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2009年7月16日木曜日

No50.僕のコダクローム

先日のコンサートではこの曲は歌われなかった。
改めて歌詞を読んでみると、「夏の緑のいい感じ」のあたり、いいね。
昔、コダクロームはプレミアムなフィルムだった。
白黒のトライXは使えても、コダクロームは現像・焼付けにお金が掛かったから
手が届かなかった。
あの頃、コダクロームが使えていたら”世界中に太陽がいっぱい”
なんて気分が味わえたのだろうか?

「僕のコダクローム」
高校でつめこまれたガラクタを
思い返してみて
ちょっとでも思い出せることがあったら
そりゃ不思議だ
何もおぼちゃいないけど
だからといって困ったことなんかなかった
壁の落書が読めるもんね

コダクローム
あの明るいすてきな色
夏の緑のいい感じ
世界じゅうに太陽がいっぱい
そういう思いにしてくれる
ぼくはニコン・カメラをもっていて
写真をうつすのが大好きだ
だから ママ 
ぼくのコダクロームをもってかないで

仮にぼくの独身時代に
つきあっていた女の子を全部
写真にとって
ある晩 集めたとしても
ぼくの楽しいイメージに
かないっこなんかないんだよ
白黒でとると
なんでもかんでもしらけちゃうのさ
ママ ぼくのコダクロームをもっていかないで
ママ ぼくのコダクロームをもっていかないで

2009年4月26日日曜日

No.49荒井由実「ひこうき雲」

「ベルベット・イースター」は取り上げたが、ユーミンの「ひこうき雲」からはもっともっとこの場に登場させないといけないのだ。それほど僕に影響を与えて、聴きこんだアルバムだし、このアルバムが出たことで「世の中が変わった」ように感じたのだから。 高校で一人騒いでいたように思う。
4/25の朝日新聞の土曜版で「ひこうき雲」の特集があり、そこにはいくつも発見があった。
73年11月20日発売の「ひこうき雲」はパックインミュージックで林美雄が「天才少女現る」と興奮してアルバムを毎週かけていたこと。パックでこの曲をはじめて聴いた記憶はあるが、林美雄のパックだったんだ。 僕も興奮していたが、林美雄も興奮していたんだ。
3枚目のアルバムに入っていた「ルージュの伝言」はすばらしい曲だったけど、”ポップなほうへいってしまった””ユーミンが離れていった”と感じる人がほかにもいたということもこの特集で知った。自分自身も「ルージュの伝言」が入っているアルバム「コバルトアワー」は買っていない。あくまで、「ひこうき雲」「ミスリム」だった。
”繊細な言葉や表現につかっていたかった””内省的で湿り気のある”世界から、ユーミンは戦略的な転換で、ポップでメジャーな道へ飛び立っていったのだったが、僕自身は2枚目までのアルバムの世界のその後相当長い間、つかっていたままだった。そして、その後いつごろまで初期のユーミンの世界に置き去りにされていたのだろう。
しかし、この特集の記述では、”台頭してきた中産階級の、東京ローカルな感受性とでもいうべき歌詞とメロディ”と表現されているが、関西にいて吉本の世界に浸っていたかに見える僕はどうしてこれを発見したのだろう。庄司薫か?神戸の街か?すでに接していたはずの西脇順三郎の世界か?

2008年10月30日木曜日

No.48 「シェルブールの雨傘」

30年前の愛川欽也のパックインミュージックで流れていた曲。深夜、この曲の切なさは何ともいえなかった。青春の一曲ともいえる曲。
映画は結構最近になってみた。色とりどりの開いた雨傘のシーンが個人的にはとても印象的な映画だった。

No.47 「砂に消えた恋」

<歌詞冒頭>
青い月の光を浴びながら 私は砂の中に
愛の形見をみんなうずめて 泣いたの 一人きりで
あああ、あなたが私にくれた 愛の手紙 恋の日記
それの一つ一つのものが 偽りのプレゼント
(続く)

竹内まりやのベストアルバムを借り、その中の60年代のポップスを聴いて、以前発売されたポップスのアルバムを借りてきてはまったのがこの曲。1964年の曲。イタリアのミーナが歌ってヒットした。
曲もいいけど、歌詞も切ない。
で、ユーチューブで見つけたのが麻丘めぐみが歌う「砂に消えた恋」。これはキュンとします。請け合いです。弘田三枝子の歌は違う気がする。

