2009年2月21日土曜日

プロフェッショナルの原点

ドラッカーの本は経営書というよりも、経営哲学書という印象。
・強みでないことをする必要はない
・問題が何であるかを拙速に決めてしまうことは愚かなこと(拙速と迅速)
*リーダーシップ論の多くが迅速な意思決定を論じていることへの反論。その通りである!トップとは迅速な意思決定が出来るものが有能であるとするのは乱暴で愚かな議論だ。材料もない中での迅速な判断とは単に経験に基づく”勘”による判断である。”勘マネジメント”ということか。
・知識をベースとする新産業は、どこまで知的労働者をひきつけ、とどまらせ、やる気を起こさせるかにかかっている
*若くて有能な人をどう企業はひきつけるか真剣に考えるべき。企業を利用してステップアップしていこうとする人間にいいようにされないことも大切
・知識あるものは理解される責任がある
*傲慢であってはいけない
・多くの領域で並み以上、いくつかの領域で有能、ひとつの領域で卓説していること
・人のマネジメントとは人の強みを発揮させることである
・組織は多様性を必要とする
・人事では完璧を期す
・成果をあげるものは自分自身であろうとする
・トップの仕事とは今日とは違う明日を作ること
・問題ではなく、機会に焦点をあわせる
*問題点を突っつくのは簡単だ

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