2008年5月5日月曜日

フランクザッパ・ストリート

まずタイトルに惹かれて買ったわけだけど、冒頭の映写技師で映画監督志望のハル君と水曜が週に一度のお休みのウェイトレスのミミちゃんのお話はたのしく、しみじみとします。
お休みの水曜の朝、「ああ、今日は何をして過ごそうかな?」と思いめぐらすときにとりわけ幸せを感じるミミ。自分はこんな新鮮に休日を迎えられているかなと思う。
そして、毎日朝から晩までウェイトレスとして身を粉にして働いているので、週に一度のお休みの日に、ハルに朝ごはんを用意してもらうのを、なによりも楽しみにしているミミ。こういう小さな幸せを大事にできているかな?これも反省。
そんな人たちが住むフランクザッパ・ストリート。でもここはなぜ、”フランクザツパ”なのかは最後までわからず、動物が人格化してたくさん登場するのは少し受け付けなかったことも正直に告白しておきましょう。こういったファンタジーにのめりこめない自分にも危惧を感じつつ・・・。
とりあえず、フランク・ザッパのアルバムを借りてきました。

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