「乗る旅」のパートはもう著者が70代になって、なくなる数年前ということもあるのか、行動がまず淡白になり、文章も淡白になったのだろうと感じた。しょうがないか。
編集者に頼った計画と行動は元気なときのこの人には似合わない。熱気とか細部へのこだわりとかが物足りない。仕方がないか。
それに比べると、「読む旅」のパートは面白い。「津軽」、種村さんの本、中村由信さん、「事故の鉄道史」など。ほとんどが短いものだが、さすがの目の付け所という感じだ。
ブログ2回目のチャレンジ。今回の目的は、まず継続すること。「半島」は村上龍の「半島を出よ」には全く関係ありません。音楽のこと、文学のこと、サイクリングのこと、食べたり料理したこと、旅行について、そして社会問題、社会学的なこと、マーケティング上の関心について、多彩に脈絡なく書いていきたいと思います。
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