2009年1月28日水曜日

アメリカの鱒釣り

75年1月初版で80年3月の13刷を購入。読み通した記憶がないからので、通過したのだろう。そして25年後、05年8月に文庫本としてはじめて発行されたが、このときも読み通せてない。というわけで、3度目のチャレンジ。とても読み通せないという読者の感想もあるようだが、理解しようとするとしんどい。固有名詞も壁。シンプルなアメリカの気配や気分・空気感といったものを楽しむべきか?”ストップ、メイキング、センス”(いちいち意味づけするのはやめようぜ)と柴田元幸が誰かの言葉を借りて言っているが、そうなんだろう。
冒頭の「アメリカの鱒釣りの表紙」で言葉を拾うと、
・大理石語・H・D・ゴクスウェル(無数の芸術的価値の乏しい銅像を建てたらしい、はて?
・土台の四つの方向に向けて”ようこそ”の文字・アドレイ・スティーヴンソンとは誰?
・サンドウィッチの中身はほうれんそうの葉がたった一枚
・ベンジャミン・フランクリンの自伝を読んでアメリカについて学んだのはカフカだったかな
まあ、こんな風だから読み通せない人がいても不思議はない。

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