2010年1月25日月曜日

「マサコ」が消えた


「マサコ」が消えて僕が下北沢へ行く理由がなくなった。
久しぶりの下北沢は少しずつ悪い方向へ進んでいるように見えた。「マサコ」はなくなり(昨年の9月25日をもって閉店ということらしい)、もはや跡形もなく、南口ビルなる醜悪な無味乾燥なビルに生まれ変わろうとしている。皮肉にも向かいのラブホは生き残って。しかし、まあ、あんなに駅に近くて廃屋に近付いていた店が生き残っていたのが奇跡ではあったのだが。
その他にも、南口はいくつかビルが新しくなろうとしたり、更地になっていたりする。少しずつ壊れていくという印象。
あと気付いた変化は食べ物屋が少しずつ下北沢らしい個性的な店が消え、今風若者向けの店=肉食,大盛り、熱血系、安価な店が増えてきていること。世界を回ってきた若者が各国の味を覚えて帰ってきて、下北沢で再現した店をオープンさせているという味わいは少しずつ消えてきているようだ。家賃が上がっているのだろうか?
この日食べたのは「下北沢どんぶり」のしょうゆにんにく丼、600円。米は多すぎて、またうまいとはとてもいえず残す。

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