・・・。

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