2009年9月19日土曜日

「生きているだけで、愛」本谷有希子

奇妙な小説である。しかし何かを持っているという・・・・、でも確信はない。ここで登場する”暴走する女”は本谷の小説や舞台ではよく出てくるらしい。
自分でダメダメの臨界点に達してしまっている。だから、他人からされるちょっとしたいやなことでもブチキレる。
妙な読後感が残る。もちろんここに登場する女とは付き合いたくないが。

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