2008年4月12日土曜日

マロ「家なき娘」2

小学館少年少女世界文学全集を実家で確認。昭和39年12月刊行。なんと44年前に9才で読んで感動したわけです。津田穣訳、おのちゅうこう文(文とは何?)。小学校のときであることはわかっていたが、まだ小学校の低学年のときに読んでいたということにびっくりした。
池の中の小島の小屋(狩猟小屋)での、自分で靴をつくる、服をつくる、野草や野鳥の卵などを探して料理をつくる、空き缶で食器やフライパンをつくる、釣り針を買ってきて釣りをする・・・・、そんな小島の小屋での生活のページを何度も繰り返して読んだ記憶がある。何でも自分でする、することができるペリーヌに共感を覚えたのかもしれない。
愛らしさ、りこうさ、心の素直さ、強さ、今にも通じる価値観であると思う。

0 件のコメント: