2010年4月30日金曜日

星進一 下巻

作品集を脇においたまま、下巻を読み終わった。なんとも言えず、涙が出てくるようなラストだった。アイデアが枯渇して書けなくなる、というのは「生み出す」人の宿命のようなものだから、受け入れるしかないことなのだが・・・。星新一の作品の背景にあるものの重さ、深い闇のようなもの、こういうことを知って読むのと、知らないで読むのとどっちがいいのだろう。結構、知らないで読むべきなのではないかと思うのだが、どうだろう。
最相さんの労作でした。

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