2008年6月30日月曜日

雨音が聴こえるバーで

鉄線が入って斜めにはめ込まれた窓を滴る雨は、
僕に似合わない気障な言葉を使わせる。
静かに雨が窓を滴り落ちるとき、
僕は次第にこの空間にいる意味を知るのだ。
思いがけず饒舌になる夜。

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