戦争請負会社の戦闘機のパイロットが主人公という奇想天外な設定。更に主人公は遺伝子制御薬の開発時に偶然生まれてしまった子供、思春期に体の成長が止まり、病気もしない。
少し、「夜間飛行」の香りがする。
いずれにしても、人工的な静寂に満ちた物語である。
宇宙空間は静かだという。また次元は異なるが高層マンションも静からしい。生身の人間が存在しない、肉の気配がしない静かさがこの小説にはある。
とりあえず。映画が楽しみである。
ブログ2回目のチャレンジ。今回の目的は、まず継続すること。「半島」は村上龍の「半島を出よ」には全く関係ありません。音楽のこと、文学のこと、サイクリングのこと、食べたり料理したこと、旅行について、そして社会問題、社会学的なこと、マーケティング上の関心について、多彩に脈絡なく書いていきたいと思います。
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