2008年7月6日日曜日

栗田有起「オテルモル」

そのホテルは地下13階。客室は99・・・・で始まる不思議で魅力的な設定。「最高の眠りと最良の夢」を提供するホテルは「誘眠顔」の主人公の希里を採用する。
ずっとどこかで読んだ感覚に似ていると思っていたが、村上春樹の小説、たとえば「羊をめぐる冒険」などに似ている気がする。
しかし、もう少し展開があったのではないか、魅力的な設定だけに惜しいように思う。

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