2008年12月16日火曜日

「乗る旅・読む旅」

「乗る旅」のパートはもう著者が70代になって、なくなる数年前ということもあるのか、行動がまず淡白になり、文章も淡白になったのだろうと感じた。しょうがないか。
編集者に頼った計画と行動は元気なときのこの人には似合わない。熱気とか細部へのこだわりとかが物足りない。仕方がないか。
それに比べると、「読む旅」のパートは面白い。「津軽」、種村さんの本、中村由信さん、「事故の鉄道史」など。ほとんどが短いものだが、さすがの目の付け所という感じだ。

0 件のコメント: