2010年12月29日水曜日

ショパン~「花束の中に隠された大砲」

筆者は在日韓国人ピアニスト。自らをショパンに重ねて書いている。
ピアノを歌わせることのできる作曲家
“ピアノの詩人”でなく、国を追われ、苦しみ、悩み、怒る一人の人間
ポーランドの魂
民族音楽採集に夢中
ポロネーズとはポーランド舞曲
マズルカは旋回しながら踊るが、声楽的な要素が強い
まず、自分の中から聞こえてくる音楽に耳をすます
ロマン主義=個人の感情を大切にする
装飾の美しさと自由な即興性
ウィーンで本場の圧力に臆病になり、しり込みするショパン
聴衆を前にすると気後れする、個人的なサロンを好む
バラード=中世の伝説などに題材をを取った物語詩や叙事詩のこと
感情とともに湧き上がる音
ショパンの独創性=旋律の美しさ、インスピレーションの強さ、独特なリズム、自由なハーモニー
ZAL=わびしい諦念、深い恨みのもと、激しく反発する抗議
技量の誇示や見せびらかしからかけ離れた演奏
自由な思考、多彩な表現、ロマンチックな憂愁
楽譜を読むこと、打ち込むべき

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