2009年9月28日月曜日

「マルコの夢」栗田有起

きのこをめぐる奇想天外な物語、と背表紙にはある。
確かに奇想天外。小川洋子さんの「ブラフマンの埋葬」、森博嗣さんの「少し変わった子あります」にも似た奇妙な雰囲気。共通性をどう言い表せばいいのかわからないが、もう一回読んでみて、考えてみたい。
「料理されると存在感を際立たせるところだ。さすがキノコだ」
エリンギとまいたけだけでどうしてパスタはあんなにおいしくなるのだろう。

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