2008年11月25日火曜日

時刻表2万キロ②

久しぶりに熱中して読み終えた。いやあ、久々すごい。何とも勤勉、何とも元気。日没後はNGという厳しいルールを誰も強制しないのに設定してやり遂げた。
確か私も1万キロ以上は乗っている。でも、乗りつぶしはありえない。できないし、やらない。しかしすごい。
”始末する””消化する””処理する”退治する”・・・乗りつぶすことを著者はいろいろな表現を用いている。ユーモアがあるというべきか、言葉どおりと見るべきか?
文章はユーモアがあり、観察と知性があり素晴らしい。ただの鉄道ファンではない。おぬし只者ではないな。
一度だけ出てくる奥様の「また行くの」という言葉が重い。
しかし昭和55年の国鉄路線図と今を比べると切ない。特に北海道と筑豊地区。
もう一度味読するか。

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