2010年2月15日月曜日

98年の長野五輪のジャンプ団体

原田の1回目の大失敗ジャンプ。そして1回目日本は4位。2回目はまず岡部が大ジャンプで劣勢をはねのけ勢いをつけ、斎藤がつなぎ、原田は今度は汚名挽回のあわや転倒の大ジャンプ、責任の重いラストは若きエースの船木が締めた。そして優勝。
そういうドラマだと思っていたら、今日のNHKで裏にもう一つの素晴らしいドラマがあったことを知った。それは、1回目の後、雪で競技が中断、あわや1回目だけで競技が終了という中で日本人のテストジャンパーたちが何とか2回目ができるよう、日本チームが逆転することを信じて降りしきる雪の中で、競技再開をアピールするためのジャンプを必死でやっていたことだ。この天候の中でも安定したジャンプができる、大ジャンプができるということを証明するために。ラストに飛んだ西方は大変なプレッシャーの中でのジャンプだった。そんな事実はその当時は知らなかったし、表舞台だけでも素晴らしい感動の場面だったから、それだけで十分すぎるほどだった。しかし、その裏ではもう一つのすごいドラマがあったということを今日知った。
・・・・そして、12年。今回もその時飛んでいた岡部は出場している。

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