2008年10月14日火曜日

No.35 ウェザー・リポート「birdland」②

1979年(私が会社に入社した年!)リリースのアルバム「8:30」の中の一曲。作曲はジョー・ザヴィヌル。フュージョンの全盛期のアルバム。
ウェザー・リポートはアルトサックスのウェイン・ショーターとピアノのジョー・ザヴィヌルの二人が中心的存在。ドラムス、ベース、パーカッションのメンバー交代は激しい。
「birdland」は、冒頭のエレキギターとシャカシャカというパーカッションによるリズムが「予感」を感じさせる。そして続くブラスの軽快な音。
こういう曲が「グルーブ感」のある曲というのだろう。ブラスが入って派手めのかっこいいサウンドになっている。疾走感、急降下・急上昇を繰り返すジェットコースターのようなサウンド、1979年がもうこういう音楽が受け入れることが出来た時代だったのだと思うと驚きでもある。

2008年10月13日月曜日

No.46 本田美奈子「つばさ」

「アメイジンググレイス」ももちろんいいが、個人的に好きなのは「つばさ」。
亡くなったのは、2005.11.6.もう少しでもう3年になる。
”悲壮感のある声”と言ったのは服部克久。亡くなったからというのでなく、ギリギリのところで歌っていて、すごみがある感じだった。少し幼い可憐な声、アイドルでのスタート、ずいぶんのどを鍛えたのだろうと思う。歌に捧げた人生だった。

No.45 竹内まりや「不思議なピーチパイ」

ユーチューブでその当時の映像が見れるのは本当に素敵だ。
慶応の学生であの当時留学経験があって、美人で歌手で、コンサバにおしゃれで、・・・・、近くにこんな人がいたらどうすればいいのだろうか?眩しくて手も出ないんでしょうね。
声が低めなのもそれはそれでいいのだ。本格っぽいのかもしれない。
でもあとから聞けば、本人はアイドル路線がいやだったという話。でもあの頃の竹内まりやは眩しくて素敵におしゃれで格好よくて、手が届きそうもない存在でした。
ユーチューブの「不思議なピーチパイ」の竹内まりやにはぞくぞくっとしますよ。保障します。是非ごらんあれ。

2008年10月10日金曜日

No.44 竹内まりや「元気を出して」

引き続き、ここのところはまっている竹内まりや。
”人生はあなたが思うほど悪くない、早く元気を出してあの笑顔見せて”
普通のことばだけで作られた詩なのだが、”人生はあなたが思うほど悪くない”という詩は、もしかしたら、いいことよりも良くないことの方が多い人生を勇気づけてくれる。
普通の言葉、素直な言葉、自然な言葉。

2008年10月9日木曜日

No43.竹内まりや「純愛ラプソディ」

94年5月リリース。この曲は山下達郎としては、まりやのベスト1らしい。
「Souvenir」のラストのオルゴールのような演奏もいいが、「インプレッションズ」で聴く「純愛ラプソディ」は心揺さぶられるものがある。これは何なのだろうか?何度でも聴ける。飽きない。
歌詞、楽曲・・・。
“人をこんなに好きになり、やさしさと強さを知ったわ・・・”というストレートな歌詞にグッと来る部分もあるが、全体的にはそんなに才気が感じられる歌詞ではない。竹内まりやの歌詞は普通な感じがよくて、ここで心揺さぶられているわけではない。
また、全体的にも竹内まりやはアーティストという言い方はふさわしくないように思う。 特別なアーティストという存在ではなくて、気負ったところのない、普通でいたいという感覚。
楽曲がすばらしいのは言うまでもないが、大きいのは編曲かと思う。個人的にはベース。ベースランニングの音が心地よく、低いベースラインが心を押す気がする。
編曲は初期のものは山下達郎の色が強い。シンプルな曲を大きくお化粧してポップスに仕立て上げている。それに比較すると最近の楽曲はまりやらしいシンプルな、まさに“デニム”な手触りの作品が目立つ。
こうやって落ち着いた感じの成熟した大人の竹内まりやだが、ユーチューブで若い頃の歌っている姿を見ると、本当に眩しい存在。

