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2010年12月11日土曜日

悲田院展望台

卒業して30数年。はじめて卒業した高校の裏山を歩き、この展望台に偶然たどり着く。昔はなかったのだろうか?ここからの京都市内の眺めは素晴らしい。しかしパリと違って京都の建造物は小ぶりなものが多い、東本願寺と京都タワーと京都駅以外は判別しにくい。しかし、それを上回る京都の街をめぐる山々の豊かさがある。

2009年11月15日日曜日

心の中に隠してあるもの

心の奥底に隠してあるものを、それを本当に時々だけれど、この人となら共有できるんじゃないかと思い込んで話してみるのだが、それが共有できることはない。少なくとも記憶にない。
その度に僕は孤独になり、自分が変な人間であることを自覚させられる。

片岡義男

この人には、前にも書いているはずだが、その当時まだ言葉だけが先行していた「ライフスタイル」とは何かということを教えられた。
片岡義男の小説をたくさん読んだが、恋愛小説として読んだ訳でも、若者小説として読んだ訳でも、バイク小説として読んだ訳でもない。
小説の中の何気ないモノについてのコメントや、生活シーン、その中に登場するものや、食べ方、時間のすごし方といった「やり方」からライフスタイルを学んでいたといえる。だからライフスタイルの教科書だったといえる。
もう一度そうしたアングルから片岡義男の小説を読み直してみることは新鮮かもしれない。

2009年7月28日火曜日

ラハイナのKimo's

1983年に訪れて、また2000年過ぎて行くことができた懐かしい店。
1977年開店で、ことしで32周年だそうだから、はじめて行ったときは、まだ開店して数年しかたってなかったことになる。その頃のラハイナには日本人観光客は少なかった。長くこの店のTシャツを愛用した。懐かしい記憶。
http://lahainastyle.blogspot.com/2009/03/happy-birthday-kimos.html

2009年4月27日月曜日

砂場

庄司薫、サガン、ユーミン、キース・ジャレット、村上春樹、片岡良男、ニューヨーカー、青山通り、西武美術館、

2009年1月5日月曜日

カラダで感じる

スキーをするようになって、風を切ってすべり、雪をスキー板で感じることの快感を知った。雪面のでこぼこがいとおしいとでもいうような感覚。
釣りは魚が餌を突っついている感触から、掛かったときのピクピクからグッと持っていかれるまでの魚の大きさや食いつきの性質によって程度は異なるが、あの手ごたえ。
自転車はペダルの感触とスキーと同じ風を切って走る感触。
そしてアルトサックス。こちらは吹き込む息の量・強さ・スピード・方向などによって、吹き込む息が生きた音色に生まれ変わってくる。
道具を自在に操作することで得られる”カラダで感じること”、よりプリミティブな「感触」感とでもいうべき方向に魅せられている。

2008年12月17日水曜日

フェスティバルホール

最後の”ありがとうコンサート”の案内だ。
僕が高校生のときは関西で一番クラシック音楽をいい音で聞けるホールだったと思う。
大学生のときフランス国立管弦楽団の来日公演のチケットが当たって聴きに行った(確かFM大阪からもらったと思う)。聴いた曲や内容は何も覚えていないが、その事実だけが記憶になっている。大学のN教授夫妻?が来られていて、他の来客と談笑されていた姿が記憶にある。こういう文化人と呼ばれる人たちが集まる場所なんだと妙に感心した。
転勤してこのビルにいた5年間には結局一度も聴きに行くことはなかった。

新朝日ビル地下街

もうこわすのだろう。テナントは地下には残ってない。このビルは昭和35年に第1回建築業協会賞を取った由緒あるビル。オフィス、ホテル、ショッピングゾーン、コンサートホールが一体になった確かにその当時は画期的なビルだったろうと思う。
今はその面影もない。
この地下街ではお茶も飲んだし、歌も歌ったし、小さな本屋だったけどいい本を集めた本屋さんがあった。守衛室には朝晩よく鍵をもらいに行った。

