2009年12月29日火曜日

「なんとなく、クリスタル」田中康夫

1月の菊池成孔さんの講演の参考資料ということで、本当に久しぶりに読んだわけだが、今更ながらこれはこれですごくあの時代においてクリエイティブなテキストであったと思う。とにかく早いし、こんな内容が世の中に求められていると考えたところがすごい。今の時代を完全に予見して先取りしているといえる。「ブランド」を日本で最初に提起したのは田中康夫だったということだ。
しかし、パイドパイパーハウスもオンサンデーズもこの本に出ている。自分で発見したと思っていた店が、こうやって紹介されていたかと思うとちょっと残念ではある。

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