2009年4月16日木曜日

宇多田ヒカル「線」

99.2.19から08.12.9の約10年間の彼女のWEBサイトへの書き込みを本にしたもの。
約500ページ。やっと読み終えました。「シングルコレクション」を毎日聴きながら、読み続けた。
もう、この2週間以上分厚い重い本を抱え、思い切り忙しい仕事の中をやっと読みきりました。
興味深かったのは前半。どんどん人気が出て、存在がパブリックなものになり、発言や書き込みにとやかく言われて戸惑いながらも誠実に対応している様子に打たれた。時々、書き込みにかなりのブランクがあり、売れに売れただけにプレッシャーも大変だったんだろうということが察せられる。
初期の発言には「個人が組織に対して自己主張が許されない社会」への問題意識など、社会性のある発言には知性を感じさせられる。
後半はくまのぬいぐるみの話も増え、はじめの頃に比べると当たり障りのない書き込みが増えるのは仕方がないかもしれないけど残念。オピニオンリーダーでいて欲しい。
00.8.23に千葉マリンにコンサートを見に行ったのはいい思い出。
久しぶりに昨日、アルバム「This is The One]」を買う。
やっと次の本に行く。「話題の「ミツバチ」の本。

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