2008年12月16日火曜日

桂大橋西詰

この坂の右手あたりの奥に生まれた頃は住んでいたのだ。表通りの手前右側の石積みだけが当時をしのばせてくれる。
桂離宮の裏塀、右カーブの道路、Kさんの家は古い家の趣を残している。お隣には下駄を作る職人さんが住んでいたように思う。
この場所で覚えているのは伊勢湾台風、国鉄の鉄橋を渡る特急電車、神社の庭に来ていた紙芝居、桂離宮から流れ出る小川でとったざりがに、・・・・、もう50年近く前の話。もう記憶も断片的にしかない。
33系統のバスで約30分掛けて京都駅に戻った。

桂川駅から桂大橋西詰へ


先月新しく開業した桂川駅に行った。駅前は結構立派なロータリーがあり、バス停は3つ、そしてタクシー乗り場。でも、それだけ。コンビにひとつあるわけではない。まだ開業1ヶ月。
タクシーの運転手の話では自衛隊の駐屯地もそのうちなくなるようだ。なくならなければ意味が薄い駅ではある。久世や洛西ニュータウンへの最寄り駅にはなるが。
戻っても友人Sに会うまでまだ時間があるので、タクシーに乗って生まれ育った桂大橋に西詰めまで行く。中村軒で3色団子他買う。このお店のお饅頭は幼稚園の頃の最も贅沢なおやつだったと思う。春の草餅、6月の水無月、おはぎ、3色団子・・・。おかみさんがやり手らしく、HPも充実している。

2008年9月15日月曜日

発見!

ここのところのマイブームは先にも書いた「フランス語」「自転車」「アルトサックス」だけど、これって、気分が能動的になっているということだろうか?「本を読む」「音楽を聴く」「絵を見る」・・・と受動的なもの(=人がつくったものを受けとめるという意味での”受動的”)が自分の時間の過ごし方として多かったのが、変わってきているのだろうか、”DO”的な時間の過ごし方になっている。あがき?

大学の4年間

翻訳家の岸本佐知子さんが、「芝生の復讐」のあとがきで、”大学の4年間の記憶は惨憺たるもので、4年間あわせても4日ぐらいにしかならない”と書いているが、私の大学の4年間もそこまでひどくはないが、人様に褒めてもらえるようなこととか、自慢できるようなことは一つもない。行き当たりばったりだったり、時間つぶしだったり、計画的と思えることや努力などということは無縁の生活だったように思う。
さて、4年間の記憶ベスト10だ。
1.塩屋で4年間眺め続けた海
2.たくさんの時間を過ごした喫茶店の数々:二五、とんぼ、さりげなく、木馬、レガース、紅茶文庫、ろくでなし、しあんくれーる・・・・
3.北海道への旅行
4.社会学研究室:信州への合宿、研究室でのバイト、社会学の仲間、夜景
5.神戸大丸でのバイト
6.ドイツ文学:ヘッセ、マン、ゲーテ、リルケ・・・
7.ジャズ
8.107ソングブック
9.本屋:コーベブックス、流水書房、旭屋書店、紀伊国屋書店、京都書院・・・
10.コピーライターという職業の発見

大学4年間で何かをやったという自慢できるものは何ひとつないのだが、今の自分を構成するパーツは概ねこの時期に仕入れられていると思う。
日々は概ね本屋と喫茶店と音楽と海を眺めることで構成されていた。要素はとても少なくシンプルな生活だった。忙しくは全くなく、かといって暇をもてあますことはなかった。海を眺めているだけで、何時間も平気で過ごせた。特に夜は船が沖を通過し、飽きることはなかった。
友達は少なかったけど、寂しいということはなかった。同級生と専攻の先輩、アルバイトバイト先の仲間と適度にいたし、それ以上の友人を欲しいと思うこともなかった。

2008年8月16日土曜日

3つのこと

自転車、アルトサックス、フランス語。
今熱中しているもの3つ。何か共通項があるのでしょうか。

外向きの日々

気持ちが内向きになるとき、外向きになるときが交互にあるように思う。
内向きになるときは、自分の過去の足跡を思い返してみたり、あるいはマイフェイバリットは何か挙げてみて、自分のことを考えてみる。
そういう意味では今は少し外向きなのかなと思う。
外に出かけて何かを吸収する、自転車で走るのも何かを見つけるため。