2008年9月21日日曜日

No42 井上陽水「チエちゃん」「帰れない二人」

名アルバム「氷の世界」、個人的にはこの二曲。
表題作の「氷の世界」のほか、「白い一日」「心もよう」「FUN」「小春おばさん」・・・と、今見ても名作ぞろいのすごい一枚。
「チエちゃん」は大学1年のときの同級生に「ちえちゃん」がいて、明るい、人なつっこい性格で男の子達には人気があった。友人とよくギターで歌った曲。今はどうしているんだろう。先生になったのなら、いい先生になっていると思う。
「帰れない二人」は、“思ったよりも夜露は冷たく”ではじまるせつない名曲。さびのところの“もう夢は急がされている 帰れない二人を残して」という部分が歌うととてもせつなく、ぐっとくる。今歌詞を読んでも心に残っている。
もう一曲「FUN」も好きで、“きまぐれいたずらまちぼうけ”で始まるコミカルな歌詞と曲、これも名曲。
「氷の世界」というアルバムは陽水の二面性が出ているようなアルバムで、僕が好きなのは片面だけだと思う。

2008年9月18日木曜日

No41.「オリビアを聴きながら」

1978年の曲。杏里のデビュー曲。作曲は尾崎亜美。オリビアはオリビア・ニュートンジョンのこと。最もたくさん歌った&現在形の曲のひとつ。杏里がすごく好きというわけでもなく、とにかくこの曲である。
サビの部分、“出会った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた”
2番の、“夜更けの電話 あなたでしょう 話すことなど何もない”
歌っていて、グッと来るのはこの部分。切なくて、歌ってて入り込んでしまう。
別段この曲に思い出とかあるわけではないのだけれど。
ずっと、ずっと大好きな曲。

No.40 沢田研二

ザ・タイガース1967年デビュー。68年リリースの「花の首飾り」「青い鳥」「廃墟の鳩」は当時ギターを弾き初めだったこともあり、よく歌った。個人的には「廃墟の鳩」の加橋かつみノハイトーンボイスが好きだった。
ソロになってからは、71年「君をのせて」、75年「時の過ぎ行くままに」、76年「コバルトの季節の中で」あたりがお気に入りだった。「君をのせて」「時の過ぎ行くままに」はカラオケボックス以前に結構歌っていたように思う。
こうやってみていくと、沢田の派手なキャラは個人的には好みではないはずだが、好きな曲は結構多い。どこか切なく、孤高なところがあるからか?このあたりは田中裕子も似ているか?
現在は少し太ったし、踊りも結構無理があるけど、声は頑張っている。派手さも頑張っている。田中裕子はどんどん枯れた感じになっていっているのに、田中裕子の養分を吸っているかのように”派手”を続けている。きっと田中裕子がスポンサーになって、後押ししているのだと思う。年末のドームコンサートも2部構成で4時間半も頑張るらしい。年をとって枯れていくより、ますますアグレッシブにやるのはいいよね。人生前のめりというより、年がいなく、無理を重ねて・・・・いいんじゃないの。

2008年9月15日月曜日

No.39 五番街のマリーへ

五番街へ行ったならば マリーの家へ行き
どんな暮ししているのか 見て来てほしい
五番街は古い街で 昔からの人が
きっと住んでいると思う たずねて欲しい
マリーという娘と 遠い昔に暮らし悲しい思いをさせた 
それだけが気がかり
五番街でうわさを聞いて もしも嫁に行って
今がとても幸せなら 寄らずにほしい
五番街へ行ったならば マリーの家へ行き
どんな暮ししているのか 見て来てほしい
五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた
かわいマリー今はどうか 知らせてほしい
マリーという娘と 遠い昔に暮らし
悲しい思いをさせた それだけが気がかり
五番街は近いけれど とても遠いところ
悪いけれどそんな思い 察してほしい

NHKのソングスで久しぶりに高橋真梨子の歌を聞いた。
一番歌った歌かもしれない。
高橋真梨子がソングスでは自由に歌っていた。
歌手は自由に歌ってはいけないと思っていたみたいだが、この日は自由に、自由な歌い方の高橋真梨子で新鮮だった。
「どんな暮らししてるのか見て来てほしい」
こんな風に思える女性は何人もいない。
だからこそ、この歌を歌うときによぎるものがある。
MFSのかなりあとになぅたけれど、いまだにヒリヒリする曲である。

