2009年4月25日土曜日

ハチはなぜ大量死したのか

「06年秋、北半球から1/4のハチが消えた」というセンセーショナルな序章からこの書物ははじまる。養蜂家たちは”何かがおかしい””いつもとどこか違う””気がかり”と感じていた。
CCD=colony collapse disorder(蜂群崩壊症候群)と呼ばれる事件が起こり始めていた。
人間は思っているよりはるかに野生の花粉媒介者の恩恵をこうむっている。しかし彼らのための環境を維持することには注意を払ってこなかった。
複合汚染=蜂の天敵はダニだったが、そこに農薬、ウイルス、抗生物質、地球温暖化、栄養不良・・・などのいろいろな要素が絡まり、CCDを引き起こしているように思われる。
ミツバチが消え、その原因はいくつもあるように見える。そして受粉は人の手でなされ始めている。
3/8はミツバチの日だそうだ。

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