2008年8月8日金曜日

塩屋百人百景

元町の海文堂さんに送ってもらった。懐かしい本。
光る海、異人館。
路地、坂、迫る山、階段
防波堤、テトラポット、海岸、砂浜
山陽電鉄と国道2号線とJR
海に注ぐ川、高架下
商店街、昔ながらの露店、買い物客
淡路島、ボート、漁船、海苔の養殖
狭い街にせせこましく詰め込まれている街、塩屋。
住んだのは75年6月ごろから79年3月の4年弱。

2008年8月5日火曜日

熊野神社前YAMATOYA

オーソドックスなジャズを流す。昼間は珈琲、夜はアルコールを出すオーセンティックな昔ながらの店。バーというよりも喫茶店に印象は近い。
この店に通いはじめてどれくらいになるだろう。まだ10年ぐらいか?
いつまでこの店は持つのか?京大の近くながらこの店で京大生らしき人間を見かけたことはないように思う。
でも、おかげで、私はいつでもこの店でゆったりできる。
この店でジャズを聴いて、本を読んで、煙草を吸い、アルコールをちびちび飲み、一人で気ままな時間を過ごす。
いい時間だ。そんなことをする人はもう京都にさえ、生息しないのか?
横浜の491も店を閉めたという。僕らが生息する場所は確実に減っている。

六甲2008.8.4


暑い中、レガースを探して汗だくになる。震災の後、来た記憶があるので、10数年ぶりだろうか?アイスカフェオレ¥550を頼む。店は同じ、中もだいたい同じだが、スツールに飛び上がっていた猫は当然いるわけもなく、あの頃いた美人姉妹の一人が今のママさんなんだろうか?お客も夏休みではあるが、ずいぶん年齢層が上がったもんだなと思う。

そのあと、六甲の街をぶらぶらする。石積みの壁が多いのは六甲の特徴だ。
もちろん紅茶文庫はないが、喫茶シュガー発見。この近くに名前は忘れたが1ドル珈琲の店があった。だけど発見はそれくらいか?いやあ、このあたりは高級住宅街です。文学部の校舎はずいぶん新しくなったようです。

三宮・元町2008.8.4


コーベステーキでの¥3.150也のステーキランチとプレモルでセンチメンタルジャーニーのようなものを開始。さすがに肉はうまかった。(量は少し物足りないが・・・)
さんちか・・・・・、この地下街を4年間でどのくらい歩いただろう。
しかし、この地下街を歩いたのは30年近く前にもかかわらず、そんな気がしない。しかし、よく通ったコーベブックスも、流水書房もない。G線もないが、古書店のあかつき書房が残っているのにはびっくり。
元町DONQは元町通りにはなくなっていて、センター街の端に本店がある。DONQは僕にフランスパンを教えてくれた店で、この店ではじめてバゲットなるものを食べたのは中学生ごろのことだったろうか。
観音屋珈琲店、きんつばの高砂屋は健在。しかし、ブルーベルのギターを買った楽器屋さんはもうない。元町駅前の楽器屋ももうない。
もちろん、“とんぼ”も“さりげなく”もないのはわかっている。しかし、不思議と高架下は店をやっている。再建されたのか?サンセット通りはなんとなく風格のない建物が増え、風景と色合いが失われた。
やはり、あの頃の神戸とは何かが違う。スカスカな感じだ。

2008年7月30日水曜日

本棚の整理②

実は本棚の整理は自分自身の整理であった。
本棚は自分の世界、その時々で自分が選択してきたものなのだ。その世界をを眺める、確認するという作業だ。
捨てたものもある。それは今の自分には不要なものだからだ。
整理することで、もう一度読み直して、そのときの選択を見つめなおしたいものもある。新しく何かを付け加えるという作業をするのかもしれない。
さて、並べなおしたものを眺めて、新しい世界が見えてくるか?

2008年7月27日日曜日

本棚の整理

本棚がジャンルがぐちゃぐちゃで、ずっと気になっていたのを一念発起で整理した。
・村上春樹
・村上春樹翻訳もの
・その他翻訳もの
・海外名作系
・日本文学
・詩(散らばっているものを集めてみると、結構一段分ぐらいになった)
・音楽・料理
概ねこんな分類であるが、翻訳ものが多いのにはびっくり。
村上春樹以外の日本の新しいものは、池澤夏樹、江国香織、沢木耕太郎、須賀敦子ぐらいしかない。相当偏ってるのかしらん。