2010年2月21日日曜日

閉塞感のある時代

ペシミスティックな傾向のある村上春樹の作品が世界的に読まれる時代。
うつ病が疾病における世界的損失の第1位になっている現状。
不機嫌な職場といわれる能力主義、利益主義の行き過ぎた経営。
日米とも大変革が待ったなしとなっている政治状況。
環境問題、石油の減少、先進国の国家の借金体質、地球規模での人口の増えすぎ、格差社会・・・・、希望の時代、夢のある時代は終焉し、ノスタルジーがはびこる状況。未来に向けて明るい想定ができない。
のばしのばしにしてきたこと、だましだましにしてきたこと、何らかの解決がもはや待ったなしになってしまった事案が山積みになってしまった時代。
連続性、安定性が期待できない。
自分たちの世代の安寧を考えるのではなく、次世代のことをどれだけ考えられるか?
少しずつではあるが、水位が低下している時代。
期待値が下がっている時代。それ時代は悪いことではないが、「終着駅」がおぼろげながらも見え始めている不安は少しずつ広がってきているのかもしれない。

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