2008年8月10日日曜日

No.38 ZARD「気楽に行こう」

坂井泉水さんの曲で最も好きな曲のひとつ。
今日自転車で走りながら聴いていて気になった。
歌詞は恋愛の曲。そうでよかった。人生を「気楽に行こう」という歌詞でなくて・・・。
もしそうだったら悲しすぎる。
”追いかけたい気持ちにブレーキかけて”・・・誰を想っての歌詞だったんだろう。
”気楽に行こう、今は目の前にある、それぞれの夢を、ひとつずつ積み上げていこう・・・・”

2008年7月27日日曜日

No.36 ソニーロリンズ「ST.THOMAS」②

いくつかのアルバムでこの曲は収録されているから、ソニーロリンズにとってもこの曲は会心の一曲なのだろう。しかし、「サキソフォン・コロッサス」のなかでのこの曲が一番である。
テーマーの部分のメロディラインがまず素晴らしい。
自由に音が上昇して落下する。その天衣無縫とでもいうべき演奏に魅了される。
次の音を予想して、時に予想が当たり、音を追っかけ、時に予想は外れて思いがけない音の展開となる。グルーブ感、ノリのよさ、これがいいことは言うまでもない。

2008年7月22日火曜日

No37 Jason Mraz 「Lucky」

このアルバムを買ったきっかけは二曲目の”I'm yours”で、これはこれでお気に入りだが、はまったのは三曲目の”Lucky”だ。feat.コルビー・キャレイ。この女性シンガーの声もいい。
何回も同じ曲を聴き、有楽町の地下道を歩いた。
”楽園の扉を叩く歌~空を見上げ、風に吹かれ、波に抱かれて、愛を歌う。”
とレコード会社のHPの紹介にはあるが、”Lucky”というタイトルからするとゆるい音楽。
日本で”ラッキー”というと軽い感じなのだが、この曲の”Lucky”の感じは”本当に幸せ”という感覚のやわらかい感触の”ラッキー”のように思えた。
今回MFSに昇格。
このアルバムは他にも素敵な曲が多い。

2008年7月12日土曜日

No.36 ソニーロリンズ「ST.THOMAS」

これで、ソニーロリンズ派になった一曲。グルーブ感が素晴らしい。豪快なソニーロリンズのテナーが楽しめる一曲。きっとジャズが好きになり、テナーが好きになったのもこの一曲によると思う。名盤「サキソフォン・コロッサス」の一曲。
アドリブがいい。この辺からインプロビゼーションという概念にイカれだしたのだと思う。

2008年6月29日日曜日

No35.ウェザーリポート「バードランド」

これはレコードの時代に買ったもの。79年発売。
今聴いても素晴らしい。出だしのパートで予感させ、そのあとのカッコいい疾走感。夜の闇の中を車で飛ばしたらどんなに気持ちがいいだろう。
グルーブ感とか、心をざらつかせ、掻き立てるサウンド。
ブラスがとりわけカッコいい。
メロディラインのノリのよさ、ダイナミックさ、繰り返しによる高揚感、急降下感・・・・、この曲の魅力を言葉に落とすのは無駄なことだ。ただ聴けばいいのだ、29年前聴いたときと同じ熱さが得られる。

2008年5月11日日曜日

No34.カザルス「鳥の歌」

カタロニア民謡。3分ほどの小曲だが、心の奥底まで染み入るチェロの音。
時に入るカザルスの吐息のような、うめきのような・・・・・・。
1971年10月24日の世界国際平和デーにて国連本部でのアンコール演奏にも現れ、世界的に放送された。
ピカソ、ミロ、ダリ、を生み、ガウディを生み、モンポウを生んだカタロニア。
この曲にカタロニアの豊かな部分の秘密があるのか?

2008年5月5日月曜日

マイフェイバリットソングスNo33 ジョージハリスン「マイ・スウィートロード」

1970.11発売。日本では71.1.
歌詞はその当時彼が傾倒していたヒンズー教の神への信仰心を歌ったものとのこと。今になってはじめて知ったこと。
そして、更に盗作問題があったこともはじめて知った。後に@損害賠償に応じているのは認めたといわれても仕方がないかもしれない。今で言えば、ちゃんとカバーするなりのカタチをとれば良かったのだろうけれど・・・。埋もれている曲を発掘して世の中に出すのもいい仕事なのだから。
というわけで、いろいろあるけれど、それがこの曲の価値を下げることにはならない。