2009年9月26日土曜日

ランラン&ウィーンフィル




4月からチケットを取り楽しみにしていた。9/25のウィーンフィル。
会場のサントリーホールの席は舞台を俯瞰できる2FのLB。ランランの指使いがしっかり見える。
クラシックのコンサートについていろいろ評価する人は批評家・アマを問わずいるが、そういう言葉を僕は持っていない。
しかし昨夜のコンサートは大きな満足があった。ランランのショパンもすごかったが、100人を超えるオーケストラでのR・シュトラウスの「英雄の生涯」はオーケストラの魅力を余すところなく発揮できる曲で素晴らしかった。
弦楽器の海の波のうねりのような、といえばいいのだろうか・・・、10台のチェロと、8台のコントラバスの重い地ひびきのような音。小さな管楽器の活躍、これが2階バルコニー席だから見えるのが素晴らしい。打楽器のしっかりとした締めの冴え、何がよくて、良くなくてと言うことはいえないが、オーケストラの魅力というか、クラシックの交響曲の魅力は充分に、満喫できた、大満足した夜だった。
指揮はズービン・メータ。

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