2009年6月19日金曜日

看板猫のいる店

夕暮れまでまだ少し時間がある頃、
スタンダードジャズとビールが生み出した時間。
軽い酔いにまかせて、グダグダとした時間を一人で過ごすことは、
全く無駄な時間のようで、心地よい至福の時間。
人生はこういう時間をすごすためにあるようにも思う。

目の前のスクランブル交差点を人が一見、無秩序に行きかうのが美しく感じられた。
少し酔ってるから?
そう、車の騒音も都会では欠かせないBGM。
まだまだこの時間、多くの人は働いていて、
カップルもあまり通らない時間にこうした時間を過ごすのは贅沢の極みというもの。
面倒くさいことは忘れ、やるべきことは脇に置き、
だって生きるってことは、自由ってこと。

スクランブル交差点は面白い。
四方八方から人や車や自転車や・・・が入ってきて、
四方八方に去っていく。人生そのもの?一期一会のよう。
この交差点は、犬を散歩させる人と、自転車と、走る人が多いね。
そんなことを眺めながら、夕方ビールを飲む。こうだよね、人生は。
この場所の心地よさは人口密度も関係あるよね。大好きな表参道ではこうはいかない。
ちょっとパリのような、ゆったりした時間。
遊び人とか、暇な人とか、金持ちとかだけが、この素敵な時間を享受しているのでなく、
みんなフツーの人が素敵な季節、とびっきりの時間を気持ちよくすごす。
@jack cafe 2009.6.17 17:00

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